2009年07月15日

 

「月刊オーケストラ」の好きなページ

こんにちは。ディレクターのまさです。
関東は梅雨明けしたとたん、暑い太陽ですねぇ。皆さま、ご自愛くださいませ。

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読響の演奏会で配られている「月刊オーケストラ」。当月のプログラムに関する詳しい解説・紹介をはじめ、世界のクラシック界の動きや、興味深いコラムがたくさん掲載されているこの冊子は、自分にとって“愛読書”と言っても過言ではありません。

その「月刊オーケストラ」の中に、特に好きなページがあります。
『読売日響楽団員紹介』です。

普段、練習所や演奏会場でお会いする楽団員の皆さん。お顔もお声もお名前も存じてはいるけれど、この『楽団員紹介』を拝見してはじめて知る経歴や趣味やこだわりetc.…。改めて、読響の素晴らしい演奏のベースにあるのは、個々に違った経験やバックボーンを持った実力確かな一流のプレイヤーが集まり、力を出し合うことにあるのだな、と感じることができます。
先日放送されたレクチャーコンサートの中で、下野竜也さんが仰っていた「オーケストラの魅力は色々な思いやそれぞれの音楽を持った音楽家たちが、それをぶつけ合って一つの曲を作り上げていくこと」という言葉ともつながります。

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7月号で紹介されていたのは、まだ入団したばかりの打楽器奏者・西久保友広さん。師匠・菅原淳さん(元・読響首席ティンパニスト)のこと、打楽器の魅力についてなど、様々なお話をされています。
複雑な配置であることが多い打楽器セクションは、映像収録する私たちにとっては確認したいことだらけ(笑)なパートでもあります。そんな時、いつも笑顔で対応してくださる西久保さん。そのお人柄も感じられる暖かいインタビューです。

今から2年前。菅原先生が定年で卒業される時、私は「第2日本テレビ」という日テレの動画サイトで小さなドキュメンタリーを制作しました。菅原先生の読響生活最後の2カ月を追ったもので、読響での演奏のみならず、音大での後進への指導、ライフワークとされている打楽器アンサンブルのリハーサル・本番など、まさに四六時中撮影。ご自宅にも伺い、練習部屋や、可愛いお孫さんまでビデオに収めさせていただきました。

その時、菅原先生が「今、面白いこと始めようと思っててね。若いプレイヤーとアンサンブル組んだの。小難しい曲じゃなくて、僕らが子供の頃に木琴を聴いてワクワクしたような曲を中心にしてね。それで今の子供たちに聞かせたいな、って…」とおっしゃい、5人の若手打楽器奏者&菅原先生による打楽器アンサンブルをご紹介くださいました。
読響の野本さんもメンバーとして参加されているアンサンブル「パーカッション・ギャラリー」です。

これが読響の新戦力・西久保さんとの初対面でした。

日本管打コンクールで2位をはじめとする輝かしい受賞歴を持つ西久保さん。とってもフレンドリーで、とにかくまぁ癒される笑顔だこと!^^
この後、「パーカッション・ミュージアム」のステージでも大活躍でした。菅原先生編曲の「白鳥の湖」のフィナーレでは、チャイコフスキーつながりで咆哮する「大序曲1812年」のチューブラーベルを担当。リハーサルでは菅原先生が自らそのベルを叩いて見本を見せ、N響の久保先生はじめ大先輩の皆さんからも様々なアドバイス。こうして色々な経験を糧にし、さらなるステップアップをされて行くのだなぁ、とファインダー越しに感動したのを覚えています。
そんな思い出もあって、読響の新楽団員としてお会いした時は、とても嬉しかったです。

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今回の「月刊オーケストラ」を読み、色んな事が蘇ってきまました。西久保さんとは直接面識のない方も、このインタビューを読むと、少し距離が縮まった想いをされるのでしょうか?
他の号の楽団員のお話もそれぞれに楽しく、ステージ上のお顔を拝見するのが楽しみなります。
 
「月刊オーケストラ」の『読売日響楽団員紹介』。
このページを読みながら、色々想像するだけで、自分は演奏会の楽しみが激増します。キラキラ

まさ様、スタッフの皆様こんにちは。
今夜の放送はお盆休み中なのでまったりとした雰囲気で楽しめました^^
お盆の深夜丑三つ時におどろおどろしい「火星」はピッタリ!子供は泣きだしてしまうかもw
コントラファゴットは初めて見ましたがデカイ!奏者がカワユイ女性で釘付けでした^^;
タンブリンやユーフォニアムのソロの画も感謝です。これぞ「惑星」の醍醐味ですね。
次回ピアニストvs脳科学者の対談はとても楽しみですが「血の一滴」って何ですか?

ベルキャット
2009年08月13日

まさ様、スタッフの皆様こんにちは。
いつも質の高い番組をありがとうございます。
9・8の公開録画のチケットが届きました。
初で、今からとても楽しみです。
必ず行きまーす♪・:*:・(*ノ∀`*)・:*:

げんきのコロ
2009年08月16日

>ベルキャットさま
いつもコメントありがとうございます。「惑星」のユーフォニウムSOLOは自分も大好きなフレーズの一つです。オケではあまり見かけることのない楽器ですが、吹奏楽や金管バンドでも多くの名曲を残すホルストならでは“見せ場”!! 楽しんでいただけて良かったです。
次回の中村紘子さん×茂木先生の充実の対談は、放送では一部しかご覧いただけないのが残念です。どうぞお楽しみに。


>げんきのコロさま
コメントありがとうございます。どうぞお気をつけてお越し下さい。そして読響の生の音楽を存分に楽しんで下さいませ。(テレビのスタッフがこんなこと言うのもなんですが、生で聴く読響は本当に素敵です! コバケンさんのハイドン、実は個人的にものすごく楽しみにしています!!)

まさ
2009年08月17日
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2009年07月08日

 

今夜放送です。

下野さんのレクチャー付きのシューマン「交響曲第4番」の地上波放送が今夜です!
ドラマの初回延長や、「ごくせん the MOVIE」のPR番組のため、いつもより25分遅い放送となります。どうぞご覧になりましたら是非ご意見をお寄せ下さいませ。

番組として初の試みとなった、公開でのレクチャーコンサート。
「テレビだからできること」を模索しながらの第1弾です。お楽しみください。

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「深夜の音楽会」
 出演:下野竜也(読響正指揮者)・読売日本交響楽団
 進行:古市幸子(日テレアナウンサー)
 曲目:シューマン作曲・交響曲第4番
    (演奏前に、下野さんのスペシャルレクチャー「シューマンがスコアに託した想い」をお送りします)
 放送時間:7月8日(水)深夜2時54分~3時54分(関東ローカル)

これがレクチャーコンサートなのですね。とても楽しかったです^^下野氏の「たとえ話」は笑えました!
日本を代表するトロンボーン奏者の桒田氏は自虐ネタで笑わせてくれましたが、隣の女性トロンボーン奏者が気になりました。
コンマス、OB、定年を迎えた方、今年入団した方それぞれの「生コメント」は本当に貴重モンです!
これからもオーケストラの「音」と「声」が聴けることを楽しみにしています。

ベルキャット
2009年07月09日

>ベルキャット
こんばんは。いつもコメントありがとうございます。
指揮者の方や、オケのメンバーの方の気持ちを言葉にして伺うと、すごく新鮮な思いがします。全ての演奏会、全ての曲について、様々な気持ちを抱えて音を出し、演奏を作り上げておられるのですね。
私も今回のレクチャーコンサートで、目からウロコが一杯こぼれました。^^

まさ
2009年07月14日
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