≪期待のヴァイオリニスト ワディム・グルズマン登場!!≫
期待のヴァイオリニスト、ワディム・グルズマンさんの演奏で
プロコフィエフの「ヴァイオリン協奏曲第2番」をお送りしました。
ワディム・グルズマン
1973年ウクライナ生まれ。ジュリアード音楽院で学び、これまでにロンドン・フィル、シカゴ響、チェコ・フィルなど数々の一流オーケストラと共演。今年12月にはベルリン・フィルとの共演も決定している。
1973年ウクライナ生まれ。ジュリアード音楽院で学び、これまでにロンドン・フィル、シカゴ響、チェコ・フィルなど数々の一流オーケストラと共演。今年12月にはベルリン・フィルとの共演も決定している。
ヴァイオリニスト ワディム・グルズマン インタビュー
Q.プロコフィエフ「ヴァイオリン協奏曲第2番」を楽しむポイントとは?この曲は演奏を重ねて理解を深め、自分の音楽語法を発見した重要な作品です。長い間をかけて演奏してきたので、当然この曲には深い愛着があります。この曲は、有名なバレエ音楽「ロミオとジュリエット」と同時期に作曲されました。この協奏曲もバレエ音楽の一部に属していたのかもしれません。ロマンティックで美しい旋律が出てくる第1楽章の第2主題や第2楽章は、バレエ音楽に登場する愛のシーンのようで、本当に情緒あふれる素晴らしい音楽です。第3楽章ではリズムの要素がとても重要です。この変則したリズムは緊張感を高め、冷淡な悪魔のような雰囲気を作っています。喜怒哀楽の表現にあふれたこの曲は、プロコフィエフの最高傑作と言えるでしょう。
≪ロシアの名匠 ワシリー・シナイスキー≫
ロシアの名匠、ワシリー・シナイスキーさんの指揮で、R.シュトラウスの作品の中でも特に人気の高い
交響詩<ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら>をお送りいたしました。
ワシリー・シナイスキー
1947年ロシア生まれ。カラヤン指揮者コンクールで優勝して以来、世界中で活躍。2010年〜13年までロシアが誇るボリショイ劇場の音楽監督を務めた。読響とは、07年2月、11年7月に続き今回が3度目の共演となる。
1947年ロシア生まれ。カラヤン指揮者コンクールで優勝して以来、世界中で活躍。2010年〜13年までロシアが誇るボリショイ劇場の音楽監督を務めた。読響とは、07年2月、11年7月に続き今回が3度目の共演となる。
R.シュトラウス作曲
交響詩<ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら>とは?
R.シュトラウス
14世紀ドイツの伝説的な道化者〈ティル〉の様々な“いたずら”をテーマにした作品で、
R.シュトラウスの巧みなオーケストレーションによってユーモラスに書かれている。
作曲家自身による曲の説明によると、この曲では次のようなエピソードが描かれているとされている。
「ティルの主題→馬を駆って市場を荒らす→僧衣をまとい道徳を説く→騎士に扮して美女に求婚→断られ人類への復讐を決意→俗物の学者と討論→逮捕され裁判にかけられる→絞首刑→ティルの主題」
交響詩<ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら>とは?
R.シュトラウス
R.シュトラウスの巧みなオーケストレーションによってユーモラスに書かれている。
作曲家自身による曲の説明によると、この曲では次のようなエピソードが描かれているとされている。
「ティルの主題→馬を駆って市場を荒らす→僧衣をまとい道徳を説く→騎士に扮して美女に求婚→断られ人類への復讐を決意→俗物の学者と討論→逮捕され裁判にかけられる→絞首刑→ティルの主題」
≪国立新美術館×読響メンバー ロビーコンサート≫
現在、国立新美術館で開催されている「オルセー美術館展」を記念して
7月18日に読響メンバーによるロビーコンサートが行われました。
メンバーは、左から倉田優さん(首席フルート)、辻功さん(首席オーボエ)、松坂隼さん(ホルン首席代行)、吉田将さん(首席ファゴット)、金子平さん(首席クラリネット)。
印象派の名画が集まるこの美術館展に合わせて演奏されたのは、
印象派の時代を代表するドビュッシーの「小組曲」やラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」などの名曲。
そして、オルセー美術館展ならではのサプライズとして、
ピッコロの名手・片爪大輔さんが
マネの「笛を吹く少年」の絵画そのものの姿で登場。
ヴィヴァルディの「ピッコロ協奏曲」を演奏し、
この素敵なサプライズに会場は大きな拍手で包まれました。
番組HPでは、このロビーコンサートの模様を
全曲ノーカットで無料動画配信中です。
詳しくはこちら
オルセー美術館展
印象派の誕生―描くことの自由―
会場:国立新美術館
会期:2014年7月9日〜10月20日
HP:http://orsay2014.jp/
印象派の誕生―描くことの自由―
会場:国立新美術館
会期:2014年7月9日〜10月20日
HP:http://orsay2014.jp/