2019.5.11.

【こましゃくれる】

書斎で、いろはが手紙を読んでいると、
ことは、かるたが入ってくる。
ことは「あ、私が小学生の時、母の日に書いた手紙だ!」
かるた、手紙を受け取り読み始める
かるた「…わたしは、おおきくなったら
    しゃちょうになって、おかあさんを楽させます」
ことは「いやー、我ながらこまっしゃくれたこと書いてるね」


かるた「(…ん?こましゃくれる?)ヘックション!」
かるたが突然くしゃみ!


こましゃくれる』とは、どういう意味なのでしょうか?


こましゃくれる」とは、
子どものしぐさや口の利き方が、変に大人びていること。
昭和初期の国語辞典には「コマ(細)サクジルの転か」とあります。
「コマ」は小さいことを表し、「サクジル」は平安時代の古語で
「利口ぶった生意気な言動をする」という意味。
後に「こましゃくれる」に変化したといわれています。
※諸説あり