STORY

第10話(最終話)
「ふたりでいれば…!」

2021年12月15日(水)放送

ユキコ(杉咲花)森生もりお(杉野遥亮)の別れから1年―。ユキコは盲学校を卒業し、食品関係の会社で事務の仕事を始めていた。一方、再び無職になった森生は、鹿児島から地元に戻ってきていた。
そんなある日、仲間内の意外な2人が結婚することになり、結婚パーティーでユキコと森生が久しぶりに顔を合わせる機会が訪れる!

しかし、1年前ユキコが森生と別れた本当の理由が、緋山ひやま(小関裕太)と付き合うためではなく、森生の仕事を応援するためだったと知った森生は、無職の今、ユキコに合わせる顔がないと考えて……。森生は仲間たちに口裏合わせを頼み、ユキコの前では自分がいないことにしてもらうが……。

そんな中、パーティーでユキコの手作りケーキが振舞われる。その美味しさに喜ぶ一同の様子に、心の底から嬉しそうなユキコ。森生はその笑顔が忘れられず……。
翌日。森生は社会人になったユキコの姿を見ようと、出会いの場所でユキコを待ち伏せる。立派なビルに出勤するユキコの姿を尊敬の眼差しで遠くから見守る森生。声はかけないつもりが、バーガーショップの店長・茶尾さお(古川雄大)の空気を読まない行動でそばにいることがバレ、ユキコと正面から向き合うことに……!

ついに1年ぶりの再会を果たした2人。森生の何気ない一言が、封印していたユキコの“ある気持ち”に再び火をつける!?出会うはずのなかったヤンキー君と白杖ガール、2人の運命には、意外な結末が待っていた……!

盲目の漫談家・濱田祐太郎が視覚障害に関する豆知識をわかりやすく解説!

目の不自由な人の買い物㊙️事情
目が見える人には誘惑が多いみたいですね。
目が見えないと、大抵買い物に行くときは、『BBバーガーでチーズバーガーとポテトを買う』とか、目的を決めてから行くんです。
だから、美味しそうな商品のポップや、お得な情報の張り紙など、そそられる視覚情報につられて予定外の買い物をして、お金を使いすぎる心配はないんです。
ちなみに僕はね、甘い匂いにつられることがあって、お店の前を通るとついつい振り向いてしまうんやけど、一緒に歩いていた後輩に、「濱田さん、それ犬がやったら可愛いですけど、おじさんがやったら可愛くないですよ」って言われたことがあるんです。そこまで言わんでもええやんな…!?
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