10月放送予告
2021年10月21日(木)午前2:35~3:35(水曜深夜)予定
BS日テレ 10月30日(土)朝7:00~8:00予定
10月放送ナビゲーター
10月放送プログラム
メンデルスゾーン作曲 ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
ヴェルディ作曲 歌劇〈運命の力〉序曲
(2021年6月15日 サントリーホールにて収録)
演奏者の略歴
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セバスティアン・ヴァイグレ(指揮)
Sebastian Weigle -
1961年ベルリン生まれ。82年からベルリン国立歌劇場管の首席ホルン奏者として活躍後、巨匠バレンボイムの勧めで指揮者に転向。2003年にフランクフルト歌劇場でR.シュトラウス〈影のない女〉を振り、ドイツのオペラ雑誌『オーパンヴェルト』の「年間最優秀指揮者」に選ばれた。04年から09年までリセウ大劇場の音楽総監督を務め、ベルク〈ヴォツェック〉やワーグナー〈タンホイザー〉など数々の名演奏を繰り広げた。07年から11年までバイロイト音楽祭にてワーグナー〈ニュルンベルクのマイスタージンガー〉を指揮し、世界的注目を浴びた。08年からフランクフルト歌劇場音楽総監督の任にある。11年に同歌劇場管が『オーパンヴェルト』誌の「年間最優秀オーケストラ」に選ばれ、15年、18年、20年にも同歌劇場が「年間最優秀歌劇場」に輝くなど、その手腕は高く評価されている。
これまでに、メトロポリタン歌劇場、ベルリン国立歌劇場、ドレスデン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場などに客演を重ねるほか、ザルツブルク音楽祭にも出演、また、ベルリン放送響、ウィーン響などを指揮し、国際的に活躍している。読響には16年8月に初登場。オペラでは19年の東京二期会のR.シュトラウス〈サロメ〉(第28回三菱UFJ信託音楽賞受賞)、今年2月のワーグナー〈タンホイザー〉などで共演し、いずれも好評を博した。
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アラベラ・美歩・シュタインバッハー(ヴァイオリン)
Arabella Miho Steinbacher - ドイツ・ミュンヘン生まれ。ミュンヘン音楽大学で名教師チュマチェンコに師事し、ギトリスからも教えを受けた。これまでに、オーケストラではバイエルン放送響、ロンドン響、パリ管、ウィーン響、ニューヨーク・フィル、シカゴ響、ボストン響など、指揮者ではマリナー、メータ、シャイー、ブロムシュテット、ゲルギエフ、ルイージ、ネルソンスらと共演している。録音は専属契約を結ぶペンタトーン・クラシックスから多数出ており、最新盤「ヴィヴァルディ:四季&ピアソラ:ブエノスアイレスの四季」も好評を得る。使用楽器は、日本音楽財団貸与のストラディヴァリウス「ブース」(1716年製)。読響とは2018年3月以来の共演となる。