2022.03.05.

【断腸(だんちょう)の思い】

書斎で、いろはと、かるたが話をしていると、
花束を持った文之介が帰ってくる。
いろは「おかえり、解散ライブどうだった?」
眼鏡を取って目元をぬぐう文之介。
かるた「お兄ちゃん、泣いてる?」
いろは「あれだけ頑張ってたバンドだもん…
    メンバーと別れるのは辛いわよ」


かるた「ん?こういうのなんて言うんだっけ?
    (なんの思いだっけ??)あー思い出せない!
    ヘックシュン!」


かるたが突然くしゃみ!


 ? の思い』の答えと、言葉の意味とは?


普通の度合いをはるかに超えた悲しくつらい思いを、「断腸の思い」と言います。
断腸」は「はらわたを断ち切ること」を指し、そこから「はらわたがちぎれるほどの悲しさ、つらさ」を表します。
由来は中国の逸話集『世説新語(せせつしんご)』の故事とされます。