2017.1.7.

【油を売る】

書斎で、いろはと、文之介が本を読んでいる。
いろは「ことは、遅いわね」
文之介「七草粥の材料買ってくるだけなのにね」
ことは、買い物から帰ってくる。
ことは「ただいまー、寒い、寒い!」
いろは「もう、どこで油を売ってたの!」


文之介「(…ん?油を売る?)ヘックション!」
文之介が突然くしゃみ!


油を売る』とは、どういう意味なのでしょうか?


油を売る」とは、むだ話などをして時間を浪費すること。
江戸時代、髪油の行商人が油を容器に移しきるまでに
時間がかかりました。
その間、客と世間話をしながら待っていた姿が、
仕事を怠けているように見えたことから、このような意味が
生まれました。