2011年12月28日
第九スペシャル2011
年の瀬です。
今年も残りあとわずかとなりました。
2011年の「第九」、読響の皆さんは7回の公演を行いました。
私たちは21日のサントリーホールでの公演を収録。放送は28日の深夜27:05-28:25…つまり、29日の早朝3時過ぎから4時半近くまでということになります。(「歓喜の歌」が流れる頃は4時を過ぎているのでしょう^^;)
震災や台風の被害が日本列島を襲った2011年。
今年の「読響第九」は「人類愛」「前に進む勇気」を強く感じるものとなりました。オケと歌が一体となった「第九」。素晴らしい演奏でした。
そして指揮者の下野竜也さんは、「第九」の前に「カンタベリー・コラール」という弦楽合奏のコラール(原曲は吹奏楽曲。ベルギーの作曲家:ヤン・ヴァン・ デル・ローストの作品をアレンジしたものです)を演奏。「鎮魂」「慰め」だけではなく、「復興への祈り」をこめた演奏でした。
会場でお聴きになった方も、会場に行かれなかった方も、どうぞ番組をご覧いただきたく思います。もっとも放送される時間が時間ですから、無理をなさらずに、録画でどうぞ。モチロン今回も5.1chサラウンドでの収録です。完全地デジ化の年の最後に、デジタル放送ならではの音質と画像もお楽しみください。
「読響スペシャル ベートーヴェン第九コンサート2011」。
レギュラーの「深夜の音楽会」とは別番組扱いですので、残念ながらBS日本での放送はありません。地上波は関東ローカルと長崎県でご覧いただけます。
なお、関係各所の御配慮で、今年は動画配信も可能となりました。後日UPする予定です。放送をご覧いただけない地域の皆さまには少々お待ちいただくこととなりますが、こちらをどうぞ楽しみになさってて下さい。
おそらく年内のブログ更新はこれが最後となります。
今年一年、ありがとうございました。来年はいよいよ読響50周年の年。ますます頑張りますので、どうぞご指導のほどよろしくお願いいたします。
そして2012年が皆さまにとって素敵な年となりますように・・・。