2020.10.3.

【初物七十五日】

ことはがビニール袋いっぱいの栗を持ってやってくる。

ことは「みてみて、お隣さんに栗もらっちゃった」
かるた「わーすごい!」
いろは「初物ね、縁起がいいわ」

ことは「初物を食べると寿命が伸びるって言うもんね、
    よーし100まで生きるぞ!」
いろは「ことはったら…」


かるた「ん?こういうのってなんて言うんだっけ?」
    初物なん日だっけ?あー思い出せない!
    初物ヘックシュン!

かるたが突然くしゃみ!


初物 ? 』答えと、言葉の意味とは?


「その年初めて収穫された初物を食べると縁起が良い」という意味のことわざは「初物七十五日(はつものしちじゅうごにち)」といいます。
初鰹(はつがつお)、初茄子(はつなす)など「初物」には古来「生気(せいき)がみなぎっている」とされ、それを食べることによって新たな活力を得ることができ、長生きできると考えられていました。
七十五日は厳密な日数ではなく、ある程度の長さの期間をあらわします。
江戸時代に盛んに使われたことわざです。