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きょうは会社休みます。

2014年10月期 水曜ドラマ
ストーリー

第1話

2014年10月15日放送

老舗商社の帝江物産食品部で事務職を勤める青石花笑(あおいしはなえ)(綾瀬はるか)は、30歳目前にして、未だ男性経験ゼロ、実家暮らしのジミ~なOL。自分の女子力に自信が持てない一方で、いつか白馬の王子様が迎えにくるという妄想を捨てきれない厄介な「こじらせ女子」。レディースデーの映画鑑賞と愛犬マモルの散歩以外は会社と家を往復するだけの単調な毎日を送っていた。

同じビルにイケメンがいると言って積極的にアプローチするイマドキ女子の後輩・瞳(仲里依紗)とは対照的に、花笑は「彼氏がいる」と嘘をついてまで、同期の大城(田口淳之介)からの合コンの誘いを断り、今日も一人映画を見に行くのだった。ところが、その嘘を鵜呑みにした大城が話を広めたせいで会社は盛り上がり、花笑は窮地に!

回りに気を遣われないように自分の誕生日も言わないままひっそりと30歳を迎えようとしていた花笑だったが、飲み会の流れで同じ部署の現役大学生アルバイト・田之倉(福士蒼汰)と二人きりに。偶然誕生日であることを知った田之倉にサプライズで祝われ、「朝まで一緒にいたい」という言葉に戸惑いながらもついていく。バッティングセンターや夜景クルーズに連れて行かれ、田之倉と思わぬ楽しい時間を過ごした花笑はそのままホテルヘ……。

晴れて処女を卒業したものの、9歳年下と、しかも会社で顔を合わせなければいけない相手と自分がしてしまったことに愕然とし、会社をズル休みしてしまう。そんな花笑の挙動不審ぶりに興味を示した同じビルのイケメンCEO朝尾(玉木宏)が急接近して来て……。
こじらせ女子青石花笑の不器用な恋愛が幕を開けた!

 

第2話

2014年10月22日放送

30歳の誕生日の夜、勢いで職場の大学生アルバイト田之倉(福士蒼汰)と一夜を共にしてしまった花笑(綾瀬はるか)。気まずさから田之倉を避け、挙動不審になる花笑だったが、田之倉はそんな花笑に「付き合ってくれ」と告白、キスを迫る。一方、花笑と田之倉の関係に気付き、花笑の動揺ぶりを面白がる上の階のイケメンCEO朝尾(玉木宏)は、「本気になって痛い目に遭わないように」と忠告。

田之倉への返答を「保留」と答えつつ連絡先を交換してしまった花笑は、メールの細かいやり取りにいちいち戸惑い、ドギマギしてしまう。どうして田之倉が自分のことを好きというのかさっぱりわからないながらも、いつ震えるかわからない携帯が気になって仕方がない。

そんな折、朝尾と親交を深めたい瞳(仲里依紗)の提案で、朝尾の会社・サフィラストレーディングと帝江物産の懇親パーティーが開かれる。サフィラストレーディングのイケてる空気に圧倒される帝江物産のメンバーだったが、いつの間にか仕事の話も盛り上がりパーティーはいい雰囲気に。

そんな中、一人パーティーの空気に馴染めず浮いている花笑のもとに田之倉からラーメンを食べに行こうという誘いが。一緒にラーメンを食べ、思わぬ楽しい時間を過ごす花笑だったが、財布を忘れたという田之倉に「お金目当てで近づいているのでは?」という疑念が生まれる。

田之倉への疑惑が消えない中、親友の一華(平岩紙)の後押しで再び田之倉とデートに行く花笑。しかし、田之倉とやたら親しげに話す女子・ひろ乃(古畑星夏)が現れて……。さらに田之倉からはメールの返信が返ってこなくなった上、ひろ乃と田之倉が2人で歩いているのを見かけてしまい……。花笑のこじらせ度はさらに加速して行く!

 

第3話

2014年10月29日放送

「傷つくことを恐れるよりも変化できない自分を恐れるべき」という朝尾の名言に背中を押された花笑は、田之倉への恋心を自覚し、気持ちを伝えることを決意する。30歳にして晴れて初彼氏ができ浮かれる花笑だったが、今度は「重い女にならないように」という朝尾の忠告を気にするあまり、「軽やかな女」を目指して自分の行動が重くないか、いちいち立ち止まってしまう。

一方、サフィラストレーディングとの物産展の話が着々と進み、嬉々として朝尾に接近する瞳(仲里依紗)は、朝尾から花笑のことが気になっていると聞かされる。そんな中、付き合い始めて最初のデートで田之倉の家に泊まりに誘われるという最大の難関が花笑の前に立ちはだかる!

「軽やかな女」を取り違えた故に、デート中も観たい映画や食べたい物を言い出せない花笑。さらに、田之倉の家でいい雰囲気になったのもつかの間、今度はベッドの下にピンク色のシュシュを発見してしまう。「ワタシ以外にもこの部屋に出入りする別の女性が!?」動揺のあまり、シュシュを掴んだまま飛び出してしまう花笑。

田之倉に対する疑念を捨てられない中、瞳に頼まれて朝尾とのボウリングに付き合う花笑だったが、朝尾から突然「俺と付き合わないか?」と誘われる。花笑のこじらせはますますヒートアップ!

 

第4話

2014年11月5日放送

田之倉(福士蒼汰)には他に付き合っている人がいるのかも、という疑惑も晴れ、ついに合鍵という恋人の証を手に入れた花笑(綾瀬はるか)。会社で田之倉と顔を合わせる度に浮かれている花笑だったが、彼氏がいることが両親にばれてしまう。大学生と付き合っていることを言い出せず、母・光代(高畑淳子)に彼氏について聞かれても言葉を濁すばかり。

そんな中、サフィラストレーディングとの物産展のトラブル対応で終バスを逃した花笑を朝尾(玉木宏)が送ると言い出す。30歳で大学生と付き合うことの将来性を否定する朝尾は、自分と付き合わないかと再度迫る。

高級車で送ってもらう娘の姿をこっそり目撃した父・巌(浅野和之)は朝尾が花笑の彼氏だと思いこみ、今度家に連れて来たらどうだ、と言い出して光代もすっかりその気に。付き合い始めてまだ間もない田之倉に親に会ってほしいと言い出せない花笑はまたしても思い悩みこじらせるが、田之倉はあっさりOK。晴れて青石家に来ることに。

しかし、娘が連れて来た相手が朝尾と別人だったことで巌は腰を抜かし、さらに大学生であることが判明し、青石家は大パニックに! 険悪な空気の中、巌が「娘と一緒になる気があるのか?」と田之倉に迫る!

 

第5話

2014年11月12日放送

親会社の日本撤退で朝尾(玉木宏)がCEOを解任になり、帝江物産は中止になった物産展の後処理で追われていた。一方、田之倉(福士蒼汰)との交際を両親にも認められた花笑(綾瀬はるか)の私生活は絶好調、幸せな日々をかみしめていた。

そんなある日花笑は、以前『紅岩』で田之倉と親しげだった女子・ひろ乃(古畑星夏)に歯医者で遭遇する。ひろ乃に「好きな人に気持ちを伝えられない」と恋愛相談を持ちかけられた花笑は調子に乗って、「傷つくことを恐れるよりも、変化できない自分を恐れるべき」と、かつて朝尾から教わった恋愛論を我が物顔で披露するが、ひろ乃の好きな人が田之倉と判明し愕然。本気の21歳と闘って自分に勝ち目はあるのかと不安に苛まれる。

田之倉とも相談し、ひろ乃に自分から本当のことを言おうと決意するものの、ひろ乃の真剣な気持ちに触れ、かつての自分を重ね合わせた花笑は「彼女の初恋を壊す権利が自分にあるのか」と思い悩む。そして、自分が田之倉の彼女だと言えないままに、タイミング悪くデート中に紅岩でひろ乃に鉢合わせてしまい、田之倉と付き合っていることがバレてしまう。花笑が本当のことを言っていなかったことで田之倉ともケンカになり「しばらく会うのやめない?」と言われてしまう花笑。

そんな中、姿を消していた朝尾から「仕事のことで助けてほしい」と車で連れ出され…。「若さ」という最大の武器を持ったライバル・ひろ乃が田之倉に猛アタックを仕掛ける中、こじらせ女・花笑はどう立ち回るのか!?

 

第6話

2014年11月19日放送

花笑(綾瀬はるか)と過ごした時間が楽しく、CEOをクビになってから初めて笑ったという朝尾(玉木宏)に初めて人間味を見た花笑。しかし、ひろ乃(古畑星夏)から「田之倉(福士蒼汰)と一緒にいる」という宣戦布告とも取れるメールが届きパニックに。

田之倉からは「しばらく会うのをやめよう」と言われているがために連絡をできず、この状態はいつまで続くのか、電話やメールならOKなのか確認しておくべきだったと後悔する。母・光代(高畑淳子)の「本当にダメなときはサインが出る」という助言をもとに、花笑は会社での田之倉の一挙手一投足にサインを読み取ろうと必死になる。しかし、田之倉が「もうすぐ自分を振ろうとしている」というサインを読み取った花笑は、別れを切り出される恐怖から田之倉を避けてしまう。

一方社内では、瞳(仲里依紗)のことを諦めようとする加々見(千葉雄大)の恋の後押しをしようと大城(田口淳之介)がずれたアドバイスを連発。加々見の壁ドンは大失敗に終わる。

うまく行かない花笑の恋愛を見かねた朝尾は、「相手のアクションを待ってばかりいないで、自分から仕掛けてみろ」と助言。田之倉ときちんと話そうと、ふせんを使って田之倉を呼び出す花笑だったが……。こじらせ女・花笑が初めて経験する恋人とのヘビーなケンカ、果たして終止符は打たれるのか!?

 

第7話

2014年11月26日放送

田之倉(福士蒼汰)からの仲直りのサインを読み違えていた花笑(綾瀬はるか)だったが、無事にケンカを乗り越え、なんと同棲を提案される。はりきって田之倉と部屋探しを始めるものの、30年間実家暮らしのぬるま湯生活をしてきたおかげで、不動産屋さんに出入りするのはおろか、二泊以上の外泊をしたことも数えるほどしかないことに気づく。しかも、自分がいびきをかくことを知り、田之倉との同棲に不安を感じる花笑……。

一方朝尾(玉木宏)は新しいレストランのオープンに向けて再び帝江物産に出入りするように。瞳(仲里依紗)は張り切り、いなくなったはずのライバルの再登場に加々見(千葉雄大)は意気消沈。

いきなり同棲を始めることにハードルの高さを感じた花笑は、予行演習のため、田之倉のアパートに連泊することにチャレンジする。しかし、慣れない共同生活の壁は想像以上に厚く、気兼ねのない実家暮らしを居心地よく感じてしまう。さらに、朝尾から「同棲するカップルのほとんどは結婚前に別れる」と聞かされ、そう言えば付き合ったばかりの頃はときめいていた出来事にも少しずつ慣れ始めている自分に気づく。

そんな折、田之倉が風邪をひき、花笑は看病のために田之倉の部屋へ。
果たしてこじらせ女・花笑は年下彼氏と同棲する女へ生まれ変わることができるのか!?

 

第8話

2014年12月3日放送

田之倉(福士蒼汰)とのデートを、会社で一番おしゃべりな同期の大城(田口淳之介)に見られてしまった花笑(綾瀬はるか)。2人の交際が会社中にバレてしまったとビビる花笑だったが、「オレは本当に言っちゃいけないことは言わない」と言う大城は2人の関係を秘密にし、大学院に進学するという田之倉と花笑の将来を心配する。

立花課長(吹越満)から総合職への転職を勧められた花笑は、自分の将来に思いを巡らせるが、田之倉の将来の夢を聞き、彼の思い描く未来に自分の姿がないことに結婚が遠のいていくのを感じる。さらに、両親は「いつまでも自分たちも生きているわけではない」と言い、花笑の将来の孤独に対する不安は強まるばかり。この先何十年も孤独なのか……と自分の老後が心配になる花笑。

いつもならちょっかいを出してくる朝尾(玉木宏)もレストラン開店準備に追われ、花笑を相手にしてくれない。挙げ句の果てに、親友の一華(平岩紙)にも老後を一緒に過ごすことを断られてしまい……。

そんな折、田之倉から、仕事の用事で京都から東京に出て来ている母親(鈴木杏樹)に会ってくれと言われる花笑。親に紹介されると聞いて、てっきり結婚を視野に入れた話をすると勘違いした花笑は「私が一生養います」と宣言。凍り付く空気に花笑は……

 

第9話

2014年12月10日放送

まだ大学生の田之倉(福士蒼汰)との結婚を諦めていた花笑(綾瀬はるか)は、就職のために進学をやめたという田之倉から突如プロポーズされる。田之倉の母(鈴木杏樹)からもらった宿泊券で、会社を休んで彼氏と旅行へ行くことになった花笑。「彼氏と温泉旅行」という夢にまで見た体験の中、自分は人生の勝者だと幸せの絶頂を感じる。

しかし、ふと、自分はいつも田之倉から幸せを与えてもらうばかりで何もお返しできていないことに気づく。田之倉にもらったキュンキュンをお返ししようと男性の胸キュンポイントを押すためにジタバタするが、どれもうまくいかない。さらに、田之倉の大学の先輩・戸崎(香椎由宇)から将来有望だった田之倉が進学を諦めて残念だと聞かされ、自分は田之倉の将来の夢を諦めさせて、足を引っ張っていることに罪悪感を感じる。

自分が田之倉のためにあげられることは何だろう、と悩み抜いた花笑は、「田之倉と別れてあげること」というハイグレードな愛の形に辿り着く。

朝尾(玉木宏)に協力を頼み、付き合っていると嘘をついて田之倉に別れを切り出した花笑は……。30歳のこじらせ女・青石花笑、最強のこじらせが発動する。

 

第10話

2014年12月17日放送

田之倉の将来の夢を諦めさせてはいけないと自ら別れを切り出した花笑は、朝尾のレストランに呼ばれ、突然プロポーズされる。

朝尾との結婚なんて考えられないと思う花笑だったが、一華からは「花笑の面倒臭さをわかった上で結婚しようと言ってくれる朝尾を逃したらこんなチャンスは二度とない」と言われ、自分でも、朝尾には気を遣わずに何でも話せることを自覚する。

そもそも自分は本当に田之倉のことが好きだったのか、人を好きになるとはどういうことなのか、と自問する花笑。田之倉の送別会が終わって会わなくなれば忘れられるのではないか、と思うが、帰りの道で田之倉からの感謝と別れのメールを受け取り、自分がずっと連絡を待っていたこと、田之倉のことが今でも好きなことを思い知る。

朝尾のプロポーズを断り、田之倉のことも忘れようと決心した花笑は、総合職へ転職し、年が明けて新たなスタートを切る。そんな折、映画館で戸崎と鉢合わせた花笑は、田之倉が春からアメリカに留学することを知る。そして、帝江物産では加々見の恋が実を結び、瞳と加々見の結婚が決まる。結婚式の日、田之倉が出席するのではないか、とそわそわする花笑だったが、その日がアメリカへ旅立つ日だと知り……。こじらせ女・青石花笑の幸せへのラストスパート!

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