2022.01.22.

【冬枯れ(ふゆがれ)】

いろはと、かるたが本を読んでいる。
雪の降る窓の外を眺めている文之介。
文之介「どうして神様は、
    この星に冬なんて季節を作ったのだろう」
かるた「お兄ちゃん、何かあったの!?」
いろは「随分ロマンチックなこと言ってるけど」
文之介「…いや、ただ、外の景色があまりにも寒そうで…」


かるた「ん?こういうのなんて言うんだっけ?
    (…なんだっけ?)あー思い出せない!
    ヘックシュン!」


かるたが突然くしゃみ!


 ? 』の答えと、言葉の意味とは?


冬になって、草木が枯れはてることまた、その寒々とした冬の景色を「冬枯れ」と言います。
この用法は平安時代から見られ、『古今和歌集』に「冬枯れの野辺(のべ)とわが身を思ひせばもえても春を 待たましものを」と詠まれています。