2021.9.25.

【李下(りか)に冠を正さず】

書斎で仕事をしていることはと、
勉強をしているかるた。
そこへ、いろはが仕事から帰ってくる。

かるた「いろは叔母さん、なんか元気ないね?」
いろは「ちょっと反省することがあって…」
ことは「え?」
いろは「電車でスマホを見てたら文字が読みづらくて…、
    前に座ってた人に向かって、こんな風にしちゃったの」
ことは「わ、近!」
いろは「そしたら写真撮ろうとしてるって勘違いされちゃって」
ことは「確かに、紛らわしい行動はしない方がいいよね」

かるた「ん?こういうのなんて言うんだっけ?
    (李下(りか)に…なんだっけ?)あー思い出せない!
    ヘックシュン!」


かるたが突然くしゃみ!


李下に ? 』の答えと、言葉の意味とは?


「人の疑いを招きやすい行為は避ける方がよい」というたとえを「李下(りか)に冠を正さず」といいます。
元々は「スモモの木の下で冠をかぶりなおそうとして手を上げると、実を盗むのかと疑われるから、そこではなおすべきではない」という中国古典詩の一節です。
(「君子防未然 不處嫌疑間 瓜田不納履 李下不正冠」)