2021.4.24.

【へのかっぱ】

テントから出てくる文之介。
かるた「お兄ちゃん、庭で何やってるの!?」
文之介「え?今流行りの、おうちキャンプだよ!」
火起こしの道具で火をおこそうとする文之介。
いろは「文ちゃん、イチからそれで火を起こすつもり!?」
文之介「もちろん!火起こしくらい、なんてことないよ!」


かるた「ん?こういうのってなんて言うんだっけ?
    なんのかっぱ?ヘックシュン!
    ヘックシュンのかっぱ!」

かるたが突然くしゃみ!


 ? のかっぱ』答えと、言葉の意味とは?


「なんとも思わないこと」や「するのがたやすいこと」をたとえて
へのかっぱ」と言います。
江戸時代の国語辞典「俚言集覧(りげんしゅうらん)」には「木くずの火がぱっと燃えついてすぐに燃え尽き、はかないこと」を指す「木っ端(こっぱ)の火」がなまって「河童の屁(かっぱのへ)」になった、とあります。
ただし、その「河童の屁」を逆さにした「へのかっぱ」が
いつ頃から使われだしたかはわかっていません。