2018.5.19.

【出来(しゅったい)】

書斎で、いろはが本を読んでいる横で、ことはが新聞を読んでいる。
ことは「これ見て!うちの会社が出した本が重版デキだって!」
いろは「ことは、それは出来(しゅったい)って読むの!」
そこへ、かるたが、お風呂から戻ってくる
いろは「もう、出版社に勤めてるのなら、出来ぐらい読めないと」


かるた「(…ん?出来?)ヘックション!」
かるたが突然くしゃみ!


出来』とは、どういう意味なのでしょうか?


出来」とは、物事ができあがることで、
主に、出版業界で使われています。
元々「出来(いできたる)」の音読み「しゅつらい」が変化した言葉で、江戸時代にはすでに「絵図や滑稽本が『しゅったい』した」という、表現が使われていました。