巨匠レイフ・セゲルスタムのワーグナー特集
巨匠レイフ・セゲルスタムは シベリウス、ニールセンなど北欧の作曲家は勿論、
ワーグナー、マーラーなどドイツ系の音楽が得意。
今日はワーグナーの名曲をお楽しみ頂きます。
読響とは1998年に初共演。
今回が4年ぶり、5回目の共演となります。
聴きどころと注目点
♪ワーグナー:
楽劇〈トリスタンとイゾルデ〉 から 「前奏曲と愛の死」
曲の冒頭に出てくる不協和音「トリスタン和音」に注目!
音楽の歴史に新しい時代をもたらした画期的な響きです。
楽劇〈ニュルンベルクのマイスタージンガー〉 から 「第1幕への前奏曲」
ハ長調「ド・ミ・ソ」のシンプルで明るい和音に注目
1曲目との響きの対比をお楽しみください。
歌劇〈ローエングリン〉 から 「第3幕への前奏曲」
ワーグナーのロマンティックオペラの最後の作品
演奏会ではアンコール曲として演奏されました。
ドイツで活躍中の上岡敏之指揮による華麗なワルツ
ヘッセン州立歌劇場音楽監督、ヴッパータール市の音楽監督を経て、
現在はザールブリュッケン州立歌劇場の音楽監督を務める。
♪ヨゼフ・シュトラウス:
ワルツ「隠された引力」デュナミーデン
R・シュトラウスのオペラ「ばらの騎士」の
「オックス男爵のワルツ」に引用されたという
ワルツのメロディに注目
ワルツ「隠された引力」デュナミーデン
R・シュトラウスのオペラ「ばらの騎士」の
「オックス男爵のワルツ」に引用されたという
ワルツのメロディに注目
読響新常任指揮者シルヴァン・カンブルラン
2010年4月から、読売日響の第9代常任指揮者に就任した、フランス出身の巨匠シルヴァン・カンブルランさんの
就任披露演奏会が5月1日に行われました。
就任披露演奏会と披露パーティーの模様をマエストロのインタビューとともにいち早くお届けします。
《シルヴァン・カンブルラン インタビュー》
Q 読響常任指揮者就任について?
日本は私にとって「新しい文化」「新しい場所」で
すごく新鮮に感じています。
オーケストラも素晴らしく、聴衆も温かい。
この演奏会の模様は7月14 日に放送されます。
どうぞお楽しみに!
指揮:シルヴァン・カンブルラン
バルトーク作曲 2つの映像 作品10
ストラヴィンスキー作曲 バレエ音楽「春の祭典」
どうぞお楽しみに!
指揮:シルヴァン・カンブルラン
バルトーク作曲 2つの映像 作品10
ストラヴィンスキー作曲 バレエ音楽「春の祭典」
シルヴァン・カンブルラン (読売日響第9代常任指揮者) Sylvain Cambreling
1948年フランス・アミアン出身。バーデンバーデン&フライブルクSWR(南西ドイツ放送)交響楽団の首席指揮者およびクラングフォーラム・ウィーンの首席客演指揮者を務めており、独創的なプログラミングと、現代音楽に対する深い造詣が高く評価されている。オペラの分野ではベルギー王立モネ歌劇場の音楽監督、フランクフルト歌劇場の音楽総監督を務め、またザルツブルク音楽祭への出演のほか、パリ・オペラ座の主要な指揮者として多くの作品を指揮。
これまでにウィーン・フィル、ベルリン・フィル、クリーヴランド管、ロサンゼルス・フィルなどを指揮。
2010年4月、読売日響第9代常任指揮者に就任。 2012年のシーズンから、シュトゥットガルト歌劇場の音楽監督に就任することが決まった。