2015.12.19.

【揚げ足を取る】

書斎で、ことはが文之介に勉強を教えていると、
いろはが買い物から帰ってくる。手には柚子。
ことは「あ、柚子!そういえば今日は冬至だね」
文之介「ん?冬至は知ってるけど、なんで柚子?」
いろは「冬至に柚子を浮かべたお風呂に入ると、
    風邪をひかないっていわれているのよ」
ことは「でもお母さん、おととしは、柚子湯に入った次の日に
    風邪ひいてたよね」
いろは「もう、揚げ足を取らないの!」


文之介「(…ん?揚げ足を取る?)ヘックション!」
文之介が突然くしゃみ!


揚げ足を取る』とは、どういう意味なのでしょうか?


揚げ足を取る」とは、
人の言葉じりや、ちょっとした失敗を取り上げて、相手を責めること。
柔道や相撲などで、相手が技を掛けようとして揚げた足を取って、
逆に相手を倒すことをいい、
転じて、「相手の失言やことば尻をとらえて、言い込める」
という意味の言葉になりました。