2015.4.4.

【棒に振る】

書斎でことはと、文之介がポイントカードを並べていると、
いろはが、仕事から帰ってくる
いろは「ただいまー、あら何やってるの?」
ことは「ポイントカードの整理だよ」
いろは、一枚のカードを手に取り
いろは「…あ、このカードの有効期限、3月いっぱいじゃない?!」
ことは「え?!この店には、雨の日も風の日も通ったのに、
    今までの苦労を棒に振っちゃった…」


文之介「(…ん?棒に振る?)ヘックション!」
文之介が突然くしゃみ!


棒に振る』とは、どういう意味なのでしょうか?


棒に振る」とはそれまでの努力や成果を無駄にしてしまうこと。
天秤棒をかついで魚や野菜を売り歩いていた
「棒手振り(ぼてふり)」と呼ばれる商人が、
安く買い叩かれ、必死に売ってもあまり利益が上がらなかったことから、
この言葉が生まれました。