2022.02.05.

【掌中の珠(しょうちゅうのたま)】

書斎で、いろはとかるたが探し物をしている。
いろは「かるたちゃん、あった?」
かるた「どこにもないよ…」
そこへ、文之介がペンダントを持って入ってくる。
文之介「かるた〜!あったよ〜!」
かるた「え、…よかったぁ」
いろは「それ、かるたちゃんの一番大事な宝物だもんね」


かるた「ん?こういうのなんて言うんだっけ?
    (なんのだっけ??)あー思い出せない!
    ヘックシュン!」


かるたが突然くしゃみ!


 ? の珠』の答えと、言葉の意味とは?


最も大切にしているものを「掌中の珠」と言います。
中国・西晋(せいしん)の詩人・傅玄(ふげん)の『短歌行(たんかこう)』が由来。
大切なものを指すことから、最愛の子どもや妻にもたとえられ、江戸時代中期の読本(よみほん)『英草紙(はなぶさそうし)』にも使用例が見られます。