2015.2.14.

【関の山】

書斎で文之介が、不安そうに手鏡をのぞいている。
そこへ、いろはと、ことはが話しながら入ってくる。
ことは「あれっ、文之介君、なんかいつもと違うね」
いろは「本当!今日はおしゃれね」
文之介「あの、今日の僕ってイケてますか?」
いろは「うん、イケてるよ!」
ことは「うん!でも、まぁ小学生としては
    そのくらいが関の山かな」
いろは「なによ、ことは、ちょっと上から目線じゃない?」


文之介「(…ん?関の山?)ヘックション!」
文之介が突然くしゃみ!


関の山』とは、どういう意味なのでしょうか?


関の山」とは、三重県関町、(現在の亀山市)にある
神社の祭で使われる『山車(だし)』に由来します。
この『山車』の事を『山』と言い、
この『山』が「これ以上贅沢はできない」といわれるほど
立派なものであったことから、「一生懸命やってできる可能な限度」を
意味する言葉として使われるようになりました。