<宗教音楽の傑作!フォーレ「レクイエム」>
ソプラノ・森麻季さん、バリトン・堀内康雄さん、合唱は新国立劇場合唱団の皆さんという超豪華版で
フォーレ作曲「レクイエム」をお届けしました。
そして、ゲストには新国立劇場合唱団の皆さんをお迎えし、いろいろとお話を伺いました。
新国立劇場合唱団
1997年に、わが国随一のオペラ劇場をもつ、新国立劇場専属の合唱団として創設されたプロの合唱団。読響とは2007年から年末の第9公演で共演。
1997年に、わが国随一のオペラ劇場をもつ、新国立劇場専属の合唱団として創設されたプロの合唱団。読響とは2007年から年末の第9公演で共演。
〜新国立劇場合唱団×三澤洋史(合唱指揮)×松井咲子(AKB48)〜
Q.新国立劇場合唱団の魅力とは?三澤 一人一人が独立してソリストとしての実力を持っているので、公演の中で合唱はもちろん、時にはソロを担当することもあります。それと同時にオペラで培われた演技力も大きな魅力だと思います。
松井 改めて皆さんを見てみると貫録がありますね。でも、皆さん笑顔で迎えてくださったので安心しました。
三澤 実は楽しい人たちばかりですよ。
そして、新国立劇場合唱団の団員さんたちにもお話を伺いました。
Q.新国立劇場合唱団に入団した理由は?
テノール 二階谷洋介さん
日本で唯一のオペラ劇場専属の合唱団ということで、国内で1番頂点に近いこの合唱団に挑戦してみたいと思い入団しました。
日本で唯一のオペラ劇場専属の合唱団ということで、国内で1番頂点に近いこの合唱団に挑戦してみたいと思い入団しました。
ソプラノ 金子寿栄さん
オペラが1年中歌えることが魅力的で、音楽の中で過ごすことができるのは幸せなことだと思い入ろうと思いました。
オペラが1年中歌えることが魅力的で、音楽の中で過ごすことができるのは幸せなことだと思い入ろうと思いました。
Q.オーケストラと同じ舞台で歌うのはいかがですか?
テノール 大木太郎さん
読響さんと一緒ですと、ホールが変わりますよね。そうすると、いつもと違う空間で音楽が作れることが楽しみです。
読響さんと一緒ですと、ホールが変わりますよね。そうすると、いつもと違う空間で音楽が作れることが楽しみです。
Q.新国立劇場合唱団の魅力は?
アルト 長澤美希さん
一人一人のレベルが高く、その中で一緒に歌うことで日々自分を向上していけるところです。設備がいいところも魅力の1つですね。
一人一人のレベルが高く、その中で一緒に歌うことで日々自分を向上していけるところです。設備がいいところも魅力の1つですね。
アルト 松浦麗さん
駅から直結なところです…(笑)あとは、みんな仲良くて毎年面白い人たちがたくさん入ってきます。
駅から直結なところです…(笑)あとは、みんな仲良くて毎年面白い人たちがたくさん入ってきます。
Q.フォーレ「レクイエム」の魅力は?
三澤 この曲はとにかく美しいですね。通常オペラで表現している合唱団のダイナミックは「もうちょっと厚め」や「表情豊かに」などが多いのですが、そういうものをちょっと抑えて少し薄めの響きを作って、静かな祈りの境地を表現する。それは難しいことなのですが、これを作っていく楽しみこそが我々にとって1番の魅力かなと思います。
そして、インタビューの最後には合唱団からのサプライズ!!
三澤 松井さん、せっかくなので、この機会に我々の歌声を浴びてみませんか?
三澤先生からの一言で合唱団の皆さんが松井さんを取り囲み、マクグラナハン作曲「いざたて戦人(いくさびと)よ」が披露されました。
素晴らしい合唱を浴びた松井さんは…
松井 ありがとうございます!贅沢!この先の人生にもうないくらいの贅沢な時間を過ごしました!
この日の演奏会のメインプログラムは、フォーレ作曲「レクイエム」。
新国立劇場合唱団の美しいハーモニーと、
ソプラノ・森麻季さん、バリトン・堀内康雄さんの素晴らしい歌声がホールに響き渡りました。
そして、アンコールでは合唱曲として有名なあの「大地讃頌」。
読響と新国立劇場合唱団の素晴らしい演奏とハーモニーに客席からは大きな拍手が送られました。