2018.4.14.

【一目(いちもく)置く】

書斎で、文之介が星座の勉強をしている。
それを見ている、いろはと、かるた。
いろは「文ちゃん!今日はいつになく真剣ね」
文之介「うん、天文部に新入生が入ってきたんだけど、
    すごく星に詳しい子が一人いて…」
かるた「あ~!だから負けないように勉強してたんだ!」
文之介「うん!先生も先輩も、一目置くような子なんだよ」


かるた「(…ん?一目置く?)ヘックション!」
かるたが突然くしゃみ!


一目置く』とは、どういう意味なのでしょうか?


一目」とは囲碁(いご)の石の数え方。
囲碁では、弱い者がハンデをもらい、強い相手に対して
最初に一目置いてから対局を始めます。
そこから、自分よりすぐれている人に対して敬意を払うことを、
一目置く」と言うようになりました。