提供 読売新聞

ワーズハウスへようこそ

2009.5.9.

【さわり】

小説を読んで泣いていることは
ことは 『この小説がすごく泣けるんだ。
     物語のさわりはコミカルだけど、
     クライマックスになると泣けて泣けて・・』


すると教授がくしゃみ!


さわり」の使い方、なぜ間違いなのでしょうか?

「さわり」とは「小説や曲の始まりの部分」という意味ではありません。
「曲のサビ」や「物語のクライマックス」など、
「その作品の中で最も心に触れるものがある部分」のこと。
この場合「物語の冒頭はコミカルだが、さわりの部分が泣ける
というなら間違いではありません。