≪ロシアの巨匠!ユーリ・テミルカーノフ≫
ロシアを代表する巨匠、ユーリ・テミルカーノフさんの指揮で、
チャイコフスキー作曲交響曲第6番<悲愴>をお送りしました。
指揮者 ユーリ・テミルカーノフ インタビュー
♪チャイコフスキーの「悲愴」について
チャイコフスキーの「悲愴」は、命・死・人間の運命について表現した交響曲だと私は思います。悲しい音楽を聴いても、気持ちまで悲しくなるとは限りません。どんなに物悲しい音楽でも、聴いた人は思わず気持ちが高揚するものです。今回演奏するチャイコフスキーの「悲愴」もモーツァルトの「レクイエム」も同じです。このことは、あらゆる芸術分野の中で唯一音楽にしかない特性だと思います。「悲愴」は悲しい音楽ですが、聴いた人はきっと教会に訪れた後のように澄んだ気持ちになるでしょう。この曲で流す涙は悲劇の涙ではなく、高揚した気持ちがもたらす澄んだ涙なのだと思います。
♪読響について
読響のメンバーは音楽に対して真摯に取り組んでいると思います。私の要求をすぐに取り入れることができる見事なプロの集団です。
≪読響フレンドシップ・コンサート≫
11月5日、埼玉県鴻巣市の赤見台第二小学校で
「読響フレンドシップ・コンサート」が行われました。
読響フレンドシップ・コンサートとは…
読響が社会貢献事業の一環として2011年から行っており、小中学生の皆さんにクラシック音楽に親しんでもらうため、読響エルダー楽員を中心としたメンバーが学校を訪れ演奏を披露している。
曲に合わせて楽器の紹介をしたり、演奏曲目の説明をするなど、初めてクラシックを聴く子供たちにも楽しくわかりやすい内容となっている。
読響が社会貢献事業の一環として2011年から行っており、小中学生の皆さんにクラシック音楽に親しんでもらうため、読響エルダー楽員を中心としたメンバーが学校を訪れ演奏を披露している。
曲に合わせて楽器の紹介をしたり、演奏曲目の説明をするなど、初めてクラシックを聴く子供たちにも楽しくわかりやすい内容となっている。
今回は、番組MCの松井咲子さんがサプライズで参加。
読響メンバーと児童たちの合同演奏「ラバーズコンチェルト」で、原曲である「バッハのメヌエット」をピアノで演奏しました。
鴻巣市立赤見台第二小学校6年生の皆さん
指揮:金子由加里先生
演奏を聴いた児童たちは、「感動した」「一生の思い出になった」と、自分自身で音楽とふれあう楽しみを見つけてくれました。
読響はこれからも、音楽の力で子供たちに感動を届ける活動を続けて行きます。
読響コンサートへの誘い!!〜 from 山田友子(ヴァイオリン)
ヴァイオリン
山田友子
2014年1月7日(火) 19:00
サントリーホール
2014年1月8日(水) 18:30
東京オペラシティコンサートホール
2014年1月9日(木) 19:00
東京芸術劇場
シューマン
「マンフレッド」序曲
ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
ラヴェル
高雅で感傷的なワルツ
スペイン狂詩曲
指揮 シルヴァン・カンブルラン
ピアノ ロジェ・ムラロ
フランスの指揮者であるカンブルランさんは、スペインの「荒々しいけれどもとてもロマンチック」という魅力を存分に引き出してくれると思います。そして私たちもラヴェルの色彩豊かな世界をお届けできたらと思っております。
コンサートの詳細は読売日響ホームページ http://yomikyo.or.jp/をご覧下さい。