2011/6/10 「6.7アートで日本を元気にするプロジェクト」 レポート
2011年6月10日
「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」開幕を翌日に控えた、
6月7日(火)午後6時、抽選で選ばれた約500名の来場者が見守る中、
「6.7アートで日本を元気にするプロジェクト」
アンジェラ・アキ ミニ・コンサート&特別鑑賞会が開催されました。
国立新美術館の1階フロアーに突如現れた、ステージ。
ガラス越しには、外に広がる緑が、柔らかなシルエットを結びます。
まずは、このプロジェクトの主旨を、司会進行を務めた、
日本テレビアナウンサー森圭介より説明。
東日本大震災以降、日々の生活の大切さを実感。
「今、私たちにできることは、何なのか」
「展覧会開催を機にできることは?」
それは、音楽と絵画のコラボレーション、
「アートの力で日本を元気にすること」。
そして、いよいよ、アンジェラ・アキさんの登場です。
ステージと客席が近いこともあり、アットホームな
雰囲気の中、ミニコンサートはスタート。
「手紙」「始まりのバラード」「サクラ色」そして、
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展のテーマソング
「I Have a Dream」、4曲を披露。
会場にいる誰もが癒され、明日への活力を得たひと時でした。
ミニコンサート終了後は、
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展特別鑑賞会へと続きました。
この日、1階フロアーで販売されたCD売上の一部や、
皆様から寄せられた義援金は、文化財レスキュー事業※へ寄付いたします。
集計金額は後日、ご報告させていただきます。
皆様、ご協力ありがとうございました。
※「文化財レスキュー事業」:東北各地の美術館や
博物館などで施設の倒壊や破壊のおそれのある文化財を救出し、
応急処置をして一時保管や修理・保存を行う文化庁のプロジェクト。