よみひと知らず

３回目を迎えた「よみひと知らず」。今回は、初めて試みとして、３人のアナウンサーによる落語会を企画しました。
10月27日（木）、会場は福島・磐梯町にあるリゾートホテルで、福島・南相馬市や浪江町からホテルに避難されている方など３７人が訪れました。
まず、福島中央テレビの菅佐原隆幸アナ、中山可那子アナが(発声練習を行いました。その後、落語がスタート。トップは、)藤井恒久アナのお菊が皿を数える場面を身振り手振りでユーモアも交えて表現し、会場は笑いの渦に包まれました。次が、菅谷大介アナの「がまの油」。落語ファンもびっくりするほど、洗練された、じっくり聞かせる落語でした。取りは森圭介アナの「片棒」。しゃべりの間、テンポ、表現力、いずれもプロの噺家かと思わせるほど、見ごとなものでした。
落語会終了後、アナウンサーらは夕食に誘われ、避難されている方と一緒に、カレーライスを食べました。会話は盛り上がり、子どもたちも、アナウンサーと食事ができたことに興奮した様子でした。
さらに、一部の子どもたちは、保護者の引率のもと、日本テレビのスタッフとともにバスに同乗、JR郡山駅まで移動しました。バスの中では、おしゃべりをしたり、ゲームをしたりと、これまでに無い、暖かい交流をすることができました。
会場も、バスの中も、大きな笑い声が絶えませんでした。参加した日本テレビのスタッフにとっても、忘れられない１日となりました。

報道局　ニュースセンター　赤堀有一