2019.6.15.

【青梅雨】

書斎で、いろは、文之介、かるたが
外を見ながら俳句を考えている
いろは「よし、できた」
文之介「え!もう?さすが、いろは叔母さん!」
いろは「二人のことを思って詠みました。
    青梅雨に 二つの若葉 眩しけり」


かるた「(…ん?青梅雨?)ヘックション!」
かるたが突然くしゃみ!


青梅雨』とは、どういう意味なのでしょうか?


青梅雨」とは、新緑に降りそそぎ、
木々の青葉を鮮やかにして降る雨のこと。
他にも「雨にまつわる言葉」は、
「帰ろうとする人を引き留めるように降り出す雨」を表す
遣(や)らずの雨」や、
「菜の花が咲く3月下旬頃に降る長雨」を表す
菜種(なたね)梅雨」など、数多く存在します。