2016.10.8.

【さばを読む】

書斎で、いろはが本を読んでいると、
ことはと文之介が、買い物から帰ってくる。
いろは「ずいぶん時間かかったわねー」
ことは「ちょっと駅前でアンケートに答えてて…」
いろは「なんのアンケート?」
ことは「『若者のダイエット意識調査』っていうアンケート」
文之介「ことはお姉ちゃんったら、
    僕と同じ『体重40キロです』って答えてたんだよ~」
いろは「まあ、それはさばを読み過ぎじゃない…」


文之介「(…ん?さばを読む?)ヘックション!」
文之介が突然くしゃみ!


さばを読む』とは、どういう意味なのでしょうか?


さばを読む」とは、「数字をごまかす」という意味。
江戸時代、漁で取れた「さば」は傷みやすく数も多かったため、
早口で数えられていました。
その際、ごまかすこともよくあったことから、
「数字をごまかす」という意味になったといわれています。