検 索 無料配信 番組表

ピースボート -Piece Vote-

2011年7月期 月曜深夜放送
ストーリー

第1話

2011年7月4日放送

大学生の脇谷秀(濱田岳)は、優秀な兄の優(藤原竜也)と常に比較され、劣等感を抱いて生きてきた。優は、有名ソーシャルネットワークの創始者として名を馳せていたが、ある日突然の死を迎えてしまう。兄の葬儀の日、クラブで友人と飲んでいた秀は謎の男と出会い、彼に「兄貴を殺したのは君だ」と言われ動揺。そして睡眠薬を飲まされ、意識を失う。

気が付くと、秀は鉄格子の中に入れられていた。同じ房には、ホームレスの男が。「我々は何かに選ばれた人間だ」と言うホームレスは、手に“00”と数字のタトゥーが彫られていた。そして秀の手にも、身に覚えのない“2”というタトゥーが……。すると放送が流れ、秀たちは、房から出るようにと指示を受ける。

集まるとそこには手に数字のタトゥーの持った人々の姿が。秀とホームレスの他に岩見サキ(平愛梨)、藤堂司(金子ノブアキ)、皆川沙弥(関めぐみ)、柏原緑(高山侑子)、小宮ユウ(細田よしひこ)、風間善次郎(柿澤勇人)の8人が揃う。聞くと、全員が同じく知らない男に眠らされて、気付いたらここに来ていたとのこと。お互いに疑心暗鬼で警戒する7人。そして彼らの前には“たからばこ”と稚拙に書かれた奇妙な箱が置かれているだけであった。

するとまた放送が流れる。次に発表されたのは、自分たちが今、海の上で居るという事実。秀たちは、大海原を進む貨物船の中にいたのだった。放送しているのは、彼らを集めたと思われる“天の声”。そして天の声は続き、彼らの共通点が言い渡される。この乗船者の共通点はただ一つ、全員が犯罪者だということ。

身に覚えの無い罪に困惑する乗船者。さらにこの乗船者の間で命を賭けてゲームをするようにと告げられる。7人の手の甲に彫られた数字は、自らが犯した罪と深く関わっており、その数字の意味に気付けばゲームが終わり、船を降りることができるのだという。天の声は、命を賭けて“たからばこ”を開けろという指令を出す。箱を開ければ命の危険にさらされるのではないかと恐れる7人は、誰が箱を開けるかで言い争いになり…。

 

第2話

2011年7月11日放送

囚人と看守に分かれて命を賭けたゲームをしろと天の声に命じられた、秀(濱田岳)たち乗船者7人。看守の服2着と囚人の服5着が用意され、風間(柿澤勇人)と皆川(関めぐみ)は負ける危険性が少ないと思われる看守の服を我先にと奪い、秀、サキ(平愛梨)、藤堂(金子ノブアキ)、緑(高山侑子)、小宮(細田よしひこ)が囚人となる。

天の声は、死のゲームを前にした乗船者たちの個人情報を明かしていく。その内容は、本人以外知らないはずの秘密もあり、乗船者たちは驚き、怯えるのだった。

天の声からの指令は、時間内に「囚人を監房に入れる」「囚人に食事の配膳をする」「その食事を残さず囚人に食べ終えさせる」という3つのことをやるということ。守れなかった者は、即死するという。ゲームが始まるが、死の恐怖を感じる秀は緊張で食が進まず、なかなか食べることができない。あせる風間は、苦しむ秀の口に無理やり食べ物を押し込もうとする。

次の指令は「囚人は看守の命令を聞く」「囚人は食べ終えた食器を、看守は鍋を完璧に洗う」「その皿を綺麗に拭いて食事を配膳した台車に戻す」という3つ。ただし、最後に作業を終えた者は即死だという。前の指令とは違い、誰かが確実に死ぬことになると気付いた乗船者たちは、自分が最後にならないための駆け引きを始める。秀は、風間によって監房の中に閉じ込めてしまい…。

 

第3話

2011年7月18日放送

秀(濱田岳)たち乗船者を船に集めたのは、なんと雄山(陣内孝則)だった。雄山は乗船者たちに、この船が自らの罪と向き合うために航海を続けるのだと告げる。そんな中、秀は、サキ(平愛梨)が優(藤原竜也)と一緒に写っている写真を見たことがあったと思い出す。

雄山からの次の指示は、皆川(関めぐみ)以外の乗船者を囚人とし、6時間以内に囚人の中から脱落者を決めることだった。その脱落者には死が待っており、皆川が誰も選べなければ皆川自身が死ぬという。

自分が死の宣告をすることに皆川は動揺するが、看守としてさまざまな指令を囚人たちに出し、その指令に一番応えられなかった者を脱落者にすると宣言。そして、囚人たちの反抗的な態度をカウントしてその回数が一番多い囚人を脱落者にすることに。囚人たちは、皆川の機嫌を損ねないようにと怯えるのだった。刻々と時間が過ぎる中、サキと一緒に船の掃除をしていた秀は彼女に、優との関係を尋ねる。サキは、自分は優のサイトのファンで、パーティで一度だけ会って写真を撮ってもらったのだと語る。

一方、小宮(細田よしひこ)は皆川に「風間(柿澤勇人)が情に訴えて助かろうと画策している」と吹き込む。さらに小宮は風間に「皆川に同情を誘う話をして命乞いをしたら、助けてくれると言った」というウソをつく。脱落者が決まる時間が近付き、雄山は秀に白い錠剤を渡す。それは毒薬だった。雄山から、脱落者として選ばれる前にそれを使うようにと命じられた秀は混乱し…。

 

第4話

2011年7月25日放送

秀(濱田岳)たち乗船者は、全員一緒に手錠でつながれる。雄山(陣内孝則)は彼らに、これから“心・技・体”を鍛えるように告げ、体を鍛えるために乗船者全員で力を合わせて10分以内に600回の腕立て伏せをしろと命じる。この指令を達成できなければ、連帯責任で全員が即死だという。手錠でつながれたまま腕立て伏せをすることは難しく、乗船者たちはいら立つ。藤堂(金子ノブアキ)と皆川(関めぐみ)が頑張って回数を重ねるが、サキ(平愛梨)の体力は限界に達し、倒れてしまう。

次なる雄山からの指令は、10分以内に全員で腹筋200回をしろというもの。さらに今度は、人によって回数に不公平が生じないように全員で一本の鉄パイプを持たされ、それを離してはいけないと命じられる。腹筋を重ねるうち、突然鉄パイプが重くなったことを感じた秀は、それを乗船者たちに話し「みんなに引っ張られるだけの人がいるはずだから、もし限界だと感じている人がいるなら黙って休憩するのではなくて言ってほしい」と主張する。

しかし、他の乗船者たちは誰もが「自分は真面目にやっている」と秀に反発。藤堂は秀を「自分が休みたいから誰かのせいにしている」と責め、さらに「甘えた人間だ」と言い放つ。秀はその言葉をきっかけに、自分に刻まれたタトゥー“2”の意味に気付き…。

 

第5話

2011年8月1日放送

雄山(陣内孝則)は、秀(濱田岳)たち乗船者に“ハムスターとの命がけの競争”を命じる。全員が足をつながれたままスクワットをして、回し車の中をくるくると走るハムスターの走った距離が合計で1000メートルに達する前に1000回やり終えなければ即死だという。ゲームが始まるとハムスターが走る距離はどんどん増えていき、必死にスクワットをする乗船者たち。中でも、足にケガをしているサキ(平愛梨)は、痛みを我慢しながらスクワットをしていた。

一方、秀は、サキが優(藤原竜也)と会っていた現場を見た記憶を思い出し、彼女への疑いを深めていた。緑以外の乗船者たちは、この指令にはみんなで力を合わせて生き残ることが求められているのだと考え、団結を深めて交代でかけ声をかけながら回数を重ねる。しかし、緑(高山侑子)は一人バテて、弱音を吐いてばかりだった。

足の状態が悪化しながらもスクワットを続けようとするサキを見て、藤堂(金子ノブアキ)は、ケガをしたことを理由にゲームの中断を雄山に頼もうと提案する。緑は、雄山がそんなことを承知するわけがないと決めつけ、サキに無理やりスクワットを続けさせようとする。緑は風間(柿澤勇人)や皆川(関めぐみ)に責められて…。

 

第6話

2011年8月8日放送

雄山(陣内孝則)が秀(濱田岳)たち乗船者に出した次なる指令は、バランス感覚を試すゲームだった。不安定に揺れる木の枝に猿の駒をぶら下げるバランスゲームで、10分以内に20匹の猿をぶら下げることができればマッチ棒を1本獲得できるが、猿を木から落としてしまうと失格。雄山は3本のマッチ棒を持っていて、3回のチャンスのうちにマッチ棒を獲得しなければならない。マッチ棒を獲得できなければ、乗船者に命の保証はない。

手錠と足の鎖でつながれた乗船者たちはそのまま一緒に動いて部屋のあらゆる場所に散らばっている猿を拾い、木にぶら下げる作業をする。途中、雄山はサキ(平愛梨)に似た猿の駒を使うように指示。その駒は非常に重く、ぶら下げた途端にその重さで木から他の猿が吹っ飛んでしまう。マッチは残り2本。雄山は、秀に似た猿を探し出してぶら下げろと指示。乗船者たちは部屋に散らばっているたくさんの猿の中からその猿を見つけることができず、制限時間オーバーに。

最後のマッチをかけたゲームでは、皆川(関めぐみ)、風間(柿澤勇人)、藤堂(金子ノブアキ)に似た猿をぶら下げろという雄山の指示が。それぞれの猿の重さは違っていて、ぶら下げたときに木がどういう動きをするのか予測ができない。どこにぶら下げるべきか慎重に考える乗船者たちをよそに、風間はみんなの意見も聞かず強引に猿を木にぶら下げようとする。

やっとの思いで1本のマッチを獲得した乗船者たち。雄山は、獲得したマッチでケーキに刺さった5本のろうそくに火を灯せという指令を出す。1本のマッチで火を灯せたろうそくの本数と同じ数だけの乗船者が生き残れるという。雄山は、ろうそくを灯す役として風間を指名。風間の手に乗船者たちの命が託されるが…。

 

第7話

2011年8月15日放送

秀(濱田岳)たち乗船者の前に突然現れた、三浦(ムロツヨシ)。どうやら彼も雄山(陣内孝則)に連れてこられたらしく、なぜ自分が船に乗っているのか理解できないでいた。雄山は三浦を「最も罪深き罪人」と言い放つ。

三浦が加わった乗船者たちに雄山が命じるゲームは、討論。人間が不眠不休の状態で正常な精神を保てる限界は72時間であり、その時間中ぶっ続けで討論しろという。討論の結果、多くの人の心を動かした人が勝ちで一番人の心を動かせなかった者が最下位となり、死ぬことになる。ゲームから途中で降りても、即死亡。最初の討論のテーマは「自分の給料に満足しているか?」というものだった。

秀は、自分が大学生で就職する気もなく、優(藤原竜也)の遺産で生きていこうと思っていることを話す。乗船者たちは秀の意見に唖然とし、藤堂(金子ノブアキ)は秀が最下位だと決めつけて雄山にゲーム終了を主張。秀は「働かないで生活できるだけの金があっても、仕事をする意味はあるのか」と一同に問いかける。仕事は金のためではなくやりがいのためだという皆川(関めぐみ)や藤堂、仕事は金のためだという三浦…乗船者たちはそれぞれの立場で「なぜ自分は仕事をしているのか」を議論するのだった。

討論の途中に雄山は、乗船者たちの“順位”を発表。乗船者たちは、そんな順位は雄山の勝手な判断だと反発するが、雄山は順位が公平な事実という証拠として、ついに今まで隠していた秘密を乗船者たちに明かす。

 

第8話

2011年8月22日放送

秀(濱田岳)たち乗船者は、これまでの一部始終が闇のソーシャルネットワークサイトを通じて日本中に配信されていることを知る。配信を見ている観覧者はサイトに525円を支払い、共感できる意見を述べる乗船者に1票100円で投票する仕組みで、乗船者の運命は観覧者に委ねられていた。一つ目のテーマによる討論が終わった時点では、サキ(平愛梨)がトップに立つ。

優(藤原竜也)の死に関する“罪の告白”をした秀だったが、雄山(陣内孝則)からは「もっと深い罪を背負っている」と告げられる。秀にはそれが何なのかが分からなかった。

72時間不眠不休での討論は再開され、「金ですべてが買えるのか」という二つめのテーマが与えられる。「金で人の心さえも買える」と主張する三浦(ムロツヨシ)。それに対して、藤堂(金子ノブアキ)と皆川(関めぐみ)は金では買えないものがあると主張する。二人には、過去のトラウマがあるようだった。

そんな中、秀は、優を殺した凶器のナイフに数字が刻まれていたことを思い出す。その数字の末尾は“17”だった。サキのタトゥーは“1417”で、秀はサキへの疑惑を深める。

討論がこう着状態になることを避けるために「10秒以上沈黙が続けば、全員死亡」というルールが追加され、乗船者たちは絶えずしゃべり続けなければならなくなる。観覧者からの投票は次第に乗船者の意見に対する共感ではなく、その乗船者が好きか嫌いかで判断する人気投票になっていた。乗船者たちは意見を戦わせるが、時間が経つにつれて睡魔に負けた秀は眠りに落ちてしまう。秀が「不眠不休で討論する」というルールを破ってしまったことになり、全員に死の危機が迫る…。

 

第9話

2011年8月29日放送

秀(濱田岳)たち乗船者による72時間不眠不休の討論は制限時間を過ぎたが、ロスタイムとしてあと1時間続けられる。

雄山(陣内孝則)は、乗船者のうちで誰の命が一番尊く、誰の命に一番価値がないかを話し合うように命じる。最も価値がないとされた乗船者は、死ななければならない。

討論が始まると、藤堂(金子ノブアキ)は、秀を一番価値のない人間と決めつける。一方、三浦(ムロツヨシ)は「この中で一番金を稼いでいる自分は、税金を多く払っているのだから一番価値がある人間だ」と言い出す。続いて皆川(関めぐみ)が、三浦の次に多く税金を払っていることを主張する。それに対して藤堂は、皆川の娘が学校でのイジメを苦に自殺したという過去を暴露し、娘を殺した“人殺し”だと皆川を責める。

さらに藤堂は、教師である自分がいかに素晴らしいかを述べ、他の乗船者たちを罵倒。サキ(平愛梨)はそんな藤堂の態度に反発するが、逆に藤堂から「お前は僕よりどんな価値があるのか言ってみろ」と責められてしまう。すると、サキは「大事な人を死なせてしまった」と過去の過ちを告白し、自分に生きる価値はないのかもしれないとまで言い出す。

終了時刻直前、秀とサキが不利な展開になっていたが、観覧者からは藤堂に対して批判的なコメントが寄せられる。それを見た藤堂は逆上し、口汚い言葉を吐いて絶叫するのだった。

そして、ついにタイムアップとなり討論が終了。投票結果が発表され、死ぬ運命が決まった乗船者が決定する…。

 

第10話

2011年9月5日放送

サキ(平愛梨)と三浦(ムロツヨシ)が抱き合う姿を見た秀(濱田岳)は、二人がどういう関係なのか問い詰める。サキは「信じてほしい」と言うだけで、三浦は何も話そうとしない。秀はもう誰も信じられなくなっていた。

すべてのゲームは終わり、あとは船が陸に着くのを待つだけのはずだった。しかし、モニターには“THE LAST GAME”という文字が浮かび上がり、秀たちは驚愕。続いて最後のゲームのルール説明が表示される。“思い出オークション”と名付けられたゲームは、自分の私物を観覧者たちにオークションで売って1億円稼ぐことができれば“素敵な結末”が待っていて、ゲームで最下位になった者は即死だという。船には、いつの間にか秀たちの自宅にあった私物が持ち込まれていた。

3人は、命がけでオークションに臨むことに。高級品ばかり持っている三浦は自信満々で高価な絵画を、サキは人気の高いブランド品のバッグを売ろうとする。しかし、観覧者たちは二束三文の値段しかつけない。あせった三浦は、まだ世の中に知られていない新しいSNSサイトのシステム情報を売ると言い出す。誰かからそのシステム情報を奪い取ったという三浦。秀は、そのシステムは優(藤原竜也)が作ったものだと気付き、三浦が優を殺したのではないかと疑いを抱く。

一方、サキは、自分の思い出の写真の束を売ろうとする。その中には、サキが仮面を手にしている写真があった。写真を見た秀は、優を殺した黒ずくめの仮面の人物がサキではないかという疑いを抱く…。

 

第11話

2011年9月12日放送

ピースボートは、問題を抱えた人の心を命がけのゲームで更生させるという企画で、優(藤原竜也)が発案したものだった。三浦(ムロツヨシ)は、これまで優が考え出してきた企画に乗って金もうけをしてきた男で、ピースボートの企画にも出資していた。優の恋人だったサキ(平愛梨)も、ピースボートが優の企画であることを知っていた。

サキと三浦は、お互いを優殺しの犯人だと罵り合う。秀(濱田岳)は、混乱するばかりだった。雄山(陣内孝則)は、サキと三浦が“同調の罪”という大罪を犯していると告げ、二人に自分の罪を告白しろと迫る。三浦は、本当はピースボートの企画内容に賛同したくなかったのに、自分にとって金もうけの種である優との関係が失われることを恐れて“同調”し、計画に乗ったことが明らかになる。

雄山は、三浦に刻まれたタトゥーの番号を秘密の動画サイトに打ちこむ。すると、優の部屋に優、三浦、雄山が一緒にいる動画が再生される。優にピースボートの計画に乗りたいと申し出る三浦。三浦が優を飲みに誘い、3人は部屋から出ていく。その後に現れたのは、黒ずくめの格好をしたサキだった。

秀は、その動画の内容に驚愕し、優を殺したのではないかとサキを問い詰める。しかし、サキは、優を殺したのは自分ではないと必死に無実を訴え…。

 

第12話

2011年9月19日放送

秀(濱田岳)は自分の罪が、何も努力せずにすべてを諦めて生きているという“諦観の罪”だということに気付いていた。雄山(陣内孝則)は、自分にも秀と同じように“諦観の罪”があると告白し、自ら命を絶ってしまった。秀はたった一人、船に残される。雄山は、優(藤原竜也)を殺した人間が誰なのかを暴くことができれば、船から脱出するための重要なカギを得られるだろうと言い残していた。

秀と優の物で埋め尽くされた監房は、まるで秀と優が住んでいた部屋のようになっていた。秀の物は、優からもらったり優の金で買った物ばかり。自分がこれまでずっと優に頼り続け、兄が苦しんでいても見て見ぬふりをしてきたことを思い起こす秀。しかし、優のような優れた人間を引き立てるのが自分の存在意義だと自らを正当化し自分の罪と向き合おうとせず、優へのコンプレックスを語る。そして、部屋の物を荒らしながら暴れ出すのだった。

そんな秀に対して、観覧者たちから非難のコメントが投げかけられる。追い詰められ、自分には生きる意味がないと絶望する秀だったが、優が大切にしていた一枚の賞状を目にして、優とのある出来事を思い出す。そして、ついに自分のタトゥー“2”に込められた本当の意味に気付き…。

秀は、優の死の真相を突き止めて船を降りることができるのか!?

このページを
シェアする
©Nippon Television Network Corporation