2013.2.2.

【なにげに】

いろはが書斎でお茶を飲んでいると、
鬼のお面と豆を持ったことはが入ってくる。
ことは「お母さん、豆まきしようよ!」
いろは「あら、準備いいわね」
ことは、鬼のお面をかぶり
ことは「勢いある方が鬼が逃げそうだから、おもいっきり投げてね!」
いろは「いくわよ、鬼はー外!福はー内!」
ことは「ちょ、タイム!タイム!豆って、なにげに痛いんだね…」


いろはが突然くしゃみ!
なにげに』なぜ間違いなのでしょうか?


何気なく」という言葉はありますが、
なにげに」という言葉は本来ありません。
最近では『その服なにげに似合うね』のように、
「思った以上に」「なかなか」という意味で使われていますが、
文法的には正しくない俗語的な使い方です。