WBC、スゴかったですねぇ。侍JAPANの皆さん、本当におめでとうございましたっ!!!
日本テレビでも多くの人たちがテレビに釘付けでした。食堂に設置されているテレビは自社の放送が流れているため、ワンセグが大活躍!みんなうつむきながらご飯を食べていると言う不思議な光景でした。
…な~んて、会社のブログで他社の放送を見ている様子をご紹介するのもなんですが、むしろ、これだけ多くの方の関心事に無頓着なテレビ局だとしたら、そっちのほうが方がおかしいですよね。当然のように、10回にイチロー選手が勝ち越しヒットを打った場面では、制作セクションのフロアでも歓声が上がっておりましたヨ。
『名勝負』と断言できる決勝戦。放送に関わったスタッフの皆さんも“テレビの仕事をしていて良かった”、って思っておられることでしょうね。視聴率もスゴかったけど、それとは別に感じる大きな想いがあることと思います。チョットうらやましぃ。。。
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そう言えば、だいぶ前にこんな話を聞いたことがあります。
「“男にとって最高の職業”は“オーケストラの指揮者”と“連合艦隊の司令官”と“プロ野球の監督”」だと。“連合艦隊”なんて言葉が出てくるんですから、だいぶ昔の話ですね。職業の話が男限定なところも時代でしょうか。
でも、言ってることはチョット分かる気がします。
確かに、野球の監督さんは自らバットを持つわけではなく、指揮者も音を出すわけでは無いと言う点で共通していますし、監督も指揮者も個性豊かなメンバーを束ね、一つの方向に導いていかねばなりません。その責任の大きさに“仕事としての喜び”がある。確かにカッコイイですよね。
そのステージのレベルの高ければ高いほど、確かな手腕とカリスマ性が問わることになるでしょう。
そして、人気・実力の高い集団ほど、「指揮官は誰か」と言うことが周囲の大きな関心事になっていきます。“憧れ”は当人にとっては“プレッシャー”とも同義かもしれません。
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3月。読響は常任指揮者スクロヴァチェフスキさんのタクトの元、実に素敵な音楽を奏で続けてくれました。ブルックナー・ブラームス・ベートーヴェン・チャイコフスキー・モーツァルト・ストラヴィンスキー…どんな短い音にも繊細な気配りを感じることができる、まさに今最高のコンビならではの演奏。3つのプログラムのどれをとってもワクワク・ゾクゾク・ドキドキ・ワクワク・ウルウル・ゾクゾクの連続でした。
この顔合わせが、この9月と来年3月で聴き納めになってしまうのが残念でなりません。
そして迎える4月。
そのミスターSから常任のバトンを受けるカンブルランさんが登場します。
お披露目とも言える今回の来日では、ドイツ系の曲でまとめたプログラムと、マエストロの故郷フランスの作品で固めたプログラムの2つのラインナップで指揮台に登場。これらの演奏会では、2010年以降の読響の飛躍を一足早く感じることができるはずです。ファンの方々は、様々な思いを抱きながら会場へお越しになることでしょう。
なお、番組では“フランスものプログラム”の演奏会を収録・放送する予定です。
我が読響と新しいシェフとの出会い。ぜひこのブログでも色々とお話させていただきたいと思っています。
シベリウスの交響曲第5番作品82は、ト短調ではなく変ホ長調だと思いますが?
>ルブレパリさま
ご指摘ありがとうございます。ご指摘の通りです。修正させていただきます。