2020.8.1.

【親しき中にも礼儀あり】

暗い顔の文之介、椅子に座ってスマホで電話している。

文之介「(ため息)だから悪かったよ。そんなに怒るなって!」
バンド仲間「怒るに決まってるだろ!」
文之介「だって、お前が作詞のノートを置いてったから
    皆んなで勝手に見ちゃったんだよ」
バンド仲間「オレもう、バンドやめるから」
文之介「え? そんなこというなよ~」


いろは「文ちゃん『仲の良い友達だからちょっとくらい良いかな』
    って思っちゃったのね」
かるた「ん?こういうの、なんて言うんだっけ?」
    (親しき中にもナンだっけ?)ヘックション!
    親しき中にもヘックシュン!」

かるたが突然くしゃみ!


『親しき中にも ? 』答えと、言葉の意味とは?


「親しすぎて遠慮がなくなると仲違いの原因になることから、礼儀だけは守るように」ということを「親しき中にも礼儀あり」といいます。
親しき中に礼あり」の形で16世紀後半から使用されていました。