2012.12.1.

【のれんに腕押し】

書斎で、いろはが掃除をしていると、
ことはが学校から帰って来る。
ことは「ただいま…」
いろは「あら、しょんぼりしている所をみると、
    今日の球技大会負けちゃったのね」
ことは「終了間際に、初の3ポイントシュートを決めたんだけど、
    30点差をつけられていたから、
    のれんに腕押しだったよ…」


いろはが突然くしゃみ!
のれんに腕押し』の使い方、なぜ間違いなのでしょうか?


のれんに腕押し」とは、垂れ下がったのれんを押しても
手ごたえがないように、こちらからの働きかけに対して、
相手側に変化や動きの見られない状態のたとえ。
大差のついた試合で、終了間際に一点返すなど、
努力したにも関わらず、微力過ぎて役に立たないことを言うときは、
焼け石に水」などを使いましょう。