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絶対やれるギリシャ神話

2008年10月~2008年12月 放送
ストーリー

第1話「エロスの矢」

2008年10月4日放送

ギリシャ神話に詳しくない人でも、キューピッドは知っているだろう。実はキューピッドも、元々はギリシャ神話のエロスという神なのだ。
彼が、胸を射られると恋に落ちてしまう矢の持ち主であることも有名だが、もう1本、違う役割の矢を持っているのをご存知だろうか。

今回は、そのエロスの2本の矢が起こした事件のお話。
太陽の神としても知られるアポロンが、小さなエロスをからかったことがきっかけとなって、物語は始まる。その事件の末に生まれた、現在でもオリンピックなどで定番のあるモノとは?

 

第2話「オリオンの悲劇」

2008年10月11日放送

夜空に輝く星座の中でも、知名度の高いオリオン座。ギリシャ神話でのオリオンは、たくましい英雄であると同時に、女の尻を追いかけ回す好色な男としても描かれている。

今回オリオンが狙うのは、プレアデス(すばる)の7人の乙女、曙の女神エオス、月の女神アルテミスなど美女ばかり。しかし、オリオンと妹・アルテミスがデキていることに怒った兄・アポロンが仕掛けた罠によって悲劇が起きる…。

 

第3話「パンドラの壺」

2008年10月18日放送

神々が作った、初めての女性。それがパンドラ。彼女は、プロメテウス(太陽神アポロンから盗んだ火を人間たちにもたらした男)のもとにつかわされた、罠だった。

しかし、パンドラと出会ってしまったのは、賢いプロメテウスではなく、ちょっと抜けた弟のエピメテウス。パンドラに誘われるまま、彼は“人類初”のエッチを体験する。そして、パンドラが大神ゼウスから託されたという謎の壺の封印が解かれる時、何かが起きる…。

 

第4話「絶倫ゼウス」

2008年10月25日放送

ギリシャ神話で最もエラい神・ゼウスは、最も好色な神でもあった。女神ヘラという妻がいるのに、乙女だろうが人妻だろうが美しい女と見ればすぐに猛烈アプローチ。

そのアタックの仕方とは…相手の女性が好きなモノに化けること。白鳥や牛など、動物の姿に変身したこともあるが、それはまだマシな方。ゼウスは、次々とあり得ないモノに化け、美女を狙うのだった…。

 

第5話「ナルキッソスの花」

2008年11月1日放送

今回は、まさしく神話級のイケメンが2人登場する。「ナルシスト」という言葉の語源ともなった美青年・ナルキッソスが自らを愛してやまなくなってしまった原因とは?

そしてもうひとりのイケメン、アドニスの出生に隠された驚きの秘密と、美の女神・アフロディーテに愛された彼が辿った悲劇の運命とは?

 

第6話「ミノタウロスの迷宮」

2008年11月8日放送

クレタとの戦争に負け、毎年少年少女7人を捧げていたアテネ。若い命がミノタウロスの生贄にされ続けていることに耐えきれなくなったアテネの王子・テセウスは、自ら生贄に志願する。

しかし、ミノタウロスが巣食うのは、入った者はひとりとして帰って来なかったという、奥深い迷宮…。テセウスに一目惚れしたクレタの王女・アリアドネが考えた彼を救う秘策とは?

 

第7話「オイディプス王の運命」

2008年11月15日放送

ギリシャ悲劇の最高峰、戯曲「オイディプス王」。その内容は、「実の母親とヤッちゃう」というビックリな物語なのです。

父王は神のお告げにより、生まれたばかりのオイディプスを捨ててしまう。そんな出生の秘密を知らず、拾われて育った彼もまた、神のお告げを聞く。
「そなたは父を殺し、母と交わるであろう」
育ての親を実の親と思っていた彼は、家を出て旅に出る。道中でのなぞなぞ怪獣・スピンクスとの対決など、様々な運命の歯車がオイディプスを避けられない悲劇へと追い込んでゆく…。

 

第8話「ミダス王の指と耳」

2008年11月22日放送

醜い馬男・シレノスと意気投合し、厚くもてなしたミダス王。
シレノスの主・酒の神ディオニソスから、なんでも1つ願いをかなえてもらえることになったミダス王は、触れたもの全てが黄金に変わる指を望む。願い通り、ゴールドフィンガーを手に入れた彼に思わぬ落とし穴が待ち受けていた…。

また、「王様の耳はロバの耳」の王様も、実はミダス王。なぜその耳はロバになってしまったのか?

 

第9話「トロイヤ戦争・前編」

2008年11月29日放送

「国を滅ぼす」と予言され、トロイヤの王子として生まれながら牛飼いに育てられた青年パリス。そんな彼に、アフロディーテ・アテナ・ヘラの三人の女神が「誰が一番美しいか」を決めるよう強要する。

その対価として、美しい女性を妻にもらえることになったパリスだったが、その女性とはスパルタの王妃・ヘレネ。つまり人妻。これこそがトロイヤ戦争が起きた原因だったのだ。

 

第10話「トロイヤ戦争・後編」

2008年12月6日放送

スパルタの王妃・ヘレネをめぐって勃発したトロイヤ戦争。
トロイヤの王女・カッサンドラは、太陽の神・アポロンに抱かれることと引き換えに予言の力を授かるが、予知能力ゆえに不幸な将来を知り、アポロンの元から逃げ出す。怒ったアポロン、しかし与えた力を取り消すことはできない。そこで「カッサンドラの予言は誰も信じない」という呪いを足す。

彼女はギリシャから送り込まれた木馬を危険だと予言するが…。

 

第11話「アスクレピウスの杖」

2008年12月13日放送

太陽の神・アポロンは、多忙のため恋人・コロニスになかなか会えなかった。アポロンの子を宿していたコロニスだが、寂しさのあまり他の男とデキてしまう…。

それを知ったアポロンは怒りにまかせ、コロニスの命を奪うが、そのことを悔いたアポロンは、彼女の亡骸から赤子を救い出し、アスクレピウスと名づけるのだった。賢く育ったアスクレピウスは、死者をも甦らせるほどの名医となる。しかし、そのことが死者の国の王・ハデスの逆鱗に触れてしまう…。

 

第12話「オルペウスの竪琴」

2008年12月20日放送

吟遊詩人・オルペウスは歌の天才。彼の歌声には命あるもの全てを感動させる力があった。しかし、ある日突然に妻・エウリュディケが不慮の死を遂げる。

彼女を冥界から連れ戻す決意をしたオルペウスは歌の力で地獄の門番・ケルベロスや冥界の王・ハデスの心を動かし、ハデスからエウリュディケを連れ戻す許しを得ることに成功する。だが、それには彼の心を試す、ある条件があった…。

 

第13話「オデュッセウスの旅」

2008年12月27日放送

「トロイの木馬」を発案し、トロイヤ戦争に勝利した英雄・オデュッセウス。海神ポセイドンに呪いをかけられた彼は、妻の待つ故郷へ帰ろうとするが船が難破したり、美しい妖精に見初められて愛欲の日々を送ってしまったり、なかなか故郷へと帰り着くことができない。はたして彼の旅は終わるのか?

そして、六本木のキャバクラでキャバ嬢・莉奈を「ギリシャ神話」を使って口説き続けてきた紳士の挑戦にも、今宵決着の時が訪れる…!

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