プロコフィエフ 交響曲第7番「青春」
広上淳一さんの指揮で、プロコフィエフ作曲交響曲第7番
「青春」をお送りしました。
「青春」をお送りしました。
セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953)
20世紀ロシア、スターリンの圧政下にあるソビエト連邦の激動の時代を生き、政府による芸術への弾圧と、自分の創作のポリシーとの狭間で苦悩しながら、数々の傑作を残した。
20世紀ロシア、スターリンの圧政下にあるソビエト連邦の激動の時代を生き、政府による芸術への弾圧と、自分の創作のポリシーとの狭間で苦悩しながら、数々の傑作を残した。
交響曲第7番はプロコフィエフの晩年(1952年)に完成された作品で、副題の「青春」は、彼がこの曲を「わが青春への未来への喜びという思想によって生まれた曲」と述べたことに由来している。死ぬ間際に書かれた作品でありながら、若々しい青春の光にあふれている。
ヒンデミット 管弦楽のための協奏曲
下野さんは、19世紀末のドイツの作曲家・ヒンデミットの作品をシリーズで取り上げ、色々な角度からヒンデミットの魅力を引き出している。
下野プロデュース・ヒンデミット・プログラム シリーズ
パウル・ヒンデミット
(1895-1963)
第1回 2007年10月 歌劇「ヌシュ・ヌシ」から舞曲
交響曲「画家マチス」
第2回 2008年10月 シンフォニア・セレーナ
前庭に最後のライラックが咲いたとき〜愛する人々へのレクイエム
第3回 2009年6月 ラグタイム(日本初演)
第4回 2009年10月 チェロ協奏曲 作品3
第5回 2010年9月 歌劇「本日のニュース」序曲
ウェーバーの主題による交響的変容
第6回 2011年7月 「さまよえるオランダ人」への序曲
〜下手くそな宮廷楽団が朝7時に湯治場で初見をした〜
(下野竜也編・弦楽合奏版、世界初演)
管弦楽のための協奏曲 作品38(日本初演)
交響曲「画家マチス」
第2回 2008年10月 シンフォニア・セレーナ
前庭に最後のライラックが咲いたとき〜愛する人々へのレクイエム
第3回 2009年6月 ラグタイム(日本初演)
第4回 2009年10月 チェロ協奏曲 作品3
第5回 2010年9月 歌劇「本日のニュース」序曲
ウェーバーの主題による交響的変容
第6回 2011年7月 「さまよえるオランダ人」への序曲
〜下手くそな宮廷楽団が朝7時に湯治場で初見をした〜
(下野竜也編・弦楽合奏版、世界初演)
管弦楽のための協奏曲 作品38(日本初演)
指揮者・下野竜也 インタビュー
Q.ヒンデミット作曲「管弦楽のための協奏曲」の聴きどころは?
オーケストラのコンチェルトで一番有名なのはバルトークですが、元祖オーケストラコンチェルトは、ヒンデミットが最初に作ったと言われています。この曲はオーケストラのヴィルトゥオーゾ・名人芸が遺憾なく発揮されている曲です。バルトークの「管弦楽のための協奏曲」ほど大規模ではないですが、オーケストラのヴィルトゥオーゾを楽しんで頂ければと思います。
今回お送りした、ヒンデミット作曲管弦楽のための協奏曲は、
この演奏会が日本初演という記念すべきものでした。
この演奏会が日本初演という記念すべきものでした。
読響コンサートへの誘い!!
チェロ奏者
林 一公
12月20日(火) PM7:00 東京オペラシティ コンサートホール
12月26日(月) PM7:00 東京オペラシティ コンサートホール
ベートーヴェン/交響曲第9番 ニ短調 作品125<合唱付き>
指揮:下野竜也(読売日響正指揮者)
ソプラノ:木下美穂子 メゾ・ソプラノ:林美智子
テノール:高橋淳 バリトン:与那城敬
合唱:新国立劇場合唱団
合唱指揮:三澤洋史
下野さんが読響の第九に登場するのは今回で2度目になるのですが、1回目の下野さんの第九よりも、よりダイナミックで、よりお客様の心に届くような演奏が出来ると思います。チェロの聴きどころは、4楽章の冒頭です。チェロとコントラバスによるレチタティーヴォがあるのですが、有名な「歓喜」のテーマを引き出す重要な役割だと思っています。是非楽しみにして頂ければと思います。
コンサートの詳細は読売日響ホームページ http://yomikyo.or.jp/をご覧下さい。