2016.3.5.

【あまのじゃく】

書斎に、出張帰りのいろはが入って来て、
飾りっぱなしの雛飾りに気付いて
いろは「まぁ!ちょっと、ことはー!」
パジャマ姿のことはと、文之介が入ってくる。
いろは「雛飾り片づけておいてって言ったわよね!」
ことは「ああ、なんか、やれって言われると、
    逆にやる気が失せちゃってさー」
いろは「もう、あまのじゃくなんだから!」


文之介「(…ん?あまのじゃく?)ヘックション!」
文之介が突然くしゃみ!


あまのじゃく』とは、どういう意味なのでしょうか?


あまのじゃく」とは「わざと人に逆らう言動をする人」。
『古事記』や『日本書紀』の神話に登場する神
「天探女(あまのさぐめ)」に由来するといわれています。
「天探女(あまのさぐめ)」は、呪術師的な存在とされ、
「天(あま)の邪魔をする鬼(おに)」、つまり「天(あま)の邪鬼(じゃき)」。
そこから転じて、「あまのじゃく」という言葉が生まれました。