2016.11.19.

【紆余曲折(うよきょくせつ)】

書斎で、ことはが花瓶に花を生けていると、
いろはと文之介が買い物から帰ってくる
いろは「ただいまー、お父さんもう帰ってきた?」
ことは「ううん、まだ。飛行機遅れてるのかな」
文之介「でも、結婚記念日にあわせて海外から帰ってくるなんて
    おじさん、優しいね」
ことは「お母さんとお父さんって、ずーっとラブラブだよね」
いろは「それが、結構紆余曲折あったのよ」


文之介「(…ん?紆余曲折?)ヘックション!」
文之介が突然くしゃみ!


紆余曲折』とは、どういう意味なのでしょうか?


紆余曲折」とは、
物事が順調に運ばないで、込み入った経過をたどること。
「紆余」も「曲折」も、道などが曲がりくねったさまで、
類似の意味を持つ二つの語を重ねて、曲がりくねった状況を強調し、
そこから「込み入った事情」の意味が生まれたと考えられています。