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2013.11.22
加藤陽一は見た!④ 日本vsブラジル
男子大会の解説者をしています、加藤陽一です。皆さん、よろしくお願いします。
今日は、日本戦を解説させていただきました。
ブラジルはグラチャンでの成績は、金メダル3回、銀メダル2回とすべてメダルを獲得している。
世界ランキングも1位と強敵。
日本は、このブラジルを長年にわたり目標にしてきた。
私が見るブラジルの強さは、ウィングスパイカーのレベルの高さである。
レシーブ、ブロック、サーブと世界でもトップクラス。
ブラジルの至宝と言われているジバ選手が今大会来ていないのが残念。
日本のウィングスパイカーもアピールしてほしい。。。
福澤選手がブラジルのサーブで狙われてリズムを崩してしまい、
2セット目から米山選手とメンバーチェンジし、日本のリズムを取り戻した。
ディフェンスがよくなり、米山選手が攻撃の軸となりブラジルと互角に戦った。
3セット目は、良いスタートでブラジル相手に前半リードするも、そこは、さすがの世界ランク1位。強いサーブだけではなく、強弱をつけたサーブで日本を崩し、ブロックで点数を重ねる展開。
最後も越川選手のスパイクがブロックされ、セットカウント0-3でブラジルが勝利した。
日本は、今日は非常に良いバレーをした。
今までになかった素晴らしいディグが出現した。システムを少し変えたからであろう。
ディフェンスは、ワンタッチボール・ブロックを避けてくるコースをレシーブするので、
どうしても下がってしまう。
変更したシステムはディフェンスラインを前に上げ、
体全体でディフェンスに参加する。ディフェンスが機能し始めると日本のリズムができるので、ブラジルを苦しめることができた。
世界と戦って行く事で経験を蓄積し、
イタリア、そして最終のイラン戦に向けレベルアップしていきたい。
【本日の注目選手!】
米山裕太 選手です。
米山選手のスパイクやディフェンスでチームの流れを変えた。