2020.10.10.

【渡りに船】

パソコンと格闘しているいろは。
お茶を持ってくるかるた。

かるた「はい、お茶どうぞ」
いろは「ありがとう」
かるた「リモート授業?」
いろは「そうなんだけど…なんだか顔が暗く映っちゃうのよね」
のぞきこむかるた。パソコン画面に暗めの顔のいろは。
かるた「ほんとだ」
ことは「お母さん、これつかう?」

携帯用ライトを差し出すことは。

いろは「(まぶしがりながら)いいの!?助かる!」


かるた「ん?こういうのってなんて言うんだっけ?
    (渡りにナニ?あー思い出せない!)ヘックション!
    渡りにヘクシュン!」

かるたが突然くしゃみ!


渡りに ? 』答えと、言葉の意味とは?



「必要なものや望ましい条件がたまたま具合よくそろうこと」を例えて「渡りに船」といいます。
元々は仏教の経典『法華経(ほけきょう)』の中にある「渡得船」(渡りに船を得たる) という表記に由来します。