2015.1.17.

【光陰矢のごとし】

書斎で、いろは、ことは、文之介が、アルバムを見ている。
いろは「懐かしいわね…」
ことは「これは、私が中学生くらいの時だよ」
文之介「へー、5年くらい前ってことだね」
ことは「うん、でも月日の立つのって早いよね」
いろは「本当、光陰矢のごとしね」


文之介「(…ん?光陰矢のごとし?)ヘックション!」
文之介が突然くしゃみ!


光陰矢のごとし』とは、どういう意味なのでしょうか?


光陰矢のごとし」の「光」は日、「陰」は月、
つまり光陰とは「月日」のこと。
中国の唐の時代の漢詩に由来するともされるこの言葉には、
「月日はすぐに過ぎ去ってしまい戻ってはこない」という意味があり、
日々を無駄に送ってはならないという戒めの言葉なのです。