2018.8.4.

【斟酌(しんしゃく)】

いろは、かるたが書斎でグルメ雑誌を見ている。
そこに、携帯電話で話しながらことはが入って来る。
ことは「はい!明日の打ち合わせを兼ねたランチは、
    ホテルのバイキングに決めました!」
かるた「え、バイキング!?」
ことは「はい!野菜嫌いの山田先輩、ダイエット中の木下さん、
    そして少食の課長、皆さんの意見を斟酌した結果です」


かるた「(…ん?斟酌?)ヘックション!」
かるたが突然くしゃみ!


斟酌』とは、どういう意味なのでしょうか?


斟酌」とは、相手の事情や心情などをくみとり、行動に出ること。
(しん)」も「(しゃく)」も、水などを量ってすくいとること。
つまり「汲む」ということから、
気持ちを汲み取るという意味が生まれました。

似た意味の「忖度(そんたく)」は、相手の気持ちを推し量ることで、そのあと具体的な行動に出る場合は「斟酌」を使います。