書斎で、いろはが手紙を読んでいると、
ことは、文之介が入ってくる。
ことは「あれ？お母さん手紙？」
いろは「今日、結婚記念日なんだけど、
　　　　お父さんから手紙がきたのよ」
ことは「何て書いてあるの？」
いろは、ことはに手紙を渡す
ことは「えーっと『いま、僕はマレーシアにいます。
　　　　うちの箱入り娘は元気にしてるかい…』」

文之介「（…ん？箱入り娘？）ヘックション！」
文之介が突然くしゃみ！

『箱入り娘』とは、どういう意味なのでしょうか？

「箱入り娘」とは、
しまい込むようにして大切に育てられた娘のこと。
江戸時代、大事な品を箱に入れて保存したことから、
「箱入り」とはそのように大切にすること、
また、そのモノやその人の意味でも使われました。