教　授『どうしたんだい？そんな薄着で！風邪を引いてしまうぞ！』
ことは『部屋のタンスにしまってあったカーディガンがないの…』
教　授『ああ、あのカーディガンならお母さんがそこに…』
ことは『え～お母さんが！？また私の部屋に黙って入ったの！！
　　　　勝手に入らないでって言ったのに！しかも勝手にタンスを開けて！
　　　　完全に私の琴線(きんせん)に触れたわ！！』

教授が突然くしゃみ！
『琴線(きんせん)に触れる』の使い方、なぜ間違いなのでしょうか？

「琴線(きんせん）」とは琴やバイオリンなど弦楽器の糸のこと。
何かに触れて美しい音が出ることから「物事に触れて感動する心」を
「琴線(きんせん)」に例えて「人間の心の奥深くにある感じやすい心情を揺り動かし、深く感動を与えること」を「琴線に触れる」と言います。