≪期待のマエストロ・山田和樹の英雄!!≫
5月は放送時間を90分に拡大したスペシャル版です。読響が話題となった活動情報と共にお送りしました。
2014年秋からモンテカルロ・フィルの首席客演指揮者に就任することが決定し、さらに期待が高まっている若手マエストロ・山田和樹さんが先月に引き続き登場。ベートーヴェン作曲交響曲第3番「英雄」をお送りしました。
山田和樹
1979年神奈川県生まれ
2001年東京藝術大学指揮科卒業。
2009年にはブザンソン国際指揮者コンクールで優勝後、スイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者に就任。
今年の秋にはモンテカルロ・フィルの首席客員指揮者に就任するなど、国内外で注目されている若手指揮者である。
1979年神奈川県生まれ
2001年東京藝術大学指揮科卒業。
2009年にはブザンソン国際指揮者コンクールで優勝後、スイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者に就任。
今年の秋にはモンテカルロ・フィルの首席客員指揮者に就任するなど、国内外で注目されている若手指揮者である。
指揮者 山田和樹インタビュー
Q.読響の印象は?
オーケストラが持っている潜在的なパワーがかなり大きいですね。とにかく指揮に対する反応がとても素早い。指揮者の音楽を嗅ぎ取るというか、汲み取る能力がものすごく高いオーケストラだと思います。
Q.山田さんにとっての「英雄」とは?
小林研一郎先生ですね。先生の背中を今も追いかけています。僕にとって先生の背中はとても大きく見えますね。僕が海外で勉強し始め言葉の壁などで悩んでいた頃、先生がオランダのアーネム・フィルハーモニー管弦楽団を指揮するリハーサルを見に行きました。そのときは先生の後ろ姿を眺めているだけで涙が止まりませんでしたね。僕にとってこれほどまで音楽や人に対して「愛」というものを感じる人は先生以外いません。
≪よみうり大手町ホール開館記念 スペシャルコンサート≫
3月28日、東京・大手町の読売新聞本社内に「よみうり大手町ホール」がオープンしました。
その記念すべきこけら落とし公演として、読響のスペシャルコンサートが行われ、番組ではその模様をお届けしました!
指揮者に読響名誉客演指揮者・尾高忠明さん、ピアニストに河村尚子さんを迎え、デュカス作曲「舞踏詩<ラ・ペリ>へのファンファーレ」で華々しく開幕。今回の放送ではモーツァルト作曲「ピアノ協奏曲第23番」「交響曲第35番<ハフナー>」をお送りしました。小編成の演奏はホールの特徴である豊かで鮮明な音響を生み出し、満場の客席からは聴きごたえのある演奏に盛大な拍手が送られました。また、<読売プレミアム>では読響スペシャルコンサートの全曲演奏を6月30日まで配信しています。※視聴には会員登録(有料)が必要です。
≪「きぼうの音楽会」inいわき≫
3月3日、福島県いわき市のいわき芸術文化交流館アリオスで復興支援特別公演「きぼうの音楽会」inいわきが開催されました。指揮者はいわき市出身・小林研一郎さん。娘である亜矢乃さんと共演し、チャイコフスキー作曲「ピアノ協奏曲第1番」を演奏。また、被災地に残された流木や家屋の材木を使って作られた「震災ヴァイオリン」を使って、コンサートマスターの日下紗矢子さんが、エルガー作曲「愛のあいさつ」で独奏を披露しました。最後に地元いわき出身の小林研一郎さんが思いを込めて指揮する「ボレロ」が終わると、「ブラボー!」という歓声と共に会場が熱狂的な拍手で包まれました。
演奏会を終えて、小林さんは・・・・
「今日の演奏をお聴きになった方々にはこの感動を胸に、またひたむきに歩んでいただけるにではないかと思っています。」
読響コンサートへの誘い!!〜 from 瀬 泰幸 (コントラバス)
指揮者のヘンヒェンさんはドイツ・ドレスデンの有名な合唱団出身の巨匠です。ドイツ語圏の作品を熟知した方と一緒に演奏ができることをとても楽しみにしています。
東京芸術劇場
7月9日(水)19:00開演
サントリーホール
ブラームス
悲劇的序曲 作品81
シューベルト
交響曲第7番 ロ短調D759「未完成」
ブラームス
交響曲第1番 ハ短調作品68
指揮:ハルトムート・ヘンヒェン
コンサートの詳細は読売日響ホームページ http://yomikyo.or.jp/をご覧下さい。