2021.4.3.

【三日見ぬ間の桜】

書斎の窓辺からタピオカミルクティーを飲みながら桜を見ている文之介

いろは「ただいま。どうしたの?そんな所で…」
文之介「駅前のタピオカ屋さん、潰れちゃうんだよね…」
かるた「あ、知ってる!今度は今流行のフルーツサンド屋さんに
    なるんだって。楽しみ!」
文之介「(ため息)世の中の移り変わりは本当に早いなぁ」


かるた「ん?こういうの、なんて言うんだっけ?」
    なんの桜?あー思い出せない!ヘクシュン!
    ヘックシュンの桜!

かるたが突然くしゃみ!


 ? の桜』答えと、言葉の意味とは?


世間の移り変わりの激しさを「桜の花があっという間に散ってしまうこと」にたとえて「三日見ぬ間の桜」と言います。
これは江戸時代の俳句「世の中は三日見ぬ間に桜かな」に由来します。
もとは「いつの間にか桜が咲いていた」という句でしたが「三日見ぬ間『の』」と誤って伝わったことから、「世の中を三日見ない間に散る桜にたとえる言葉」として広まりました。