2015.1.31.

【さじを投げる】

書斎で、ことはが鬼のお面を作っている。横で見守る、文之介。
ことは「こっちが山折りで…、ここに差し込んで…」
ことは、作りかけのお面を投げだし
ことは「文之介君!豆まき、鬼のお面無しでやろっか」
文之介「えー、作ってくれるって言ったのに…」
ことは「だってこれ、複雑過ぎて私には無理だよ」
いろは「ことは!さじを投げないで最後までやりなさい」


文之介「(…ん?さじを投げる?)ヘックション!」
文之介が突然くしゃみ!


さじを投げる』とは、どういう意味なのでしょうか?


さじを投げる」の「さじ」とは、薬を調合するときに使う「さじ」のこと。
これ以上治療法がないとして病人を見放すことから、「さじを投げる」という言葉ができました。
そこから、救済や解決の見込みがないとして、
手を引くという意味にも使われるようになりました。