2020.2.29.

【たおやか】

書斎で、ことはと、かるたが、雛人形を並べていると、
いろはが、お茶と雛菓子を持って入ってくる。
いろは「どう?飾りつけ終わった?」
ことは「うん!やっぱりお雛様っていいもんだね」
かるた「男雛もイケメンだし、女雛もキレイ〜!」
ことは「私も女雛みたいに、たおやかな女性になりたいな」


かるた「(…ん?たおやか?)ヘックション!」
かるたが突然くしゃみ!


たおやか』とは、どういう意味なのでしょうか?


たおやか」とは、態度や性質がしとやかで上品なさま。
また、姿・形がほっそりとして、動きがしなやかなさま。
たおやか」の「たお」は
「撓(たわ)む」の「たわ」と語源が同じです。
『万葉集』では「たわんで折れないしなやかさ」が
女性の様子を表現するようになり、
多和也女(たわやめ)」と書いて「か弱い女性」
という意味で使われていました。