2013年11月06日

 

11月の放送

本日11月6日(水)の深夜(日付的には7日・木曜日の午前)の「読響シンフォニックライブ」は90分の拡大版です。深夜2:29~3:59の放送になります。


<プログラム>
作曲家の久石譲さんを指揮に迎えた番組の公開録画(今年8月開催)からお送りします。
 ルンルン 久石譲/オーケストラストーリーズ「となりのトトロ
 ルンルン 久石譲/風立ちぬ
 ルンルン ベートーヴェン/交響曲第7番 イ長調
 ルンルン (アンコール)ハチャトゥリアン/組曲「仮面舞踏会」より「ワルツ」


「となりのトトロ」は、宮崎駿監督のスタジオジブリ作品「となりのトトロ」の物語と音楽をモチーフに作られた教育的プログラムの名曲。冒頭、「さんぽ」のメロディーに合わせオーケストラの各楽器が紹介され、物語がスタートします。
朗読は女優の樹木希林さん
感情豊かな語りで、私たちを「トトロの森」に誘ってくださいます。


そして「風立ちぬ」はこの夏に大ヒットした宮崎駿監督のスタジオジブリ作品のタイトル。映画では久石さんが音楽を担当し、演奏は読売日本交響楽団が担当しました。読響がジブリ映画に参加するのはこれが初めて。その演奏技術の高さに、録音を見守っていた宮崎駿監督も満足そうな表情を浮かべておられました。小編成オーケストラのために書かれたこの曲を、今回の演奏会のために再アレンジ。大編成オーケストラのスコアによる初演となりました。


後半は名曲中の名曲、「ベト7」。久石さんが作曲家ならではの視点で挑む、注目の演奏となりました。リハーサルでは互いにリスペクトし合いながら曲を仕上げていった久石さんと読響の皆さん。本番ではグルーブ感を強く感じる熱演となりました。クリアに整理されつつも、独特の和声感を感じる新鮮なベト7です。


そしてアンコールは「仮面舞踏会」の「ワルツ」。まさに「踊る読響」という感じの熱演!重厚な読響サウンドがお楽しみいただけます。


楽しい雰囲気に満ちた樹木希林さんへのインタビューも!【聞き手:松井咲子さん(AKB48)】。リハーサルを終えた樹木さんが語る、久石さんへの率直な感想が素敵です。これがオーケストラと初共演となった樹木さんにとって、色んな発見のある舞台だったようです。


「オーケストラ初心者」の方にも楽しんでいただける今夜の「読響シンフォニックライブ・秋の90分拡大版スペシャル」、どうぞご期待ください。


   ※BS日テレでは11月16日(土)の朝6:30~8:30に放送されます。

有名なベートーヴェン「交響曲第7番」。
しかし勢いに流されてはいけないとの
マエストロ久石のコメントは興味深かったです。

荒井 孟
2013年12月16日

ベートヴェンの第七。舞踏の神化。この例のリズムが今回も面白く響きましたね。一つの感動です。第7はいろいろな解釈がありそれが面白い曲です。
 オーケストラストーリーズ「となりのトトロ」は素晴らしい。私たちの年代は、坂本九とカラヤンのブリテンのパーセル主題が幼子心に残っていますが、きっと今回の演奏は、今後の子供たちに良い影響を与えることと思います。
 それにしても松井咲子のMCは面白いですね。いろいろ批判はあるかもしれませんが、MCがこんなにうれしそうに軽やかにしゃべるのは、ロココ音楽の木管楽器のような響きです。ともすると私たちは真面目に音楽を聴きすぎです。(松井さんもAKBの中では少し色物の響きですがね)
音楽番組がこんなに面白くなるのは、MCの松井さんをはじめ、読響に新しい風を感じます。

スズキヤスヒロ
2013年12月24日

2月末の「山田和樹」指揮の、ベートーヴェン「英雄」の録画・読響演奏会(テレビ放送)またはCD等、情報ありますか?。

とおる
2014年02月04日

とおるさま
コメントありがとうございます。山田和樹さん指揮の「英雄プログラム」は収録する予定です。4月・5月と分けて放送する予定でおります。

番組スタッフより
2014年02月07日

 私の息子はAKB、NMBファンです。
小林秀雄のモーツアルト考を息子は読んでいましたが、わかったふりをしていたのだと思います。
AKB咲子さんが出ていたので、一緒にBSで朝から一緒に聴いていました。
 軽やかさが美しいと息子は言っていましたが、朝の放送だからこそだと思います。
 いろんな工夫をするこの番組は面白いです。私も学生の頃いろいろこの番組から学びました。
 
 ところでそろそろブログの更新してくださいね。

スズキヤスヒロ
2014年02月09日

 コメント欄3つ目に掲載のとおる様からのお問い合わせについてお答えいたします。
 山田和樹さん指揮のベートーヴェン・交響曲第3番「英雄」は、5月放送分でご紹介いたします。放送日時は現在調整中です。追ってご報告申し上げます。

番組スタッフより
2014年03月13日
ペンネーム
コメント

2013年04月17日

 

6月4日の公開収録は「トランペット祭」です!

 2013年6月4日(火)に開催する「読響シンフォニックライブ」の公開収録は、「トランペット祭り」です!
   
   
 メインプログラムは、今年生誕200年のメモリアルイヤーを迎えたジュゼッペ・ヴェルディの代表作、歌劇「アイーダ」より『凱旋行進曲とバレエ音楽』です。この曲の聴きどころは、バンダ。6本のアイーダトランペットが、東京オペラシティ・コンサートホール正面のオルガンバルコニーから高らかにアノ勇壮なメロディーを奏でます。そのバンダを演奏してくださるトランペット奏者の皆さんが《奇跡の顔ぶれ》とも言うべき豪華メンバーなのです。
 ゲストのトランペット奏者は…北村源三・田宮堅二・津堅直弘・戸部豊(五十音順)の皆さん。まさに日本トランペット界のレジェンドが勢ぞろいします!

   
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 今回の公開収録に当たり、読響首席トランペットの長谷川潤さんに「トランペットをフューチャーした演奏会にしたいんですが…」と相談を持ちかけたところ、「実は、やってみたことがあるんです」とのこと。曰く…「読響のトランペットパートの4人はみんな師匠が別々で、皆さん凄い人ばかりで、しかも現役で吹いてるんですよ。それで『是非一度、全員の師匠を招いて一緒に演奏したいね』ってパート内で話しているんです。」
 こうして今回の共演が実現することになりました。
 首席奏者の田島勤さんは武蔵野音大出身。そこで教授を務めておられるのが東響・日フィル・新日フィルで首席を務めてこられた戸部豊さんです。
 もう1人の首席奏者・長谷川潤さんは桐朋学園大学を卒業。大学では、ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団の首席を務めておられた田宮堅二さんの薫陶を受けました。
 東京音大卒業の田中敏雄さんは、32年間にわたりNHK交響楽団の首席奏者を務めた津堅直弘さんに師事。
 山本英司さんは東京芸術大学の出身で、NHK交響楽団首席奏者の北村源三さんのお弟子さんとなります。
 
   
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 今回の公開収録では「アイーダ」の他に、田島さん&長谷川さんによるヴィヴァルディ作曲「2本のトランペットのための協奏曲」も演奏されます。読響が誇る両首席奏者が気心知れた読響を従えてのコンチェルトです。
 さらにオープニングでは、金管アンサンブルによるガブリエリ作曲「第7旋法による8声のカンツォーナ・第2」という、アンサンブルコンテストでもお馴染みの曲。
 さらにさらに、特別なオマケも…???
 とにかくトランペット吹きの皆さんには堪らない一夜になることと思います。
  
  
 その他、2曲の弦楽合奏曲にも注目です。レスピーギの名曲「リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲」と、今年生誕100年のブリテン作曲「シンプルシンフォニー」。
 加えて、吹奏楽コンクールでも人気の高いワーグナー作曲・歌劇〈ローエングリン〉から「エルザの大聖堂への行列」も演奏されるという豪華版です!
 
    
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 この公開収録、入場には整理券が必要です。普通はがきでご応募ください。4月30日(火)当日消印有効となっています。(応募多数の場合は抽選となります。詳しくは、番組HPの「公開収録のご案内」をご覧下さい)  
   
  
 
◆読響シンフォニックライブ公開収録
日時  2013年6月4日(木)  開場18:30 / 開演19:00
会場  東京オペラシティ コンサートホール
出演  指揮  梅田俊明
     トランペット    田島勤(読響首席トランペット奏者)・長谷川 潤(読響首席トランペット奏者)
     ゲストプレイヤー 北村源三/田宮堅二/津堅直弘/戸部豊 (以上、トランペット/50音順)
     管弦楽  読売日本交響楽団
     司会 松井咲子(AKB48)
     曲目  ガブリエリ/第7旋法による8声のカンツォーナ、第2
          レスピーギ/リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲
          ヴィヴァルディ/2つのトランペットのための協奏曲 ハ長調
          ブリテン/シンプルシンフォニー
          ワーグナー/歌劇〈ローエングリン〉から「エルザの大聖堂への行列」
          ヴェルディ/ 歌劇〈アイーダ〉から「凱旋行進曲とバレエ音楽」


ベートーヴェンの交響曲5番は素晴らしかった。
出勤の際、勝負の日にはよく聞いております。
特に第四楽章が好きなのですがホルン軍団(?)の迫力はテレビで聞いていることが残念でした。

又、奏者の声が聞けたこともうれしいことであります。
表現の違いやこだわりだ判らず、なじみのCDとは変わっているとしか思わないのですが、指揮者による違いをおっしゃって頂くとやはり耳をそばだててしまいます。機会があれば奏者からみた指揮者の違い異を教えて下さい。

息子の受験が終わり、この四月から大学生になりました。
一年半前にピアノを辞めて勉強に集中していましたが久しぶりに弾いてもらいました。


曲はベートーヴェン、ピアノソナタ8番です。

ジャジャーン ポローンポポーンポーン

「悲惨」でした。

48歳プラス2
2013年04月21日

読響と日テレの番組は、学生時代から鑑賞しています。良い音楽、オケ、指揮者が大切なのは間違いありません。
番組の作り方も良いですね。そして松井咲子さんがいい。番組が明るくなります。この番組は、音楽を違う視点から教えてくれるのが楽しみです。今回は奏者のつぶやきが聞けたのがよかったですね(前回は茂木さんのワーグナーの音楽は耐えることなどい面白い話でした)興味ある話を引き出すのがMCの力量です。良い番組を期待しています。

ヤスヒロ
2013年05月06日

5月の放送予定は?

ディミヌ遠藤
2013年05月11日

ディミヌ遠藤さま
5月は29日(水)深夜02:29~(日付として30日・木曜午前)から、放送枠を91分に拡大して、下野竜也さんの“正指揮者卒業公演”をお送りします。ブルックナー・交響曲第5番をノーカットでお楽しみくださいませ。
https://www.ntv.co.jp/yomikyo/

まさ
2013年05月16日

 今日の公開収録。とてもよかったという噂を聞きました。トランペットを(管弦楽器に比べ、)私たち一般音楽愛好家は、よくわかっていないのと友人は言っていました。何か良い話だったようです。
今回の内容は放送されるのかしら?わかれば誰か教えてください。
 MCの松井咲子が面白かったそうですがそれも見たいですね。

ヤスヒロ
2013年06月05日

>ヤスヒロさま
おかげさまで大変な盛り上がりでした。8月にOA予定ですのでお楽しみになさってください。
開演前のMCにつきましては、松井さんが番組MCになって初めての公開収録ということもあり、お客様へのご挨拶をしていただきました。こちらは演奏会場用のものでしたので、放送の予定はございません。
それとは別に、読響トランペットセクションの皆さんへのインタビューが収録されていますので、どうぞそちらをお楽しみください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

まさ
2013年06月06日

たかがトランペット、されどトランペット今回の公開収録は貴重な共演になりますね。
非常に興味があるので演奏動画配信もお願いします。

アルバトロス
2013年06月09日

関西の地上波でも放送していただきたいです!!

ぶーぶー
2013年08月07日

OA見ました。素晴らしい!
8人のトランペッターの、そして他の読響メンバーの表情が楽しそうで嬉しそうで見ていて気持ちが良かったです(演奏後の舞台袖での表情も)。ぜひ生で見たかった!
読響がもっと好きになりました。
また他の楽器でこのような企画を期待します。

ドラきち
2013年08月16日

BS日テレでいつも観ています。
朝の放送になりますから、とてもさわやかな気がしますね。トランペットの魅力がよく伝わりました。8人のトランペット圧巻です。実際を聴いた友人が感動した理由がよくわかりました。
松井咲子のMC良かったですね。こんな楽しそうにインタビューするMCはいませんね。今後も期待しています。

ヤスヒロ
2013年09月01日

4人のゲスト奏者を加えたアイーダを楽しみにしていましたが、オンエアを見てがっかりしました。
普段別々に活動をされているために息が合っていないのだろうか、と思ってしまう程でした。
また、設置スペースの都合からか小型の画質が悪いカメラの映像が混ざっていて興ざめしました。
読売日響のサウンドが気に入っているだけに、とても残念です。

Agus
2013年10月17日
ペンネーム
コメント

2012年08月17日

 

9月の放送は!

こんにちは。プロデューサーのまさです。
 
次回の放送は9月19日(水)深夜(日付的には20日・木曜午前)です!
(BS日テレでは9月25日・土曜・あさ7:00~8:00にOA予定)
 
指揮者に藤岡幸夫さんを迎え、
ムソルグスキー作曲/ラベル編曲の組曲『展覧会の絵』と、
藤岡さんの得意とする吉松隆作曲「朱鷺によせる哀歌」をお送りします。
 
「朱鷺~」を作曲した吉松隆さんは、日本を代表する作曲家で、
大河ドラマ「平清盛」の音楽を担当していることで、改めて注目が集まっています。
今回、指揮を務める藤岡さんとは親交が厚く、「平清盛」のサウンドトラックの指揮も藤岡さんがを担当。
以前も藤岡さんは当番組で“吉松作品”を指揮し、好評を得ています。
 
実はこの「朱鷺~」は、藤岡さんがイギリスで指揮者デビューを飾って最初にCD収録した思い出の曲。その時にBBCフィルでコンサートマスターを務めていたデヴィット・ノーランさんが、
今回は読響のコンマスとして共演をするという、とても素敵な再会もありました。
 
この「朱鷺によせる哀歌」は、弦楽合奏とピアノのための作品。
絶滅の危機に瀕した朱鷺に捧げられる、美しく、悲しい響きに満ちた曲で、
スコアには、ピアノを中心に置いた、朱鷺が羽を広げたような配置が指定されています。
今回の収録では、この美しい配置を映像化すべく、東京オペラシティの天井にカメラを設置。
その舞台配置を、これまで見たことの無い方向から映し出しました。
是非、演奏と共に、その映像もお楽しみいただきたいと思います。 
 
また、新司会者・松井咲子さんがマエストロ藤岡さんにインタビュー!
「さすがピアニスト」と思わせるような鋭い質問もあり、藤岡さんの見事な曲解説もあり…
より多くの皆さんにクラシックの楽しさを感じていただけるような内容になっています。
先日、ピアノソロによるCD発売も発表され、ますます活躍の幅を広げている松井さん。
どうぞご声援のほど、お願いいたします!
 
それでは9月の放送もお楽しみに!
 

 私は「音学」した事が無いので聞いた時の感じでしか音楽を捕らえられません。じつは現代音楽は私には難解で聞いた後には「?」マークが浮かんでいましたが、今回のシンフォニアは久石様の解説もあり楽しく聞くことが出来ました。第二楽章の半ばからは惹きこまれ、気がつけば演奏が終わっていてすぐ二回目を聞きました。リズミカルで美しい曲を紹介いただき有難う御座いました。
 来月は「展覧会の絵(ラヴェル編曲)」ですね。ピアノ原曲との対比等楽しみがいっぱいです。
 松井さんのMCはまだ固かったようです。次回はピアニストならではの意見が聞かれるようですね。期待しております。

48歳プラス1
2012年08月18日

48歳プラス1さま
…コメントありがとうございます! 楽しくお聞きいただけたとのこと、大変嬉しいです!! 次回も是非ご覧ください。そしてぜひまた、ご意見ご感想をお聞かせください。

まさ
2012年08月20日

残暑お見舞い申し上げます。
「シンフォニア」を聞きました。低音の底堅い響きと不器用な旋律はブルックナー譲り?(そういえば久石さんはブルックナーの影響を強く受けているとか。)「牧神の午後」で一瞬涼やかな気になれました。来月もどうぞよろしくお願いします。

荒井 孟
2012年08月25日

10月の「ゲンナジーロジェストヴェンスキー、チャイコフスキー後期三大交響曲の演奏会。TV放映は決定しましたか?。8日の「ヴァイオリン協奏曲&交響曲第6番悲愴」の演奏会を聴きに行くことにしました。車椅子の障害者です。ここ〔ブログ〕のコメントにこういうことはあまり書きたくありませんが、あえて書かせてください。私は障害があり働いていません。親と離れ1人暮らしをしているため「生活保護」を受けています。年金と生活保護で1ヶ月たいした金額にはなりません。その中からチケット代を捻出するのは、ラクではありません。もうちょっと低額でコンサートをしているオケ(楽団)があるなか、なぜこういう金額なのか(6800円)。チケット取得も、インターネット・メールが普及してる中、いまだ「電話」しかないのも理由を教えてほしいです。

とおる
2012年08月26日

8月26日に投稿したコメントに返信がありません。
1つ下の「新しい司会者をご紹介します。」にも投稿していますが、反映されていません。掲載内容は、選んでいる。批判的な内容に対しては、掲載もしなければ、返信もしない、と言うことでしょうか?。

とおる
2012年08月29日

>とおるさま
 せっかく頂戴したコメントの掲載が遅くなって申し訳ございません。こちらの事情により、更新が滞っておりましたことをお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。 
 なお、チケット代ご意見を頂戴した件につきましては、楽団事務局に伝えさせていただきます。
 また、チケットの発売方法につきましては、演奏会の主催によって異なります。ご指摘の演奏会は東京芸術劇場ほかの主催公演であるため、東京芸術劇場HPでインターネット販売を行っているようです。ちなみに、読響主催公演は業務提携先であるe+(イープラス)にてインターネット販売をおこなっています。
 この辺りの情報提供の仕方につきましても、ご不便をお掛けしている点、読響事務局に申し伝えさせていただきます。

まさ
2012年09月14日

>荒井さま
 時折フランス作品のような響きもあり、改めて久石さんの純音楽作品を聴くと、興味深い発見がたくさんありますね。映画作品で感じる「久石さん的和音進行」も、こういった形で触れると新鮮です!
 返信が遅くなり失礼しました。今後ともどうぞお楽しみくださいませ。

まさ
2012年09月14日

ゲンナジーロジェストヴェンスキーの演奏会についての放送内容は決定しているのでしょうか?。以前質問しているはずですが?。
 聴く前にこういうことをいうのもなんですが、名演奏であることには間違いありません。食膳で申し訳ないですが、CD(ライブ録音)化してください。
 
「演奏動画集」は、テレビ放送とは違うものをアップしているのでしょうか?。ぜひ、この演奏会をアップしていただきたい。
 
「シンフォニックライブ」週末、土曜の午後・日曜の午後などに放送していただければ…深夜は見れない。

とおる
2012年09月26日

とおるさま
 … いつもコメント・ご質問ありがとうございます。
 ロジェストヴェンスキーさんの演奏会につきましては、交響曲第4番を11月に放送する予定です。放送枠の都合上、全曲ではなく、抜粋になってしまうと思いますが…。ご了解ください。
 CD化につきましては有りがたいご意見として承らせていただきます。我々、放送のスタッフとしてもパッケージ化されることは大変嬉しいことです。ただ、実際のこととなると、CD会社さんのお申し出があって成立します。この放送によって、そういった関係の方のお目に留まったら、私どもにとっても望外の喜びです!
 「演奏動画集」については、色々な事情により更新が滞っており、申し訳なく思っております。様々な方々のご理解の上に成り立っているサイトですので、権利関係(ソリストの方、指揮者の方、アーティストさまの所属事務所や専属レコード会社などの権利者さま、楽譜の権利者さま、などなど…)のご了解がいただけたものの中から掲載されています。リクエストに必ずしもお応えできるとは限りませんが、有りがたいリクエストですので、調整できるよう努力させていただきます。
 放送枠につきましても、ご期待に沿うことが出来ず申し訳ございません、ご覧になれないとのこと、残念です。番組作りに精進し、より良い放送枠でのOAが実現するよう、現場としては努力していく所存です。今後ともよろしくお願いいたします。
 

まさ
2012年09月27日

障害者です。「チケット入手」に関して、以前から「電話」だけでなく「メール」を設定して、と要望しているが、その後どのようになっているんでしょうか。他の楽団(オーケストラ)の状況はお分かりにならないとは思いますが、楽団事務所に電話をしても「車椅子席は扱ってない」と言われ、コンサート会場のチケットセンター(読響です、今回)は、扱ってないと言われ。連絡するまでに2回、3回…電話しまくりでした。本部(楽団事務局)で扱うこと、メールで受付すること、を求めます。以前投書した件の進捗状況はどうなっていますか?。ここが、そういう問い合わせに応じれないなら、連絡先を書いてください。

とおる
2012年10月03日

>とおる様
コメントありがとうございます。
チケットの件に関しては、私共では詳細を分かりかねますので、読響チケットセンターにお問合せいただきたく存じます。TEL : 03-3562-1550(受付:土曜・日曜・祝日を除く、10:00~18:00)
 
またこの件につきましては、日頃からテレビ収録に関し相談を差し上げている事務局の方にも直接お知らせしております旨、付け加えさせていただきます。 
 
 
以下、私見です。
チケットのスムーズな購入はお客様の大切なご要望だとお察しします。ご不明な点、ご要望につきましても、読響チケットセンターにお申し付けいただくことが宜しいかと存じます。(私個人からもこの要望については申し伝えさせていただきました)
とおる様のご要望にお応えできていないとのこと、大変申し訳ございません。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。
 

まさ
2012年10月04日

10月8日のコンサートへ行きました。悲愴…最高でした、特に「第4楽章のホルン!」若干、テンポが速かったように思いますが、はっきり聞こえました。これが、テレビでも放送されず、CDにもならないなんて…残念!!。

とおる
2012年10月08日

>とおるさま
楽団員の方も、「ロジェストヴェンスキーさんのチィコフスキーはいずれもパワフルで、楽しかった」とおしゃっていました。私たちも4番だけしかご紹介できないのは非常に残念です。

まさ
2012年10月17日

>とおるさま
 以前、お問合せいただいたチケットの件です。読響ご担当者より「ご迷惑をお掛けしました。ご不明な点は読響事務局にて対応させていただきますので、お問合せください」とのことでした。先のコメントに掲載いたしましたチケットセンターで、その旨おっしゃてくださいませ。よろしくお願いいたします。

まさ
2012年10月17日
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2012年07月05日

 

「グランデュオ」…今日の公開録画

こんばんは。プロデューサーのまさです。
 
今、夜中にこのブログを書いています。
そして明けて今日、オペラシティでの公開収録です。
 
  
ルンルン今回の協奏曲がボッテジーニの「グランデュオ」。
ヴァイオリンとコントラバスの独奏に、小編成のオーケストラ、という2重協奏曲です。
 
練習所でのリハーサルは本当に素晴らしいものでした。
ヴァイオリンからコントラバスに転向したと言う作曲者ボッテジーニ。2つの楽器の特性を見事に組み合わせ、またイタリアの作曲家らしいオペラの2重唱の様な歌心溢れる作品に、日下紗矢子さん(Vn)と石川滋さん(Cb)が生き生きとした息吹を吹き込みます。
お2人とも海外のオケで首席を務めておられるだけあって、互いのアンサンブルも、オケとの息遣いもピッタリ! 本当に美しくて、すごい演奏でした。明日の本番が楽しみです!!!
 
DSC00369.JPG
特に僕自身がコントラバスを弾いてた事もあって、石川さんのコントラバスに釘付け!
フラジオの超超絶技巧を駆使した奏法と、時に伴奏、時に“歌”といった要素を見事に弾き分け、曲の全てが聴きどころと言っても過言ではない時間の連続です。
石川さんの師匠であり、世界的名手のゲリー・カー氏から譲り受けたと言う楽器も美しく、リハーサル後は読響コンバスメンバーの皆さんから熱い注目を集めて居ました。
  
明日お越しの皆様、どうぞご期待下さい!
これは貴重で、素晴らしいものが聴けると自信を持ってお伝えします!
  
 

このグランデュオの放送日を教えてください。
非常に楽しみにしているので・・・

ふかひれパパ
2012年09月02日

>ふかひれパパさま
 お問合せありがとうございます。今年度は読響50周年記念の公演などもあり、少々OA順が前後しております。現在のところ、年明け2月の放送を予定しておりますので、もうしばらくお待ちください。

まさ
2012年09月14日
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2012年03月12日

 

4月からは…

ルンルン こんばんは。プロデューサーの“まさ”です。今日は皆さまに一つご報告があります。
 これまで長きにわたってご愛顧いただいた「深夜の音楽会」という番組名をこの3月で終了し、4月からは「読響シンフォニクライブ」として再スタートします!! 
(深夜の放送枠であることに変わりはありませんが、このタイトル変更により、これからは新聞の地上波テレビ欄に月に一度「読響」の文字が掲載されることになります^^)
 また放送日はこれまでより1週間遅くなり、原則・毎月第3水曜日の深夜(木曜午前)2:29~3:29 に移動。あわせてBSでの放送も地上波から11日後の日曜日よる11:00~12:00と1週間遅くなります。

 
ルンルン 読響は今年50周年。そんな記念すべき年に益々の活躍が期待させさている読響の名をタイトルに冠し、その多岐にわたる活動と、壮麗な読響サウンドを、自信をもってお届けしていく所存です。
 初回となる4月には上岡敏之さん指揮のマーラーの交響曲第4番を。5月の放送では、3月22日に福島県いわき市で開催される「きぼうのコンサート」の模様を。6月の放送では、首席オーボエ奏者・蠣崎さんのソロで、R.シュトラウスのオーボエ協奏曲ほかをお聴きいただく予定です。
 司会は引き続き古市幸子アナウンサーが担当。
 これまで一緒に制作してきたスタッフと共に、もっともっと欲張りに読響を楽しむ番組を作っていきます! どうぞ皆さまにおかれましては、益々の叱咤激励とご愛顧を宜しくお願いいたします。
 

読響シンフォニックライブとして再スタートしたとのことですので、今後は文字通り「全曲完全放送」を徹底するようお願いしたい。よろしくお願いいたします。

すみちゃん
2012年04月19日

すみちゃん様 
 コメントありがとうございます。残念ながら放送時間の延長・拡大がなかなか難しく、全てご期待に沿う事が出来ないのが実情です。申し訳ござません。
 担当者としては、マーラーの3番だろうと、パルジファルだろうと、全曲放送したいのは山々なのですが…。本当に残念な思いです。
 どうかお見捨てなく、お付き合いいただきたくお願いいたします。

まさ
2012年04月21日

読響、たまに聴きに行ってます。選曲も演奏も質が高くて満足していますが、放映されることが少なく残念でした。ぜひ楽しい番組をつくってください。
まささん、がんばってますね!期待しています。

ぜん
2012年05月02日

ぜんさま
コメントありがとうございます!!
私たちも放送回数&放送時間が少ないのは残念なのですが…その限られた枠で、出来うる限りオーケストラの魅力をお伝えしていかれるよう頑張ります!!
どうぞ宜しくお願いいたします。

まさ
2012年05月03日
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2012年01月03日

 

2012年のはじめに…。

新しい年を迎えました。今年も「深夜の音楽会」をどうぞよろしくお願いいたします。
  
2012年最初の「深夜の音楽会」は1月11日(水)の深夜に放送されます。
内容は、フランスのピアニスト、ミシェル・ダルベルトさんを独奏にお迎えしてのブラームス:ピアノ協奏曲第2番。この難曲中の難曲を、沼尻竜典さんのタクトで読響の皆さんと共演していただきました。
さらに、昨年11月末に宮城県石巻で収録された、読響メンバーによる特別演奏会から、管楽9重奏「ふるさと」(指揮・編曲:野本洋介さん…読響・打楽器奏者)と、石巻高校吹奏楽部の皆さんとの合同演奏による「ディスコキッド」の2曲をお聴きただきます。
 
世界的ヴィルトーゾとの共演による名演と、「音楽の絆」を感じる高校生たちとの心温まる演奏。私たち番組スタッフが『新しい年の始まり相応しい!』と自信を持ってお届けするプログラムを、ぜひお楽しみいただきたいと思います。

また、2月には今年最初の番組公開収録が行われます(すでに御応募は締め切らせていただいています。ご了承ください)。その後には久石譲さんを指揮に迎えての公開録画の観覧募集もスタートする予定です。メインプログラムはショスタコーヴィッチの名曲・交響曲第5番。久石さん×読響の皆さんとの初顔合わせ、どうぞご期待いただきたく存じます。(詳細は追ってお知らせいたします)

最後になりましたが、今年一年が皆さまにとって健やかな年でありますように心よりお祈り申し上げます。

今年最初の読響コンサートを見せて頂きました。
ブラームスのピアコン2番は私は普段聞くことがなかったので興味を持って見せて頂きました。
すると3楽章に入ってなつかしいメンバーさんを見付けました。(初めから期待はしておったのですが、、、)28年ほど前、私がやっていたアマオケで弦のトレーナーをやって頂いていたVc嶺田さんです。懐かしくソロを拝見しました。
これからもお元気で活躍されることをお祈りしています。神戸在

masaya
2012年01月29日

>masayaさま
コメントありがとうございます。嶺田さん渾身の素晴らしいソロを懐かしさと共にお楽しみいただけとのこと、嬉しい限りです。
読響の超強力な中低弦セクションを引っ張る嶺田さん。これを機会に、またの放送回でもご期待下さい。
そして大阪公演の際には、ぜひ会場へもお運び下さい!!!
 

まさ
2012年01月31日
ペンネーム
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2011年12月28日

 

第九スペシャル2011

年の瀬です。
今年も残りあとわずかとなりました。
 
ルンルン 2011年の「第九」、読響の皆さんは7回の公演を行いました。
私たちは21日のサントリーホールでの公演を収録。放送は28日の深夜27:05-28:25…つまり、29日の早朝3時過ぎから4時半近くまでということになります。(「歓喜の歌」が流れる頃は4時を過ぎているのでしょう^^;)
 
震災や台風の被害が日本列島を襲った2011年。
今年の「読響第九」は「人類愛」「前に進む勇気」を強く感じるものとなりました。オケと歌が一体となった「第九」。素晴らしい演奏でした。
そして指揮者の下野竜也さんは、「第九」の前に「カンタベリー・コラール」という弦楽合奏のコラール(原曲は吹奏楽曲。ベルギーの作曲家:ヤン・ヴァン・ デル・ローストの作品をアレンジしたものです)を演奏。「鎮魂」「慰め」だけではなく、「復興への祈り」をこめた演奏でした。
 
会場でお聴きになった方も、会場に行かれなかった方も、どうぞ番組をご覧いただきたく思います。もっとも放送される時間が時間ですから、無理をなさらずに、録画でどうぞ。モチロン今回も5.1chサラウンドでの収録です。完全地デジ化の年の最後に、デジタル放送ならではの音質と画像もお楽しみください。

「読響スペシャル ベートーヴェン第九コンサート2011」。
レギュラーの「深夜の音楽会」とは別番組扱いですので、残念ながらBS日本での放送はありません。地上波は関東ローカルと長崎県でご覧いただけます。
なお、関係各所の御配慮で、今年は動画配信も可能となりました。後日UPする予定です。放送をご覧いただけない地域の皆さまには少々お待ちいただくこととなりますが、こちらをどうぞ楽しみになさってて下さい。


ルンルン おそらく年内のブログ更新はこれが最後となります。
今年一年、ありがとうございました。来年はいよいよ読響50周年の年。ますます頑張りますので、どうぞご指導のほどよろしくお願いいたします。
そして2012年が皆さまにとって素敵な年となりますように・・・。

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2011年12月09日

 

読響地方公演へ・・・。

 こんにちは。プロデューサーのまさです。
 
ルンルン 先日、読響の地方公演を聴きに行ってきました! アクロス福岡(12/6)、スターピア下松(12/7)での公演です。
 
 指揮は読響特別客演指揮者の“炎のコバケン”小林研一郎さん。
 
 まさに火の出るような「ルスランとリュドミラ」にはじまり、メインはブラームスの交響曲第1番。重厚な読響サウンドに、コバケンさんならではの情熱的な“仕掛け”が施された、テンション上がりまくりのブラ1! いやぁ凄かったです!!
 個人的な感覚ですが、ブラームスでヴィオラが前傾姿勢で音楽を作ってくれるって、ワクワクします。そういった意味でも内声の魅力を存分に味わえる「読響のブラームス」は大好物です!!
 
 そしてこの下松での演奏会で首席コントラバスの星さんがラストステージ。学生時代に先生のご指導をいただき、日テレ入社後もずっと演奏を撮り続けてきた自分にとって、忘れがたい演奏会となりました。福岡公演の合間には、右手の親指の使い方について話を聞かせてくださるなど、まだまだプレイヤー魂溢れる星先生。今度はフリーのバス弾きとして、また指導者として活動なさるとのこと、ますますのご活躍をお祈りしています。
 
 今回は他にも色んな方と楽しい雑談をする機会がありました。
 首席トロンボーンの山下さんから伺うアルトトロンボーンの楽器発注の話、首席ヴァイオリン・清滝さんから伺うマーラー交響曲第5番でのセカンドヴァイオリンの難しさ、ヴァイオリンの望月さんや高木さんから伺う読響のヒミツなどなど…。東京に居るだけでは得られない貴重な体験です。
 
 また、今回のツアーのアンコール曲「ダニーボーイ」は、2011年の師走に相応しく“祈り”に満ちた演奏。会場では涙を拭うお客様の姿が多く見られ、音楽の持つ力を感じることが出来ました。
 
 
 ぜひまた読響の地方公演に行こうと思います。違う土地で聴く読響の演奏は一味もふた味も違います。そして終演後は土地土地の美味しいもので演奏会の余韻に浸る・・・。至福の時間を堪能できること間違いありません。
 
 
 

12月7日の下松公演を拝聴しました。

ヴィオラからチェロ、コントラバスにかけての充実した読響の響きがブラームスに相応しく、幸せなひと時を過ごすことができました。
ホルンをはじめとする管セクションも、素晴らしいの一言。4楽章でピアノで奏でられるトロンボーンのコラールの美しいことといったら!
下松での公演が定期化されたら、どんなに幸せかと思わずにはいられない、素晴らしいコンサートでした。

Mario
2011年12月13日

>Marioさま  
 コメントありがとうございます。
 下松公演はホールの響きともマッチし、またお客様の余韻まで楽しんでいらっしゃる様子もあわせ、とても素晴らしい演奏会だったと思います。
 4日連続の移動&演奏会の最終日。しかしながらマエストロも楽団員の皆さんも疲れを見せることなく、むしろ日々熟成されていく濃厚なブラームスであったのではないでしょうか。
 良いホールと素晴らしい聴衆の皆さんの居る下松で、また読響サウンドが鳴り響く日を、私個人も心待ちにしたいと思います。

まさ
2011年12月15日

公演(演奏)動画集「上岡敏之のブラームス交響曲第1番」削除されました?。

とおる
2011年12月18日

>とおるさま 
各動画ごとに配信できる期間が決まっておりまして… ブラームスの1番は配信終了となりました。ごめんなさい。

まさ
2011年12月19日

そうですか…「○月○日まで配信」と動画に記載してからアップして欲しいです。

とおる
2011年12月22日
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2011年09月14日

 

世界のトロンボーン奏者による「A Song For JAPAN」

東日本大震災の発生から半年が経ちました。
 
すこしずつ復興に向かっている街や人々がいらっしゃる一方で、
なかなか道筋すら見えずにいらっしゃる街や人々もおいでになります。
今なお続く被災地からの報道に接するたび、改めてその被害の甚大さを思い知らされます。
 
そんな未曽有の大災害に対し、
たくさんの音楽家たちが被災地支援のために立ち上がっている事は皆さまもご存じのことでしょう。 
 
 
今日のそのうちの1つ、あるホームページをご紹介したいと思います。

「A Song For JAPAN」(http://www.trombones.jp/) です。
 
 
震災発生からすぐに始まったこのプロジェクトは、
世界のトロンボーン奏者たちが、演奏で被災地を応援しよう、というものです。
プロ・アマ・編成の規模を問わず、「A Song For JAPAN」と言う曲の演奏動画が、沢山寄せられています。
ホームページのTOP画面には、以前「深夜の音楽会」でもご紹介した世界的トロンボニスト クリスチャン・リンドバーグさんをはじめとする世界のトッププレイヤーたちが映像のコラボレーションでリレー形式に演奏する動画を掲載。
読響首席トロンボーン奏者の桒田晃さんも「トロンボーン・クァルテット・ジパング」のメンバーとして参加なさっています。
 
さらにYou Tubeを使っての動画投稿には本当に沢山の演奏が…。
どれも、トロンボーンならではの優しく、輝かしく、時に憂いに満ちた音色で、何よりも気持ちのこもった演奏を聴かせてくれます。
特にハーモニーの美しさはトロンボーンの魅力。それぞれのアンサンブルが、それぞれのコラールを響かせ、それぞれの「復興への灯り」を点しているかのような演奏が続きます。
 
 
先日は、私の母校・明治大学交響楽団のトロンボーンセクションが28人での演奏動画を掲載。技術的には拙い部分があるものの、アマチュアならではのピュアな想いを精一杯表現していて、また大編成ならではの重厚さもあって、とても心を打たれました。
 
また、被災地での復興支援活動をなさっている陸上自衛隊中央音楽隊トロンボーン・セクションのみなさんによる演奏動画もあります。迷彩服姿での演奏です。曲中には音楽隊の皆さんの活動がスタイドショーで紹介されており、その優しさ溢れる力強い音楽と相まって、涙が自然とこぼれてきます。
 
 
 
この「A Song For JAPAN」の楽譜は、同サイトからダウンロードでき、どなたでも演奏することができるそうです。また、世界中の演奏家たちの心のこもった演奏を聴くことができ、トロンボーンをなさっている方のみならず、沢山の音楽ファンの方にご覧いただきたいサイトになっています。
  
どうぞ一度「A Song For JAPAN」(http://www.trombones.jp/) のサイトを訪れてみてください。
 
 

Thanks Many!!!

Sakakibara
2011年09月14日

Thank you very much for your great performance!
I'm proud of you!!

masa
2011年09月27日

Thank you for sharing this on your blog!

TAKASHIBRO
2011年11月28日
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2011年07月21日

 

チューバ協奏曲!

東京は台風が近づいてきています。風が強くなってきました。皆さま、充分に用心くださいませ。
 
 
ルンルン さて、今夜はこのあと深夜2:29から「深夜の音楽会」の放送です。今回は2つの全く違った協奏曲をお送りします。
番組後半は、注目のヴァイオリニスト・三浦文彰がソロを務めるサン=サーンスのヴァイオリン交響曲第3番。素晴らしい技術と音楽性で華麗に聴かせて下さいます。
 
ルンルン それに先立つ前半では、読響チューバ奏者・次田心平さんがソリストとして登場。第24回日本管打楽器コンクール・テューバ部門で満場一致の1位を獲得した日本を代表するチューバ奏者です。ソリスト、ブラスアンサンブル、指導者としての活躍も目覚ましく、昨年はソロアルバム「TuBest!」をリリース。そして我が読響では豊かで温かく喜怒哀楽を存分に感じる感情豊かな演奏で、オーケストラを縁の下から支えておられます。
 
今回は、ヴォーン=ウィリアムズのチューバ協奏曲を、仲間である読響の伴奏で披露。アンコールでは「くまんばちの飛行」をアッと驚くパフォーマンス付きで演奏してくださいました。
普段はオケの後方に”デン!”と構えている次田さんが、今回は指揮台の脇に進出!(ソリストですから当たり前ですが・・・) リハの合間には弦セクションのメンバーと談笑するなど、いつもと違う光景を楽しんでおられるようでした。
また、演奏会の合間に、司会の古市アナが「チューバ奏者の方はどのくらいいらして居るんですか?」の問いかけ。客席からは沢山の手が上がり、チューバ界の注目を集める演奏会だったことが分かりました。演奏後は元N響の多戸幾久三さんをはじめとする方々が楽屋へお越しになり、さしずめ『全日本チューバサミット』の様相。また、この日のシンフォニーで助っ人として出演なさった都響チューバ奏者の佐藤潔さんも、協奏曲は客席でお聴きになるなど、本当にチューバ!チューバ!なオペラシティだったのです。
 
そんな次田さんの演奏を紹介する今夜の「深夜の音楽会」。
番組では、古市アナが次田さんへのロングインタビューを行い、チューバとの出会い、チューバの魅力などを存分に語っていただきます。そして、次田さんのチューバコレクション+チューバ系特殊楽器を一同に集め、ご覧いただきます。次田さんの大らかなお人柄もうかがえ、いつもの「深夜の音楽会」とはチョット違った楽しさが一杯です。
 
もちろん演奏自体も・・・ これ以上は言葉で言うのは野暮なのでやめておきます。
ただ断言できるのは、この演奏をお聴きいただければ、読響ファンの方々は益々読響を好きになり、チューバを良く知らない方もチューバの魅力に目覚めること間違いありません。
 
ぜひご堪能下さい!!!
 
 

2月に演奏会があって、いつ放送されるのか心待ちにしていました。放送された週近辺は仕事が忙しくてこのHPを見逃してしまい、次田さんの演奏を聴けずじまいになってしまいました。再放送または動画にアップされる予定はありますか。是非お願いします。

koba
2011年07月30日

kobaさま
 
コメントありがとうございます。
すでにBS日本での放送も終わっており、再放送の予定は現在のところございません。
演奏動画の掲載につきましては、他にも多くリクエストを頂戴しており、ただいま準備中です。
少々お待ち下さいませ。

まさ
2011年08月01日

去年は「小泉和裕」氏で『悲愴』。テミルカーノフ氏で「チャイコフスキー交響曲第5番」を読響で拝聴しました。
今年は…下野氏の第9も聴きたい。しかし『コバケン(小林研一郎)』で聴く予定もあり。
オラリーエルツの「ラフマニノフ交響曲第2番」も聞きたい。
動画アップ・深夜の音楽会放送予定、はたまた「CD化」の予定は?。以前のチャイコフスキーは、提案したいずれも採用されず(泣)。ラフマニノフ交響曲第2番のCDを聞きながら湖面と書きました。

とおる
2011年08月23日

とおるさま、コメントありがとうございます。
お返事が遅くなり申し訳ございません。
年末の第九につきましては、年末のスペシャルとしてお送りする予定です。もちろん全曲ノーカットです!
ちなみに12月の「深夜の音楽会」は下野さん指揮の「ロマンティック」を放送します。大きな2つの交響曲で下野さん=読響の作り出す世界をお楽しみください。
なお、リクエストいただいた10月のオラリー・エルツさん指揮によるラフマニノフSym2は収録いたしません。悪しからずご了解下さい。
※ 個人的には「鐘」も気になるところです。ぜひ聴きに行こうと考えています。

まさ
2011年08月27日

まささま 動画アップ拝見いたしました。ありがとうございました。次田さんの演奏、感動しました。

koba
2011年09月27日

>kobaさま
お待たせしました! ぜひ何度も繰り返しご覧下さいませ!!!
 

まさ
2011年09月27日
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2011年06月20日

 

来年の夏のこと。。。

2012年、読響は50周年を迎えます。
その記念事業としての「特別公演」が行われることが、発表されました。
(詳細は読響ホームページをご覧下さい)
 
8月6日に広島で、9日に長崎で…原爆忌に、それぞれの街で演奏されるマエストロ・カンブルランの指揮によるモーツァルトの「レクイエム」。「世界平和」への想いをこめたこの演奏会は、読売日本交響楽団が「今、この国に存在する意義」を改めて考え、企画されたものに違いありません。
 
一方、読響ホームページでも伝えられていますが、読響の楽員さんやOBの皆さんが、先月・今月と東日本大震災の被災地を訪れ、ミニコンサートを開催しています。
 
これらの活動は、音楽のチカラを信じる思いで、一つにつながります。
読響の演奏が、被災地の方々の心を少しでも癒し、また来年の「レクイエム」が、是非とも素晴らしい演奏で「平和への祈り」を世界に発信して欲しいと、心から願わずに入られません。
 
そして私自身、メディアに携わる者として、「今、私たちが読響の番組を作る意義」を自問自答しつつ、マエストロや読響に関わる全ての人々の魂を、しっかりと伝えていきたいと考えています。
 
 
実を申せば、長崎にある日本テレビの系列局・長崎国際テレビには、番組の大先輩が働いておられます。私にとっては、入社した頃にプロデューサーとして読響の番組を引っ張っておられた“先生”でもあります。
その“先生”も、この「レクイエム」の成功を願い、まさに今、縁の下の力持ちの1人として奔走している1人です。
  
そんな大先輩の“心”も感じつつ、来年の読響・創立50周年への準備を始めたいと思います。
 

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2011年05月04日

 

ポール・ポッツ × 読売日響

こんばんは。5月になりました。
花粉が少し収まったかと思えば、強風になるとどこからかやってきます。
困ったものです。
 
ルンルン さて、4月28日に渋谷・オーチャードホールで開かれた「読売日響×ポール・ポッツ グランドコンサート」を収録しました。
今回で9度目の来日と言うポールさん。2007年にイギリスのオーディション番組で「誰も寝てはならぬ」を見事に歌いあげ、一気に世界的スターへと登りつめた…という経歴はあまりにも有名です。
 
今回は「シネマ・ミーツ・コンサート」の一環として、映画音楽を中心に構成。
ポールさん自身の最新アルバム「ニュー・シネマ・パラダイス」からもたくさん歌われました。
 
繊細で迫力のある歌声。
読響のサウンドと共に、2時間みっちりと美しい映画音楽の世界を堪能させて下さいました。
 
 
ルンルン このコンサートの模様は5月11日(水) 深夜放送の当番組にて、ご覧いただけます。なんとポールさんの歌った14曲中9曲をOA!!
日本の歌姫・カノンさんとデュエットした「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」をはじめ、「戦場のメリークリスマス」「この素晴らしい世界」などいずれも耳馴染みのある名曲ばかりです!
もちろんアンコールで披露された、お待ちかねのアノ曲もOAされます。
 
いつもの「深夜の音楽会」とはちょっと違った趣です。
どうぞお楽しみに。

4/28 オーチャード行きました♪
ポールさん、初めてでした。

「ブラボー」と声がかかると、必ず「アリガトウゴザイマス。」って、小声でおっしゃっていましたね。

歌声も、繊細で正確で、ポールさんのお人柄を感じられたステージでした。

あのアンコールで、観客とステージが1つになった気がしました。
素晴らしかったです。

最前列の中央にTVカメラがデーンと構えていて、男前のカメラマンさんが居ましたね。^^

いつ放映されるのかな、と探していたら、このページにたどり着きました。

これを機会に、読響と深夜の音楽会をチェックして、楽しみにします♪

クローバー
2011年05月05日

クローバーさま
コメントありがとうございます。
いつもは収録から放送まで時間が空いてしまうのですが、今回は特別に即放送!!となっています。会場の興奮を思い出しながらご覧いただけたら嬉しいです。
これからも読売日本交響楽団と「深夜の音楽会」をよろしくお願いいたします。m(_ _)m

まさ
2011年05月06日
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2011年03月24日

 

震災によせて

東日本大震災により被害を受けられた皆さまに謹んでお悔やみとお見舞いを申し上げます。
また被災地の1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
 
 
さる3月19日、読売日本交響楽団は震災後初となる演奏会を開催しました。
正指揮者・下野竜也さんのタクトの下、いつものように技術と心の全てを注ぎ込んだ…、しかしながらいつもとは違う意味を持った、演奏。
犠牲になられた方々への追悼の「G線上のアリア」と黙祷は、マエストロとオーケストラが御霊に誓った“決意”でもあるように感じました。
 
音楽家にもできること。
音楽家だからこそできること。
 
そして僕らにもできること。
僕らにしかできないこと。
  
 
甚大と言う言葉では語りきれないほどの被害が生じてしまった今、
音楽が、多くの人々の心に 光をともすきっかけとなって欲しいと、
音楽ファンの1人として願わずにはいられません。
 
そして、そのために僕らができること、
僕らにしかできないこと、を考え、行動していきたいと考えています。
 
 
4月の「深夜の音楽会」では一部内容を変更し、
犠牲になった方々へ捧げられた「G線上のアリア」(3月19日収録) を放送いたします。
そこにこめられた“祈り”が、どうぞ伝わりますように。
 
========================================
 
読響 正指揮者・下野竜也さんからのメッセージはこちら

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2011年03月10日

 

「メタモルフォーゼン」動画配信!!

こんばんは。プロデューサーのまさです。
 
ルンルン今日(3月10日)の午後から、当ホームページの演奏動画集に、新しい動画が加わります。
2010年9月18日の定期演奏会(サントリーホール)で収録されたR.シュトラウスの「メタモルフォーゼン(変容、23の独奏弦楽器のための習作)」です。
この曲は第2次世界大戦末期に書かれ、R.シュトラウスが「戦火によって壊滅的になって行く祖国ドイツに向けて書いた“鎮魂歌”」ともいうべき作品。その深い思いに、下野さんと23人の読響弦楽器奏者の皆さんが立ち向かったのです。
 
この演奏の模様は、すでに一部を放送しましたが、今回の動画配信では、指揮を務めた下野竜也さんの入場から、カーテンコールまでをノーカットでご覧いただけます。
 
 
ルンルン実は私はこの曲を知りませんでした。
R.シュトラウス作品の中でも演奏頻度が高いとは言えず、「23人が23パートに分かて演奏する弦楽合奏曲がある」と言うことは知っていたものの、どんな曲なのかを知ったのは、この収録が決まってから。生で聴いたのはこの演奏会が初めてでした。
聴いているだけで心に深く何かが突き刺さる音楽。晩年の作曲者が、愛する祖国と、そこにあった魂に別れを告げているような“慟哭”にも似た響き。様々な交響詩や管弦楽曲で見せていた一面とは違うR,シュトラウスがそこにあります。
 
 
ルンルンそのリハーサル。 
大編成のオケ曲を作り上げる時とは少し違う空気。下野さんの指揮する手の動きと、言葉で伝えられる“指示”はもちろんのこと、演奏を止めるごとに直接奏者同士で要求し、確認し合うという作業の連続。とても室内楽的なアプローチ。互いの音を聴きながら、互いの音を引き出しながら、およそ25分の演奏が大切に大切に紡がれていきます。
そしてこの曲は1人1人がソリストで、全員がアンサンブルと言う難しい楽曲です。
チームワークの良さや合奏の質や量はもちろん大切な一方、個々の奏者にかかる責任と負担は相当なもの。緻密に作り上げるほど、個々に求められる音楽性も高くなっていくのです。
 
ここで読響弦セクションの素晴らしい音楽家たちが聴かせてくれます!!!
 
 
後は言葉でお伝えするのは無粋と言うもの。是非、動画をご覧いただき、その演奏をゆっくりとお聴きください。『チーム・メタモルフォーゼン』の24人のメンバーが、最高に研ぎ澄まされた音楽を披露してくれます。(下野さん曰く、「一部メンバーは『チーム・メタボるフォーゼン』だね」とのこと。おそらく、ご自身も含まれていることと思います)
 
そして今回の動画、出演メンバー全員のお名前をスーパーしました。ぜひ、そのお顔と名前を覚えてみてください。きっと次に生の演奏会にお運ぶ居いただいた際に、舞台上の読響メンバーが身近に感じられるに違いありません。
 

まささん、こんにちは。
さて、当該動画は未だ拝見していませんが星先生はご出演されていらっしゃいますでしょうか?
この25年、同楽団の演奏会に行くたびに、変わらない楽団の顔・重鎮と新メンバーさんとの上質な紡ぎ具合を嬉しく聴いています。

魔法使いの弟子
2011年05月12日

 魔法使いの弟子さま、こんにちは。
 首席Cbの星先生は、1stコントラバスで出演なさっています。2ndはもう1人の首席を務めておられる西澤さん、3rdはベテラン増山さんという布陣です。ぜひ一度、動画をご覧下さいませ。
 最近ではアメリカ・ミルウォーキー出身で、読響初のフレンチボウ奏者であるジョナサン・ステファニアクさんが入団するなど、実力派若手プレイヤーとベテランメンバーの融合が益々進む読響コントラバスパート。私もCb出身だけに、益々目が離せません!!
 

まさ
2011年05月14日
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2011年03月01日

 

緊張の初入稿。

こんにちは。プロデューサーのまさです。
 
太陽暖かかったり、雨寒かったり、差が激しいですね。
こんな時は体調を崩しやすいものです。
お互い気を付けて参りましょう。
 
 
ルンルンさて昨日、初めての入稿をしました。
読響の演奏会で配られる小冊子「月刊オーケストラ」の「プロデューサーコラム」です。
 
この3月分までは、前任者が引き続き書いていましたが、彼女の異動から9か月がたち、新しいシーズンを迎えるこのタイミングでコラムも引き継ぐこととなったのです。
 
いやぁ、実際に書いて見ると難しいです!!
クラシックの専門家ではないし、ご覧になるのはオケ好きの方ばかりだし、何せコラムなんて書いた事もないし…。
 
悩みました。
 
結果として、「読響に関わるテレビ屋」としての雑感や知っていただきたいことを書いていこう、と。そして、少し自分たちの仕事にもプレッシャーを掛けられるような、「有言実行」の場にもしていこう、と。
 
ということで、良く言えば“初々しい”、普通に言えば“素人丸出し”の初コラムが出来上がりました。
4月の演奏会でお手元に配られる「月刊オーケストラ」の巻末にチョロっと掲載される予定です。
どうぞご笑納くださいませ。
 

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2011年02月17日

 

ノミネートされましたっ!!

こんばんは。プロデューサーのまさです。
 
この度、昨年発売しました、スクロヴァチェフスキさん&読響のBlu-rayディスク「ブルックナー・交響曲第9番&第8番」が、「第3回DEGジャパン・アワード ブルーレイ大賞」の「ベスト高音質賞・音楽部門」にノミネートされました。
 
関係者の皆さま、ご推薦いただきありがとうございます。
 
この賞の対象は2010年1月1日~12月31日に国内で発売・販売されたブルーレイタイトル。その中から「ブルーレイの特色を最も引き出し、特に優れた作品を選出し、表彰する」とのこと。
 
ちなみに、同部門には他に2作品がノミネート。
1つが「小澤征爾 生誕75年記念作品集 ブルーレイBOX」。
もう1つが「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」。
何と言うラインナップ! えらいこちゃです。(笑)
 
 
それにしても、素晴らしい演奏を収めることが出来、放送後にBlu-ray化していただけただけでも有難いと言うのに、こうして“2010年を代表するBlu-rayディスク”として挙げていただけることの嬉しさ!!!
スタッフ一同を代表して、演奏者の皆さまはもちろん、Blu-ray化にお力添えいただいた皆さまに御礼申し上げます。 
 
  
普段、一度放送されたらそれきりのテレビ屋にとって、パッケージ化は凄く嬉しいことです。
まだバラエティー番組のDVD化が多くなかった7年程前、自分がガキの使いやあらへんで」の「体育館で24時間鬼ごっこ ! 」という企画のDVDを作らせていただいた時も、凄く凄く嬉しかった覚えがあります。(この企画、撮っている時からVHSではなく、DVDにしたかったんです。色んな方の働きかけがあって、放送から4年以上経ってからDVD化。こっそり“マルチアングル”も仕込んで、楽しみながら存分に作らせてもらいました。) 
今回も嬉しくて仕方ありません。何枚も買って、親戚にも配ってしまいました。^^
 
 
スクロヴァチェフスキさん&読響のBlu-rayディスク「ブルックナー・交響曲第9番&第8番」、ぜひご覧ください。
Blu-rayならではの高画質・高音質…特に5.1chサラウンドでお聴きいただくと、サントリーホールのセンターに居るような響きが体験できます。演奏はモチロン最高です!
きっとお楽しみいただけると思います。
 
 
ちょっと手前味噌なブログになっちゃいました。
ノミネートで浮かれております。^^; ご容赦くださいませ。

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2011年02月03日

 

今日の公開録画。

おはようございます。
 
プロデューサーのまさです。
 
今夜は「深夜の音楽会」公開録画です。
お越しいただく皆さま、どうぞお気をつけていらしてください。
 
 
さて、昨日は生田の練習所にお邪魔して、リハーサルを拝見してきました。
 
サン=サーンスの交響曲第3番の第2部、弦楽器首席陣の丁々発止なやり取りが全体に伝わり、ダウンボウの響き方がどんどん一つにまとまっていきます。マエストロの要求に応えつつ、それを“読響サウンド”として昇華していく様子に感動。そして曲の前半では、小節頭の休符を感じながら入るアップボウのキレの良さに鳥肌が…。
マエストロが演奏を止め指示を出すごとにさらなる艶が加わり、木管・金管・打楽器・そしてオルガンにピアノも加わったオケ全体で、どんどん一つの音楽が出来上がっていきます。
 
協奏曲は読響チューバ奏者・次田さんによるヴォーン・ウィリアムズのチューバ協奏曲。
幅広い音域や、早いパッセージでの超絶技巧が、普段聴くことの無いチューバの異次元のような世界に引き込んでくれます。特に緩徐楽章では、まるで夢を見るような美しい響き!!!
日本最高のチューバ奏者・次田さんならではのスゴイスゴイ協奏曲をお楽しみいただけることと思います。
 
今日出演の弦楽器の皆さん全員による「タリスの主題による幻想曲」では、2つの弦楽サンサンブルと、首席陣によるカルテットが美しく絡み合います。こちらもお楽しみに。
 
 
さぁ、会場に行って収録の準備にかかります。
いってきま~す!!!

ホームページの「演奏動画集」だが、同じものを一まで載せているのか、アクセス数でも調べていて、相変わらず増え続けているから「削除しようにも出来ない」とでもいうのか。先日放送した「キンボー・イシイ・エトウ」の『ドヴォルザーク交響曲第8番」など、TV放送したものは、ホームページにアップする対象にはならないのでしょうか?。「読売交響楽団CD」紹介や、発売予定などを掲載したり、ホームページを充実させてください。また、会場でのCD販売も「読響会員限定」とせず、当日聴きに来た人(非会員)にも対象を広げてください。以前「芸術劇場」での演奏会を聴きに行った際、演奏会終了後に見に行こうとしたら撤去されていた、車椅子のため、演奏海中のわずかな休憩時間では、動きが取れない、そういう聴衆の意見も検討事項にしてください。

とおる
2011年02月11日

とおる様
  
この度はコメントを頂戴しありがとうございます。
お寄せいただきましたご意見につきまして、ご返答申し上げます。
  
まず「演奏動画集」の件ですが、番組のスタッフ体制が少人数と言うこともあり、なかなか頻繁な更新が出来ないのが実情です。大変申し訳ございません。また、動画の削除につきましては、各権利者の皆さまのご理解を得られる範囲で長く掲載をしていき、アーカイブ化して行きたいと考えておりますので、「削除できない」のではなく「極力削除しない」でおります。
なお、お尋ねの「ドヴォルザーク・交響曲第8番」につきましては、後日配信をする予定です。あわせて近日中には、カンブルランさん指揮の動画も追加予定です。もうしばらくのお時間を頂戴したいと存じます。
 
もう一点。
演奏会場でのCD販売につきましては、読売日本交響楽団さんが行っており、弊社(日本テレビ)が行っているものではございません。つきましては、こういったご意見を頂戴したことを読響担当者の方に伝えさせていただきます。
なお、読響の情報につきましては、読響ホームページをご覧いただきますと、より詳しいものが掲載されています。是非ご利用ください。
(読響ホームページURL  https://yomikyo.or.jp/index.php)
 
 
この度は貴重なご意見をいただき、大変感謝しております。今後とも、よろしくご指導のほどお願いいたします。
 

まさ
2011年02月12日

2011年2月12日(土) 14:00 東京芸術劇場
指揮:ダネイル・ラチェフ  ピアノ:田村響
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番〈皇帝〉
チャイコフスキー/交響曲第4番

上記の演奏会、放送予定「演奏動画集」追加予定はありますか?。

上野 泰
2011年02月13日

上野様
 
コメントありがとうございます。
ご質問の件ですが、この演奏会は収録しておりません。したがいまして、放送・動画配信共ございません。ご期待に添えず申し訳ございません。
 

まさ
2011年02月14日
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2011年01月06日

 

2011年!!

あけましておめでとうございます。
プロデューサーのまさです。
  
今年は1月に500回目の定期演奏会。
「ロメオとジュリエット」をテーマにしたマエストロ・カンブルランさんの新シリーズ。
東京芸術劇場改装に伴ってスタートするオペラシティでの名曲&マチネシリーズ。
話題のソリストや世界的マエストロとの共演。
そして創立50周年を目前にした読響が取り組む、音楽を通じての平和への祈り。。。
2011年の読売日本交響楽団のラインナップはどれも意欲的で魅力的です。さらに幾つもの演奏会を聴き続けることで、その味わいが何倍にも深くなっていくような“ニクい仕掛け”が施されています。
〔読響の演奏会についてはココをクリック
  
「深夜の音楽会」では、そんな演奏会のライブ収録のみならず、読響に関する様々な情報も“積極的”かつ“機動的”にご紹介していきます。
ぜひ皆様には、番組を応援していただくとともに、「生の演奏会」にお出かけいただきたいと思っています。
 
番組をきっかけに「生の演奏を聴きたい」と感じてくださる方が1人でも居て下さったら、それはクラシックファンの一人としてとても大きな喜びです。そんな2011年となるよう、スタッフ一同全力で頑張っていきたいと思っています。
どうぞご期待下さい!
 
 
それでは本年も、読売日本交響楽団と「深夜の音楽会」をどうぞよろしくお願いいたします。
 

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2010年12月27日

 

良いお年を。

たった今、「第九」の放送が終わりました。
 
これで私たち「深夜の音楽会」スタッフの1年が終わります。
今年1年、ありがとうございました。
 
番組をご覧いただいた皆さま、読売日本交響楽団の楽団員の皆さま、事務局の皆さま、たくさんの出演者の皆さま、取材・収録にご協力くださった皆さま…
番組を制作するにあたりご尽力くださった全ての皆さまに御礼申し上げます。
 
 
素晴らしい演奏、素晴らしいお客様なしでは、良いクラシック番組は成り立ちません。
そう言った意味では、この番組は本当に恵まれた環境で作らせていただいていると実感しています。
特に今年はスクロヴァチェフスキさんが常任指揮者として最後のタクトを振り、新しいシェフ・カンブルランさんをお迎えするなど、オーケストラにとっても大きな節目となった年。
正指揮者・下野竜也さんの飛躍や、収録映像のBlu-ray化など、様々な出来事がありました。
 
私たちは、それら1つ1つを丁寧に収録し、番組にしてお届けしてきたつもりです。
しかしながら振り返ってみると、まだまだやらねばならない事、足りないところがたくさんあることに気付きます。読響の皆さんへの周囲からの高い評価に負けない番組を作るためには、まだまだ力不足だと感じています。
 
来たる2011年は、そういった反省を生かし、クラシックの、オーケストラの、読響の魅力を存分にお届けできるよう、スタッフ一丸となって邁進していく所存です。
 
 
皆さまにおかれましては、何卒ご支援・ご指導のほどお願い申し上げます。
 
 
それでは、来年が皆さまにとって素晴らしい1年となりますように。
 
 

「深夜の音楽会」スタッフ一同

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2010年12月20日

 

第九

こんにちは。
 
2010年もあと10日余り。
今年もやって来ました「第九」の季節。
 
読響は、名門フランクフルト放送交響楽団の首席指揮者を務めたヒュー・ウルフさんを迎え、昨日から公演がスタート。26日の横浜公演まで6回の演奏会が用意されています。
 
「読響第九」の魅力の一つは合唱。
今年も新国立劇場合唱団の皆さんが、初台の新国立劇場を飛び出し、全公演で素晴らしい「歓喜の歌」を歌ってくださいます。
 
ルンルンキラキラ 
実は先日、この公演に向けた合唱練習初日を取材させていただきました。
合唱指揮は、新国立合唱団合唱指揮者の三澤洋史先生です。

さすが全員プロの声楽家で構成されている日本屈指の合唱団。最初から見事なハーモニー!
すると三澤先生…歌詞が書かれた時代背景や、言葉に込められた想いを紐解くようにメンバーの皆さんに語りかけます。「聖書のこの意味が分かると、単語の直訳では感じられない気持ちが込められてることに気付く」「共に立ち上がる群衆たちの熱い気持ちをはらんだ“友”」などなど…。
これを聞いた80人の合唱団の皆さんが再び歌い出すと…スゴイ!聴いているこちらの心が揺さぶられるような響き!! 対訳なしでは意味が分からないドイツ語の歌詞が、直接訴えかけてくるのです!!!!
バイロイト音楽祭の合唱指導スタッフに名を連ねた三澤先生ならではの発音の研究と音楽的アプローチに加え、「歌う」=「伝える」ということに重きを置いたリハーサルは、本当にスゴイスゴイものでした。
 
ピアノ伴奏による初練習にもかかわらず、思わず目頭が熱くなります。
ベートーヴェンの生きたフランス革命の頃。「歓喜の歌」が高らかに歌われた、東西ドイツの統合の時代。そして様々な不安が交錯する2010年。
ベートーヴェンが「第九」に籠めた想いは、作曲されてから180年以上経った今でも私たちの心に響きます。
 
ルンルンキラキラ 
技術の高い皆さんが、歌詞の根底にある“意味”や“想い”を一つにし歌う「第九」。
決して知識のためではなく、観客に本当の芸術的感動を与えるという目的のために行われる、地道な作業。
全てはコンサートに足を運んで下さるお客様のために…。 
 
すでに完売の公演もありますが、まだ間に合います!
ぜひお時間ある方は、会場へお出かけください!!!
【読響ホームページURL】 https://yomikyo.or.jp/cat8/#news-topics-1001
 
そして、26日(日)深夜1:50から放送の「読響・ベートーヴェン第九コンサート2010」もお楽しみに!
曲はもちろんノーカット。前述の合唱リハーサルの様子もチョットだけご紹介します。

 
それでは私はこれからサントリーホールへ。
今日は収録本番です! 行ってきます!!

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2010年12月07日

 

改めてご挨拶。

すっかりご無沙汰しております。
師走ですね。お風邪など召していませんか?
  
さて、本日は改めてご挨拶を。
これまで、“ディレクター・まさ”として自己紹介して参りましたが、実は人事異動により、今年夏からは「深夜の音楽会」のプロデューサー兼ディレクターとしてやらせていただいています。
若輩者ではございますが、一生懸命やらせていただきますので、引き続きのご支援・ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
 
 
そして来年の2月。私が初めてお願いしたプログラムでの公開収録が決まりました。
 
 【日時】2011年2月3日(木) 18時45分開演
 【出演】指揮:大友直人 チューバ:次田心平
 【会場】東京オペラシティ コンサートホール
 【曲目】 タリスの主題による幻想曲(ヴォーン・ウィリアムズ) 
      チューバ協奏曲 (ヴォーン・ウィリアムズ)
      交響曲第3番<オルガン付き>(サン=サーンス)
 
メインは、最近聴いていない、けど今の読響でぜひ聴いてみたい交響曲を!
ということで、折角パイプオルガンもあるオペラシティで「オルガン付き」。大友先生からご紹介いただいたオルガニスト・新山恵理さんをお迎えしての演奏です。迫力ある読響サウンドとフランス作品ならではのエスプリの効いた響きをご堪能ください。
 
 
そして自分がこの番組を引き継ぐ時に抱いた「この番組で読響の素晴らしさをもっと紹介したい」という気持ち。その思いをまずは協奏曲に託しました。
ソロを務めていただくのは、日本を代表するチューバ奏者・次田心平さん。権威ある第24回日本管打楽器コンクールのテューバ部門で満場一致の1位を獲得したチューバ界のスーパースターです。今年9月にはCD「TuBest!」をリリースするなど、活躍の場を広げていらっしゃいます。読響には2008年11月に入団されました。
今回はその次田さんが、協奏曲で読響の仲間たちと共演。オーケストラでは“縁の下の力持ち”の次田さんの、驚愕のテクニックと、素晴らしい歌心をお楽しみに。
 
さらにこの2曲を元に、指揮者・大友直人さんが提案下さったオープニング曲が「タリスの主題による幻想曲」。通常編成の弦楽オーケストラに、小編成の弦楽合奏が離れて演奏し、さらに弦楽四重奏的に首席奏者たちが腕を競う、ユニークな弦楽合奏曲です。曲にある「タリス」とは、16世紀イギリスの作曲家で、協会のオルガン奏者。メインの「オルガン付き」ともつながる、ヴォーン・ウィリアムズの作品です。
 
 
様々な方々の助言もいただきながら決めたプログラム。
通常のコンサートとは一味違った楽しみ方をしていただけることと思います。ぜひお出かけください。
 なお、この公開放送は入場無料です。入場ご希望の方は、ハガキにてご応募ください。
 【「深夜の音楽会」公開放送の詳細はコチラ】 
 https://www.ntv.co.jp/yomikyo/syuroku.html

 【次田心平さんのCD「TuBest!」の詳細はコチラ】
 https://bit.ly/fB05hh

これからも「深夜の音楽会」をどうぞよろしくお願いいたします。

まさ様、スタッフの皆様、こんにちは。
キタ====ついにテューバのソロ!プロもアマも大注目間違いなし!! オルガンまで聴けるのは超レアですよね。東京オペラシティ行ってみたいしw
思うのですがまさ様の権限で読響のコンサートを生放送して下さい! この番組の画の素晴らしさを夕方6時からのライヴ特番でオンエア!
来年の完全地デジ化元年にキレイな生映像でこの番組を見た~~いw
宜しくお願い致します。

ベルキャット
2010年12月14日
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2010年08月23日

 

24時間テレビ「241人の大コンサート」間もなく開演

お久しぶりです。ディレクターのまさです。

8月も残すところ1週間。
学生時代は宿題にワタワタしていた頃です。

今年は、というと…
28日(土)~29日(日)に行われる「24時間テレビ」の準備にワタワタです。

自分はある企画の演出・プロデューサーとして参加。
その企画とは…
障がいのある方と健常者が一緒になり、オーケストラと合唱団を結成。
練習を積んで、生放送中にその演奏を披露する、と言うものです。
題して「障害を乗り越えて!TOKIOと241人の大コンサート」

ホルストの「木星」と、平原綾香さんが歌ったポップスとしての「Jupiter」を掛け合わせた、24時間テレビスペシャルバージョンの「Jupiter」を演奏します。
音楽監督・指揮は、日本を代表する作曲家・久石譲さん。

練習トレーナーとして、先ごろ読響をご卒業された橋本顕一さん(Vla)をはじめ、コントラバスの高山健児さん、ホルンの久永重明さん、元首席ティンパニストの菅原淳さんもご参加いただき、酷暑の中、熱い熱い練習が繰り広げられています。

障害のある参加者の中には、音楽によって励まされた方や、プロを目指していた矢先に障害をおってしまったものの、音楽をやめることができなかったという方がおいでです。共通しているのは、音楽が何よりも好きと言うこと。
この点においては、音楽監督の久石さんとも、パーソナリティーのTOKIOの皆さんとも、同じです。

先週末、久石さんを迎えての練習が行われました。
密度の濃い、全員で音楽を作り上げていく、至福の時間でした。
「ミスは誰も責めやしない。怖がらずに持っているものを全て出して欲しい。そこから自分たちの音楽が始まる。待たずに、積極的に!」…そんなメッセージを指揮台から投げ続ける久石さん。そして応えるメンバー。
本当に素敵な音楽に満ちた練習でした。

さぁ本番まで1週間。
何より全員が思い切り演奏できますように。。。
僕らも全力で準備をしていきます!


お時間ございましたら、ぜひご覧下さい。

放送見ました!こちらのスタッフさんが関わってたんですね。
聞いているうちにわけもわからず涙を流していました。そして音楽が好きで良かったと心から思いました。正直言って24時間テレビはあまり好きではないのですが、このコンサートは気になっていて観ました。音楽の持つ力の大きさを改めて知ることが出来たと思います。
これからも音楽の素晴らしさをたくさん伝えて行って下さい。来年も楽しみにしています。
P.S. ナレーションが「けいおん」の澪ちゃんの方だったのも素敵でした。

じゅぢゅ
2010年09月09日

じゅぢゅ様
お返事が大変遅くなりました。ご覧いただきありがとうございます。制作者として、こんな素晴らしい音楽が生まれる瞬間に立ち会えて、本当に幸せでした。
澪ちゃんこと日笠さんも心を込めてナレーションを付けて下さり、とても感謝しています。

まさ
2011年03月10日
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2010年07月12日

 

ヨミウラ日響・三度!

こんばんは。ディレクターのまさです。
 
ワールドカップの熱戦も、今宵の決勝戦を残すばかり!
サッカー好きの自分としては、ワクワクの1カ月でした。
 
読響には楽員さんを中心に活動するサッカー部もありますので、
きっと寝不足との戦いだった方もおられることでしょう。^^;
 
 
さて、以前にもご紹介しました、読響の裏方さんたちによるオーケストラ・ヨミウラ日響
実は3度目の本番が近付いています。
 
我が番組の女性スタッフと、以前に読響の楽器運びのアルバイトをなさっていた男性が目出度くゴールインすることとなり、その2次会で演奏することになったのです。
出会いのキッカケは、なんとヨミウラ日響の最初の演奏会となった、読響スタッフさんの結婚披露宴。お祝いのために集ったオーケストラで運命の出会いをしちゃったんですねぇ。
 

今回、2人の門出をお祝いしようと三度集まったヨミウラのメンバーたち。
ここで出逢った新郎新婦ももちろん参加です!
しかし練習が始まるとお祝い気分はどこへやら!! それはもう真剣そのものです。それが楽しいんですよねぇ。
 
 
しかし!
困ったことに、この裏方オケの存在を知ってしまった某フランス人の音楽家さんが、何やらすごく興味を持たれていると言うウワサを耳にしました。その御方とは、我らが常任指揮者・カンブルランさん。
なんでも「それは一度練習を見なくては!」とおっしゃっているとか。。。。
 
スケジュール的には来週末の練習が狙い目だそうで。。。
もう「楽しきゃ良い」なんて気分じゃ居られません。
さ、さらおう!!!!

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2010年06月04日

 

読売日響の12人のヴィオリストたち。

こんばんは。ディレクターのまさです。
 
キラキラ 先日、読響の練習所であるロケが行われました。
主役は読売日響の12人のヴィオリストの皆さんたち。
 
皆さんは去る2月8日にアンサンブル・コンサートを行い、温かい音色と素晴らしい技術で楽しませて下さいました。その時に演奏なさったバッハの「シャコンヌ」(編曲・野平一郎)を、リハーサル終わりの練習所で収録させていただいたのです。
 
 
ルンルン 生沼さん、鈴木さんの両ソロ・ヴィオリストを筆頭に、ベテランの橋本さんから、期待のホープ渡邉さんまで、読響のヴィオラ・セクションは総勢12名。その全員が揃っての演奏です。
 
私服のまま、いつもはリハーサルをしている場所で。。。
しかし演奏が始まるとピリッとした空気が流れ、一音一音を丁寧に音楽を紡いでいきます。
 
バッハの神聖な響き。
それをヴィオラ四重奏に置き換えた野平一郎さんの繊細な編曲。
それぞれのパートを3人ずつで弾くことで生まれる豊かな表現。
 
この演奏は来週より、本ホームページの「演奏動画集」でご覧いただけます。
いつものフルオーケストラとは違う「読響サウンド」を、ぜひお楽しみください。
 
DSC00184.JPG
演奏後の皆さんをパチリ。前列中央に居られる橋本顕一さんは、今夏、読響をご卒業なさいます。

久しぶりにコメントします。
「12人のヴィオリスト」とは「ベルリンフィルの12人のチェリスト」を彷彿させますね。室内楽でも活躍している読響の皆さんのこういった演奏が聴けるのは楽しみです。まさにウェブ動画配信で見たかった感じです。ありがとうございます。なんか写真もカワイイ(失礼!)です。黒い衣裳でサントリーホールのステージで見るのとはだいぶ違う印象です。まさか私服で演奏ですか?
これからは木管や金管のアンサンブルもぜひ企画してください。
期待しています!

nyan
2010年06月04日

nyanさま、お久しぶりです。
ぜひ楽しみにしてくださいませ。nyannさまがお察しの通り、私服のまま演奏していただきました。写真を見た第2日テレのスタッフからも「いつものサイトイメージとは、すごく印象が違いますね」と驚きの声があがってました。この写真が動画のサムネイルにもなるんですよ。
これからも楽員の皆さんの様々な活動をフォローできたらいいなぁ、と思っています。頑張りますっ!

まさ
2010年06月08日

まさ様、スタッフの皆様、こんにちは。
新しい動画企画ですね!梅雨のこの時期、湿った生温かいような肌寒いような夜は、バッハの曲が、
五臓六腑に染み渡ります!キツーイ焼酎をロックで飲んでいるような。。。そんな感じでしょうか?
では『深夜の音楽会』が始まりましたので失礼します!


ベルキャット
2010年06月10日

ベルキャットさま、こんにちは。
実は一昨日、夜中に家でこの動画を見ながら、芋焼酎をロックで飲んでおりました。*^^*
テミルカーノフさんのリハーサル終了後にこの演奏を撮影させてくださったヴィオラセクションのみなさんに、改めて感謝感謝です。

まさ
2010年06月11日

一年経った今も、度々観ています。大好きです。
水のように空気のように いつもそばにおいて置きたいもののように。

nekoNekomimi
2011年06月09日

nekoNekomimiさま
コメントありがとうございます。
実は自分自身も、夜中の仕事に疲れたら、この演奏動画で癒されること度々です。
これからもどうぞご覧くださいませ。

まさ
2011年06月10日

更に二年経ちましたが、今も変わらずお気に入りです。ずっとここに置いておいてくださいね。

nekoNekomimi
2013年06月12日
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2010年05月04日

 

5月です。

こんばんは。ディレクターのまさです。
 
カンブルランさんの常任指揮者就任披露。日付の上ではもう昨日になりますが、大阪での演奏会も盛況だったそうですね。おめでとうございます。
 
お客様の盛大な反応からは、これからの読売日本交響楽団の歩みに期待を抱かれた方が多いのではないか、と推察します。実際に会場でお聴きになった皆さまはいかがでしたか?
今回、残念ながら生の演奏をお聴きになれなかった皆様には、7月に「春の祭典」「モーツァルトの交響曲第41番」を放送する予定ですので、ぜひテレビでお確かめいただきたいと存じます。
そしてその7月にはカンブルランさんが再び来日。東京と名古屋で4つのプログラムを披露して下さいます。ぜひ会場に足をお運びください!
 
 
 
さて、早いもので5月。
先日までの寒さもどこへやら、連休日和が続いて居ます。
 
そしてつい先日、日本の伝統文化の拠点として長く愛されてきた東京・銀座の歌舞伎座が、最後の時を迎えました。
 
「閉場式」は残念ながら行かれませんでしたが、「四月大歌舞伎」は第一部・第二部・第三部の全てを観劇。千秋楽には第一部を観ることが出来ました。
 
中村吉右衛門さんが人間国宝の中村富十郎さん、坂田藤十郎さんと共に演じた「熊谷陣屋」。さいごまでいつもの通り。特別なことなく演じる姿に、“歌舞伎はこれからも続いていくんだ”という強い無言のメッセージが感じられます。

そして、中村勘三郎さんが、2人の息子勘太郎さん・七之助さんと共に演じた家の芸「連獅子」。3人がまさに息もピッタリに長い毛を振り続ける勇壮な姿。最後は全身で、“精根尽き果てるまで!”と言うに相応しい熱演。
終演後は歓声と拍手がいつまでも鳴りやまない興奮の坩堝となりました。
歌舞伎座の最期に感謝と惜別の想いをぶつける様は、感動的で美しかったです。
 
 
 
歌舞伎座が出来たのは昭和26年。
まだ戦後の傷跡が残る時代に建てられた歌舞伎の殿堂。
 
出来た頃は、決して良い評判ばかりではなかったようです。
それでも、数々の名優が芸を磨き、観客を喜ばせ、また新たな役者が誕生し、最高の芸を提供し続ける。そんなことの繰り返しが、歌舞伎座を“殿堂”にしたのだと思います。
 
 
思えばクラシック界も似ていますね。
東京文化会館からほとんどのオーケストラが定期公演を別の会場に移した頃、新しい場所での演奏会は何か物足りない感じがあったことを思い出します。
それが現在では、サントリーホールをはじめとする“殿堂”と呼ぶに相応しいホールがあります。それは決して会場の音響の問題だけではないでしょう。
内外のオーケストラやアーティストたちが鎬を削り、観客を喜ばせ、次の音楽家たちがその舞台を目指す。。。この繰り返しが、“殿堂”を作り出したに違いありません。そしてその歴史の中で、日本から世界へ発信を始めた読響も大きく貢献していることは間違いありません。
 
 
素晴らしいスタートを切ったカンブルランさんと読売日本交響楽団。
これからどんな演奏で私たちを刺激し、楽団の魅力を高めていくのでしょうか?
と同時に、読響の本拠地であるホールを“より高い価値のある殿堂”として行ってくれるのでしょうか?
大きな期待を持って、応援して行きたいですね。
 

大阪での就任演奏会を聴きました!大満足でした!
一緒に行った友人も「日本に読響あり!だね」と初読響に大満足で、連れて行った自分もその様子に益々大満足でした。
大阪のシンフォニーホールは在阪クラシックファンにとってはまさに「殿堂」ですが、その「殿堂」にふさわしい就任演奏会でした。次の大阪公演も首を長くして待ってます。
長文失礼しました。

ジャック
2010年05月06日

ジャックさま。こんにちは。
シンフォニーホール、素晴らしいホールですよね。そこでの読響もまた格別だったことと思います。コメントありがとうございました。

まさ
2010年05月07日

まず、HP内の表示ミスを指摘したい。チャイコフスキー「交響曲第6番悲愴」(スクロバチェフスキー指揮)の動画「第4楽章」に至っては「交響曲8番」と表示されていた。第1~4楽章全て通して「第6番」です。
5月15日の芸術劇場のテミルカーノフ指揮の「第5番」(チャイコフスキー)も良かった。動画アップして欲しい。

とおる
2010年05月28日

とおる様

HP表記ミスのご指摘ありがとうございます。情報入力時にミスが生じたようです。今後は気をつけて参ります。ありがとうございました。
また、チャイコフスキーの5番のリクエスト、ありがとうございます。残念ながら今回のテミルカーノフさんの公演は収録しておりませんでした。動画掲載のご期待に添えず申し訳ありません。

今後とも、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

まさ
2010年05月28日

動画ないんですか、残念。そう言えば当日、芸術劇場「カメラ=録音・録画機材なかったですよね(泣)、ってことは「深夜の音楽会」の放送もなし…。9月23日の「読響」演奏会「悲愴」も行く予定で、チケット会場で予約しました、都合がつけは…ですが。平日はなかなか動けず、土・日は「チケットセンター」が休みで連絡を取ることが出来ません。車椅子の障害者です…だからと言うわけではありませんがホームページからチケット購入に関するやり取り「読響」と、もしくは「日テレ」のホームページからメールでやり取りできるといいですね、至急検討してください。他団体(オーケストラ)のことを言って申し訳ないのですが、日本フィルはホームページからの問い合わせが可能ですよ。遠方から聴きに行く人にとっては、そういうシステムはありがたいのでは。5月15日の読響は「チケットガイド【e+(イープラス)】の会員ですが、『身障の席は読響さんが全て抑えているので販売できません」と言われ、当日会場で引き換えで対応していただきました。チケットももう少し安くなるといいですねー。(映画は手帳提示で1000円ですし)。ご検討ください。

とおる
2010年05月31日

とおる様
 
テミルカーノフさんの公演のTV放送・Web配信につきましては、限られた放送回数の中で全てをお伝えできないという此方の事情によるもので、何卒ご容赦くださいませ。ご意見は今後の参考にさせていただきます。
 
また、車いす席のチケットの件ですが、読響事務局に問い合わせましたところ、「読響チケットセンター」にて一括して取り扱っているとのことです。

チケットセンター
03-3562-1550
 (受付:土曜・日曜・祝日を除く、10:00~18:00)

こちらまで電話にてお問い合わせください。
なお、メール・Webでの受付はしていないとのことでした。

よろしくお願いいたします。

まさ
2010年06月01日
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2010年04月27日

 

カンブルランさん、登場!

こんばんは。ディレクターのまさです。
 
ルンルン昨日、サントリーホールでの定期演奏会を聴いて参りました。
新しいシェフ・カンブルランさんの常任就任お披露目となる演奏会です。
 
 
ルンルン開演前の客席はいつもと少し違う雰囲気。私自身は、期待と不安が入り混じった感じとでも言いましょうか。とにかく、ちょっとした緊張感がホール内にあったように思います。
 
『ドイツの響きを聞くなら東京へ』…これは数年前の読響欧州ツアーに対する現地メディア評です。このコメントを紹介するまでもなく、読響の魅力の一つが、本場に負けないドイツ的な響きと、ドイツ系音楽への深い創造性。
そこに、楽団史上初のフランス人シェフがやってくるのです。
 
果たして、我等が読響はどんなオーケストラへと変貌と遂げるのか?
その一歩目を示してくれるのが、昨日の定期演奏会でした。
 
 
結果から言ってしまえば、期待は増大! 不安は杞憂に終わりました。
 
定期のお客様へのご挨拶がシェーンベルクという大胆さ。
しかし、難解な印象があるこの曲を、豊かな色彩感が優しく美しく移り変わりながら、40分の間、緩急も剛柔も指揮者=オケが一体となって表現された、素敵な演奏でした。
正直言えば、こんなに楽しくシェーンベルクを聴いたのは初めてです。

ドイツのオペラハウスやオーケストラをはじめ、各国で高い評価を得ているマエストロ。そもそも“不安”を抱くことが無駄なことだったのかもしれません。が、そこは読響を愛しているからこそ。
いずれにしても一線級の国際派指揮者であるカンブルランさんが、我らが読響に大きな力を与えてくださることに間違いなさそうです。
 
さらに、カーテンコールで盛大な拍手を制して観客に話しかけた生声のメッセージ。
その「ベストを尽くす」というマエストロの言葉は、この日のスゴい演奏と共に、大きな期待を抱かせるものだったと思います。
 
 
ルンルン終演後、マエストロの楽屋へご挨拶に。
そこで楽団事務局の皆さんのほか、前パリ・オペラ座総裁のジェラール・モルティエさんもお祝いに駆けつけ、シャンパンでささやかに乾杯。
事務局スタッフの方が「私たちのオーケストラ(our orchestra)に来てくださってありがとうございます」と話しかけると、柔らかな笑顔で、「もう、わたしも“our orchestra”の一員です」と答え、和やかに演奏会の成功を喜び合っておられました。
 
 
ルンルンさぁ! 今週末の「春の祭典」がますます楽しみ!
アグレッシブで色彩感豊かな「ハルサイ」に期待です! 
そして、これからの読売日本交響楽団に、ますます期待です!!!!
 
テレビのスタッフが言うのもなんですけど・・・・・・・絶対に生で聴くべし!ですよ。
 

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2010年04月22日

 

楽しみぃ!

すっかり放置状態になってしまいました。お久しぶりです。ディレクターのまさです。
 
今日は午前中から「すみだトリフォニー」へ行き、5月末の公開録画の「会場下見」をしてきました。
 
プロコフィエフの作品2曲をお楽しみいただく演奏会。オケの編成、曲の内容などを考えながら、カメラ席を決め、レンズの倍率やカメラの脚の種類も決めていきます。
中継車・音声車の入庫順、ケーブル敷設の相談なども大切な打合せ事項です。番組主催の公開録画のため、古市アナの司会進行に関することや、お客様の入場方法など、会場のスタッフの方々との情報確認も行います。
本番当日の状況を想定しながらの打合せ。良い本番を迎えるための大切な作業です。

さて、この収録で演奏される1曲「ピーターとおおかみ」では、番組初となる試みを準備しています。
9月の放送に向けての、チョットした趣向です。ちなみに、作っている私たちはすごくワクワクしています。朗読をしていただく伊倉一恵さんもワクワクしておられました。間違いなく、番組をご覧いただいている皆様にもワクワクしていただけることと思います。
公開収録本番でご案内差し上げる予定ですので、何が起こるのか、楽しみになさっててください。


その前に!
いよいよ新しいシェフ・カンブルランさんを迎えてのシーズンが始まります。
番組では、5月1日の演奏会を収録し、皆様にお届けします。 バルトークも、モーツァルトも、ストラヴィンスキーもすごく楽しみです。


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2010年03月11日

 

会議。

こんばんは。ディレクターのまさです。
 
暖かくなったと思えば雪。
花粉症かと思えば風邪。
 
皆さま、お体には十分ご注意くださいませ。
 
 
さて、今日は会議でした。
「深夜の音楽会」構成会議。
3月~5月に収録する分の構成とMCの中身が議題です。
 
今月末にはスクロヴァチェフスキさんの常任最後の演奏会を収録。
5月あたまにはカンブルランさんの新常任指揮者就任の演奏会を収録。
 
読響の大転換期にあたる演奏会の収録だけに、それぞれのスタッフが意見を出し合い、何をお届けすべきかを精査していきます。
自分個人としては、スクロヴァチェフスキさん就任の頃は制作現場におらず(「第2日本テレビ」で読響やジブリの動画ページを作っていました)、こうした大転換期の構成はアルブレヒトさん就任の頃までさかのぼります。
 
とても楽しいです!
大好きなオーケストラの「歴史的演奏会」を担当できる喜びも目一杯感じています。
きっと他のスタッフも同じ思いでしょう。 
 
さ、ブルックナーのカット割りをはじめよっと!

…あ、「メンデルスゾーン特集」の放送が始まった!!!

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2010年02月12日

 

放送時間拡大でお送りします!

こんにちは。ディレクターのまさです。

今週の日曜深夜、常任指揮者のスクロヴェチェフスキさん指揮のブルックナー作曲・交響曲第9番が放送されます。

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「深夜の音楽会」は60分の放送枠。
でも、これではブルックナーの9番は収まんないんです。
しかも、スゴイ演奏だったんです。

悩みどころです。
どこをカットするのか。


スクロヴァチェフスキさんが読響の演奏会でブルックナーを指揮する、ということの“価値”は私たちも重々承知しています。しかし、深夜のレギュラー番組が放送枠を延長する、ということはなかなか難しく、そこには“それなりの理由”が必要です。一つの番組が放送枠を広げる、ということは、他の番組の開始時間が遅れる、或いは休止しなくてはならないからです。

で!
ダメ元で「放送時間を拡大できませんか?」と社内のしかるべき部署で囁いてみました。
そこで伝えた“それなりの理由”はシンプルに、「カットできません!」という凡そプロの仕事には似つかわしくない理由。^^;


いやぁ、意外と通じるものです。番組の熱意を汲んでもらいました。

「放送日がいつもの水曜ではないけれど、日曜深夜なら拡大できるよ」と。


ということで、今月の「深夜の音楽会」は日曜の深夜です。
2月14日(日) 深夜25:45~27:05の放送となります。
ブルックナーの9番全曲に加え、スクロヴァチェフスキさんのインタビューや、読響の皆さんがステージ上を去ってからも続くカーテンコールにマエストロが応えているシーンまで、80分に拡大できたからこその重量感ある内容でお送りします。

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さて来月はいよいよスクロヴァチェフスキさんが常任指揮者として最後の登場となります。
「深夜の音楽会」は定期演奏会でのブルックナー作曲・交響曲第8番を収録予定。
ちなみに定期演奏会のチケットは完売していますが、前日(3/25)の同じプログラムによる特別演奏会(東京オペラシティにて)は、まだチケットがあるそうです。歴史的演奏の予感がする2010年3月の読響の演奏会。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
(公演の詳細は 読響ホームページ まで)

まさ様、スタッフの皆さま、こんにちは。
今夜も『リウォーディング』な映像をありがとうございました^^
ワグナーチューバのアップと音色を十分楽しめましたし、ティンパニストが打面を指で弾いて音を確認する場面も何気にアップ?されて感銘を受けました!
これからも拡大放送を楽しみにしてます^^

ベルキャット
2010年02月15日

ベルキャットさま。コメントが返しが遅くてごめんなさい。
6月はブルックナー8番です!残念ながら時間拡大ではありませんが、スクロヴァチェフスキさんの常任最後の演奏会、お楽しみください。m(__)m

まさ
2010年05月07日
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2010年02月02日

 

今年初の。。。

和むこんばんは。ディレクターのまさです。
すっかり更新をサボっている間に年をまたぎ、月も変わってしまいました。^^;
遅ればせながら本年もよろしくお願いいたします。


ルンルンさて先日は「深夜の音楽会」の今年最初の収録がありました。
1月26日の東京芸術劇場名曲シリーズ。
指揮はアメリカの女性指揮者マリン・オルソップさん
前半には「モーツァルト協奏曲シリーズ」としてウィーン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターのライナー・ホーネックさんが登場。
「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲K.364」ではホーネックさんと共に我らが読響のソロ・ヴィオラ奏者である鈴木康浩さんもソリストとして登場なさいました。

ソロ・ヴァイオリンがオケのヴァイオリンパートを味方につけ、ソロ・ヴィオラがオケのヴィオラパートの応援を受ける…そんな雰囲気のやり取りが、音だけでなく、その様子からも伺える演奏となった「協奏交響曲」。リハの時からそれぞれの“会話”が調和し、華やかで楽しい雰囲気に満ち溢れていましたが、本番ではさらにお客さんからのエネルギーを飲み込むように、高らかに響き合う素敵な演奏となりました。
演奏後は、ホーネックさん、そして鈴木さんの楽屋まで楽団員の皆さんが次々とやって来て、笑顔で握手を交わし、見事な演奏を称えていらっしゃいました。
この演奏は4月に放送予定となります。ご期待下さい。
 

太陽そしてこの演奏会で、私たち番組スタッフに大きな出来事がありました。
昨年から我々の仲間に加わったADのHさんが、初のディレクターに挑戦! 緊張のデビュー戦です。
曲はなんとブラームスの交響曲第2番。デビューにして40分もの大曲です。


以前お話しした通り、この番組は、クラシック番組ならではの特別なことがたくさんあります。
…ホール内にいるカメラマンとのやり取りが一方通行であること。
…楽譜の読めない技術スタッフに、あの手この手で撮りたい画を伝えねばならないこと。
…そしてなにしろ、曲が始まると、もう引き返せないこと。。。


今回デビューするHさんの場合、これに「初めてテレビのディレクターをする」という、とんでもない条件が加わってました。
生まれて初めて座るディレクター席。しかも普段はスタジオ収録物のADをしている彼女は、まして中継車に乗ることすら皆無に等しいのです。

音声・調整・照明・映像のチーフが一つの所に居るスタジオのサブコンとは違い、この番組は皆別々の場所に居て、ヘッドセットを経由してのやり取りしかありません。互いの存在や様子を目で確認できない・・・これは結構不安なんです。

この日の担当が決まったのは昨年11月のこと。
そして12月の半ばから、Hさんのディレクターデビューに向けた準備が始まりました。

音楽の専門教育を受けてきた彼女にとって、譜面を読むこと自体は問題ありません。
しかし、これを映像化するとなると話は別。
年末からは、スコアに書いては消し、消しては書いたカット割りを先輩である自分のところへ持って来て、何がどうで、どうすればこうなって、これをしたらマズくて、何を見せたいのかをどう反映するか、を一緒に研究するようになりました。

指揮者によって、演奏家によって、曲の解釈が違うように、カット割りもディレクターのよって違います。基本はあるけれど正解はありません。
しかし絶対的に大切なのは“どうしたいのか”というディレクター自身の“意思”。思いを反映させる“技術”は未熟でも、そこはプロのカメラマンたちがフォローしてくれます。経験不足を補うためにも、彼女自身の強い“意思”がカット割りに表現されることが大切です。
しかし彼女自身にしてみれば、気になるのは“技術”のなさ。カット割りを作るための1カ月間は、そのギャップに苦しむ時間だったとも言えましょう。
 

本番前日のリハーサルを見た後、指揮者のオルソップさんの音楽について…、そして読響の皆さんの出す音について…、最後の分析。そしてカット割りにどう生かすかの相談を受けました。演奏を聞けば聞くほど悩み、練習を見れば見るほど悩む。すでに自分たち先輩ディレクターが経験で乗り越えている部分を、彼女は初めてのこととして、もがいています。
この姿、此方にとってもすごく良い勉強になりました。
そして後輩を教えると言う事の難しさと、自分の足らないところも見ることが出来ました。
そんな見守る側の想いなど彼女は知るはずもなく、結局この日彼女は、徹夜でカット割りを仕上げたのです。


本番当日。
カメラマンとの打合せ、ゲネプロ、再び打合せ、そして本番。
おそらく“時間が足りない”という焦りの中、無我夢中で画を撮ったに違いありません。
果たしてその結果は。。。


4月の放送では、時間の都合で一部だけとはなりますが、Hさんのデビュー作であるブラームス・交響曲第2番もOAされます。ぜひそこでチェックしてみてください。


当然、初めてだの経験不足だの、作る側の事情を視聴者の皆さんに押し付けるわけにはいきません。
故に番組スタッフ全員で彼女のデビューをバックアップし、収録を迎えました。
そう言った意味では、このブラームスは私たち番組スタッフの総力を図るものかもしれません。

このブログで知り合ったのも何かの縁(?)です。
ぜひ、そんな私たちの想いを感じながら放送をご覧いただければ幸いです。


img_04.jpg
※写真は演奏会の休憩時間中。中継車の中をパチリ。
 つまり、ブラームス演奏前の時間です。
 右側に居るのがデビュー戦直前のHさん。
 左端に居るのが当番組の映像チーフKくん。
 こうしてみると、落ち着いてるように見えるなぁ。。。

インターネット第2日本テレビのオルソップ指揮のブラームス2番を視聴してみましたら、これだけは音ブレが大きいことに気づきました。ご確認いただけるでしょうか。

Sammy
2010年10月16日

Sammyさま
ご指摘ありがとうございます。
他にも同様のご指摘をいただいており、現在確認中です。少々お時間をくださいませ。

まさ
2010年10月19日

ご指摘いただきました動画集の「ブラームス:交響曲第2番」の音声トラブルの件ですが、再エンコードし、通常の音声状態となりました。ご迷惑をおかけしました事をお詫び申し上げます。
Sammyさま、ありがとうございました。

まさ
2010年10月22日
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2009年12月05日

 

辻井伸行さん×読売日響の特別演奏会

すっかり肌寒くなりました。もう12月ですね。

日付的にはもう一昨日になります。オーチャードホールでの特別演奏会。
満員の会場にはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が響き渡りました。

ピアニストは今年の日本クラシック界最大のニュースと言って良いでしょう、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人初の優勝を果たした辻井伸行さん。タクトを振ったのは、その辻井さんが通う音楽大学で教鞭をとっておられる我らが正指揮者の下野竜也さんです。

このコンサートは皇太子殿下がご鑑賞にされたと言うことで、新聞・テレビなどでも数多く報道されたようです。

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コンサート当日、本番に先立ち、午後からゲネプロ。
我々テレビスタッフも準備万端でカメラ&オーディオのリハーサルに臨みました。

このリハーサルから辻井さんも下野さんも読響の皆さんも集中力の高いこと! カメラマンが思わず聴き惚れてしまい、撮るはずの映像を忘れてしまうほどでした。ゲネプロ後の確認作業では、ホール内にいるカメラ&制作スタッフが口々に「凄い!凄い!」を連発。
担当ディレクターの自分は中継車の中でスピーカーからの音しか聴くことができず残念でした。


果たして本番は。。。
演奏に触発されたカメラマンたちが渾身の映像を作ってくれました。
決してクラシックに詳しいスタッフばかりではありませんが、体で、心で、辻井さんと読響の皆さんの縁像を感じ取り、リハーサル以上の気持ちが籠った映像を作ることが出来たと思います。

アンコールのカメラ割りは全てアドリブ。
各カメラマンが「俺の画を取ってぇ!」と言わんばかりの画を作って、選ぶ僕らを迷うわせます。これまた楽しい作業でした。

終演後、夕方ニュースの放送を終えて後半から聴くために汐留から飛んできた、報道の笛吹キャスターが舞台裏に。今は仕事の時間の都合でなかなか演奏会に足が運べて居ないそうですが、以前は読響番組の司会を務めていただけに、今回の演奏会は是が非でも来たかったんだそうです。彼女は「辻井さんは、聴く私たちをすごく幸せな気持ちにさせてくれるピアニスト。本当に来て良かった」と興奮気味に語っていました。


この演奏会の模様は1月24日(日)夜11時からBS日テレにて放送されます。
ピアノ協奏曲はモチロン全曲丸々OA。
そして下野さんと辻井さんお2人へのスペシャルインタビューもたっぷりお送りします。そうそう、このインタビューの中で、私たちが7年前に収録した辻井さん(当時14歳)のグリーグ・ピアノ協奏曲を聴いていただきました。その様子もぜひ楽しみにしていてください。


※追記:
地上波の放送日時について表記が間違っていました。申し訳ございませんでした。

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2009年10月23日

 

ピアノデュオを聴いて来ました。

今年もあと2カ月余りとなりました。皆さま、お変わりありませんでしょうか?
ディレクターのまさです。
今日は番組から少し離れたお話を。。。

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先日、ピアノデュオの演奏会に行ってきました。
『根岸&猿田泰寛 2台ピアノデュオコンサートツアー'09』
(2009.10.12 東京神楽坂・音楽の友ホール)

ウィーン国立音大で知りあった2人が、音楽家として、友人として意気投合し始めた男女による2台ピアノ。「白鳥の湖」やホルストの「惑星」、ラヴェルの「ラ・ヴァルス」などを自分たちで編曲し、披露して行く演奏会です。
どの作品も、2人が力をあわせて分析&解釈をし、それを2台に振り分け楽譜に反映する、といった真摯な作業の面白みが伝わり、加えて聴衆を楽しませたいと言う音楽家としての本能が存分に感じられる演奏ばかり。連弾では味わえないような重厚感や掛け合いが楽しく、2時間のステージがあっという間でした。ピアノ・デュオで良くある軽音楽的なプログラムと違い、オーケストラ作品に真正面からぶつかっていく様子はとても爽快の一言です。


オープニングはプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」から「モンタギュー家とキャピュレット家」。
“この2人には冒頭の不協和音はこう聞こえてるのかぁ”とか、“グランカッサの重低音まで聞こえてきそうな空気感”など、原曲が好きだからこそ楽しめる“カッチョエエ!”な感じも多々あり、コンサート開幕にして「この日の聴きどころ!」となりました。

「白鳥の湖」の「ワルツ」では、興に乗ってくるに従って華麗なリズム感が増してきます。そう、2人はウィーンで音楽を学び、意気投合した間柄。3拍子の2拍目が少し前に行く独特の感覚…チャイコフスキーにウィンナワルツの薫りが漂い、会場中に酔いしれた雰囲気に包まれます。

フィナーレはピアソラ。
超絶技巧も交えての丁々発止な掛け合いが、ピアソラ作品の持つ緊張感を見事に引き立てていきます。
そして、演奏会最初からパワフルな音量が最後まで続く驚異さ! 終始集中力の高いアンサンブルで、本当に最後まで一時たりたも飽きさせない、見事なステージでした。


女性の根岸さんが使っていたピアノはベーゼンドルファー。芳醇な低音の響きが、彼女の紡ぎだす世界観ととてもマッチしていてとても気持ち良かったです。
席の関係で猿田さんの使うピアノがどこのものかはわかりませんでしたが、おそらく国産(?)のどちらか。早いパッセージを的確に音にする高度な技術に応えた、こちらも素敵な組み合わせ。
そして、2台の音色の違いが、アンサンブルの面白さをさらに引き立て、立体的にしていたのも面白い発見でした。


なーーーんて、分かったようなことを書きましたが、要は“すごく楽しく、充実した時間を過ごした”ということに尽きます。理屈抜きで面白い演奏会でした。

お2人のこれからの活躍を益々期待しちゃいます。

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ルンルン《お2人のピアノデュオのHPはこちらです》
https://2pianosduo.com/toppage.html

今夜の「トゥーランドット」はラストで不覚にも涙がこぼれました。♪(*^_^*)♪
オペラに免疫ができていなかった。。。劇場に足を運ばなくては。。。
これからも「深夜の音楽会」が楽しみです^^


ベルキャット
2009年11月26日
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2009年09月16日

 

ミスターSの「ボレロ」

こんにちは。ディレクターのまさです。
 
9月になりました。「芸術の秋」到来です。 
 
昨晩は「東京芸術劇場名曲シリーズ」のスクロヴァチェフスキさん指揮による“20世紀作品プログラム”を聴きに伺いました。

 ♪「管弦楽のための協奏曲」(バルトーク)
 ♪「スペイン狂詩曲」(ラヴェル)
 ♪「ボレロ」(ラヴェル)

楽しい演奏会でした。マエストロによるフランスものを聴く機会はあまりなかったように思いますが、第2次世界大戦後にはパリに留学をされていたとのこと。読響の豊かな響きに、細やかに気配りされた仕掛けが施され、またヴィルトーゾ揃いの読響ならではのソロも楽しめるという、他のプログラムとは一味もふた味も違った面白みに溢れていました。特に「ボレロ」の伴奏が緻密なこと!! 壮大なフィナーレに至るまで、緊張感に満ちた演奏を楽しませていただきました。
 
明日は同じプログラムが兵庫県西宮で披露されます。関西方面にお住まいの方、ぜひお聴き逃しなく!
 
 
そして来週はお待ちかねのブルックナーの交響曲第9番。
「深夜の音楽会」ではこの大作を収録・放送する予定です。ご期待下さい。

まさ様、スタッフの皆様、こんにちは。
今夜の放送「深夜のピン・パン・ポン」?はとても楽しめましたよ^^リュー役の小林沙羅さんに注目したのですが本人のブログによるとまだご自身も映像を見てなかったようで、今夜の放送を楽しみにしているようです。
深夜にとても贅沢な時間を過ごせました。

ベルキャット
2009年10月15日

>ベルキャットさま
いつもコメントありがとうございます。なかなかオペラ全篇を放送することが出来ず心苦しいのですが、楽しんでいただけたご様子で良かったです。^^
ありがとうございました。

まさ
2009年10月23日
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2009年08月28日

 

夏と言えば・・・

お久しぶりの更新です。
もうすぐ8月も終わりですね。暑かった毎日も、夕方の風が少し涼しくなってきたような気がします。

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この間、友人からこんな質問をされました。

「夏に聴きたいオケ曲って、何?」

実は考えたことも無かったので、チョット答えに窮してしまったのですが、その友人は。。。

「俺は『キャンディード』と『シンフォニックダンス』。夏こそ汗ビッショリのバーンスタイン!」

なるほど。和む
確かに彼は「夏の暑い時に喰うカレーこそ美味だ!」と言うタイプで、暑い季節にこそ熱い音楽、というチョイスも納得です。

その晩、家に帰って「夏に聴きたい」をキーワードにCDラックから選んだ一枚は、シベリウスの「交響曲第2番」。
華やかなフィナーレもどこか涼しげ。冬に聴くと雪が陽光に照らされた銀世界のキラキラしたイメージが浮かぶ曲ですが、「夏」と意識すると避暑地のような心地よさがあります。


貴方のオススメの「夏の一曲ルンルン」は何ですか?

by ディレクター・まさ

まさ様、スタッフの皆様、こんにちは。
夏メロはドヴォルザークの「新世界より」とオーウェン・リードの「メキシコの祭り」です。
この2曲共にホルンが大活躍!特にソロが聴かせどころです!春はあけぼの。夏はホルン!?
9月の放送も楽しみです^^


ベルキャット
2009年08月31日

はじめまして。
「夏と言えば」とだけ読んで、「シベリウス2番」と思ったら、その後にお書きになっていました。

あとは、なんとなくメンデルスゾーンです。

とろ
2009年09月06日

>ベルキャットさま
こんにちは。「新世界」!なるほど!! 「メキシコの祭り」は中米の暑さと人々のフィエスタに向かう熱さを感じさせてくれますよね。もしやベルキャットさんも“夏の暑い時に喰うカレーこそ美味だ!”のタイプですか?

>とろさま
「何となくメンデルスゾーン」もわかる気がします。個人的に『夏に聴くメンデルスゾーン』は、交響曲第3番の『スコットランド』です。

まさ
2009年09月07日

まさ様、スタッフの皆様、こんにちは。
今夜の放送も期待通りの楽しさでした!
中村紘子さんと同年生まれの有名人は田中眞紀子さん、みのもんたさん。「悪魔の血」が2~3滴混じってそう^^(悪魔はあくまでも驚きの感動や魅惑的なという意味です!)
さて「ハングリー精神」「人生経験」「社会性・協調性」のキーワードをネガティヴな方向へ導いた茂木健一郎氏の誘導尋問?の結果は如何に?確かに「ハングリー」は満たされるべきですねw

ベルキャット
2009年09月10日
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2009年07月15日

 

「月刊オーケストラ」の好きなページ

こんにちは。ディレクターのまさです。
関東は梅雨明けしたとたん、暑い太陽ですねぇ。皆さま、ご自愛くださいませ。

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読響の演奏会で配られている「月刊オーケストラ」。当月のプログラムに関する詳しい解説・紹介をはじめ、世界のクラシック界の動きや、興味深いコラムがたくさん掲載されているこの冊子は、自分にとって“愛読書”と言っても過言ではありません。

その「月刊オーケストラ」の中に、特に好きなページがあります。
『読売日響楽団員紹介』です。

普段、練習所や演奏会場でお会いする楽団員の皆さん。お顔もお声もお名前も存じてはいるけれど、この『楽団員紹介』を拝見してはじめて知る経歴や趣味やこだわりetc.…。改めて、読響の素晴らしい演奏のベースにあるのは、個々に違った経験やバックボーンを持った実力確かな一流のプレイヤーが集まり、力を出し合うことにあるのだな、と感じることができます。
先日放送されたレクチャーコンサートの中で、下野竜也さんが仰っていた「オーケストラの魅力は色々な思いやそれぞれの音楽を持った音楽家たちが、それをぶつけ合って一つの曲を作り上げていくこと」という言葉ともつながります。

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7月号で紹介されていたのは、まだ入団したばかりの打楽器奏者・西久保友広さん。師匠・菅原淳さん(元・読響首席ティンパニスト)のこと、打楽器の魅力についてなど、様々なお話をされています。
複雑な配置であることが多い打楽器セクションは、映像収録する私たちにとっては確認したいことだらけ(笑)なパートでもあります。そんな時、いつも笑顔で対応してくださる西久保さん。そのお人柄も感じられる暖かいインタビューです。

今から2年前。菅原先生が定年で卒業される時、私は「第2日本テレビ」という日テレの動画サイトで小さなドキュメンタリーを制作しました。菅原先生の読響生活最後の2カ月を追ったもので、読響での演奏のみならず、音大での後進への指導、ライフワークとされている打楽器アンサンブルのリハーサル・本番など、まさに四六時中撮影。ご自宅にも伺い、練習部屋や、可愛いお孫さんまでビデオに収めさせていただきました。

その時、菅原先生が「今、面白いこと始めようと思っててね。若いプレイヤーとアンサンブル組んだの。小難しい曲じゃなくて、僕らが子供の頃に木琴を聴いてワクワクしたような曲を中心にしてね。それで今の子供たちに聞かせたいな、って…」とおっしゃい、5人の若手打楽器奏者&菅原先生による打楽器アンサンブルをご紹介くださいました。
読響の野本さんもメンバーとして参加されているアンサンブル「パーカッション・ギャラリー」です。

これが読響の新戦力・西久保さんとの初対面でした。

日本管打コンクールで2位をはじめとする輝かしい受賞歴を持つ西久保さん。とってもフレンドリーで、とにかくまぁ癒される笑顔だこと!^^
この後、「パーカッション・ミュージアム」のステージでも大活躍でした。菅原先生編曲の「白鳥の湖」のフィナーレでは、チャイコフスキーつながりで咆哮する「大序曲1812年」のチューブラーベルを担当。リハーサルでは菅原先生が自らそのベルを叩いて見本を見せ、N響の久保先生はじめ大先輩の皆さんからも様々なアドバイス。こうして色々な経験を糧にし、さらなるステップアップをされて行くのだなぁ、とファインダー越しに感動したのを覚えています。
そんな思い出もあって、読響の新楽団員としてお会いした時は、とても嬉しかったです。

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今回の「月刊オーケストラ」を読み、色んな事が蘇ってきまました。西久保さんとは直接面識のない方も、このインタビューを読むと、少し距離が縮まった想いをされるのでしょうか?
他の号の楽団員のお話もそれぞれに楽しく、ステージ上のお顔を拝見するのが楽しみなります。
 
「月刊オーケストラ」の『読売日響楽団員紹介』。
このページを読みながら、色々想像するだけで、自分は演奏会の楽しみが激増します。キラキラ

まさ様、スタッフの皆様こんにちは。
今夜の放送はお盆休み中なのでまったりとした雰囲気で楽しめました^^
お盆の深夜丑三つ時におどろおどろしい「火星」はピッタリ!子供は泣きだしてしまうかもw
コントラファゴットは初めて見ましたがデカイ!奏者がカワユイ女性で釘付けでした^^;
タンブリンやユーフォニアムのソロの画も感謝です。これぞ「惑星」の醍醐味ですね。
次回ピアニストvs脳科学者の対談はとても楽しみですが「血の一滴」って何ですか?

ベルキャット
2009年08月13日

まさ様、スタッフの皆様こんにちは。
いつも質の高い番組をありがとうございます。
9・8の公開録画のチケットが届きました。
初で、今からとても楽しみです。
必ず行きまーす♪・:*:・(*ノ∀`*)・:*:

げんきのコロ
2009年08月16日

>ベルキャットさま
いつもコメントありがとうございます。「惑星」のユーフォニウムSOLOは自分も大好きなフレーズの一つです。オケではあまり見かけることのない楽器ですが、吹奏楽や金管バンドでも多くの名曲を残すホルストならでは“見せ場”!! 楽しんでいただけて良かったです。
次回の中村紘子さん×茂木先生の充実の対談は、放送では一部しかご覧いただけないのが残念です。どうぞお楽しみに。


>げんきのコロさま
コメントありがとうございます。どうぞお気をつけてお越し下さい。そして読響の生の音楽を存分に楽しんで下さいませ。(テレビのスタッフがこんなこと言うのもなんですが、生で聴く読響は本当に素敵です! コバケンさんのハイドン、実は個人的にものすごく楽しみにしています!!)

まさ
2009年08月17日
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2009年07月08日

 

今夜放送です。

下野さんのレクチャー付きのシューマン「交響曲第4番」の地上波放送が今夜です!
ドラマの初回延長や、「ごくせん the MOVIE」のPR番組のため、いつもより25分遅い放送となります。どうぞご覧になりましたら是非ご意見をお寄せ下さいませ。

番組として初の試みとなった、公開でのレクチャーコンサート。
「テレビだからできること」を模索しながらの第1弾です。お楽しみください。

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「深夜の音楽会」
 出演:下野竜也(読響正指揮者)・読売日本交響楽団
 進行:古市幸子(日テレアナウンサー)
 曲目:シューマン作曲・交響曲第4番
    (演奏前に、下野さんのスペシャルレクチャー「シューマンがスコアに託した想い」をお送りします)
 放送時間:7月8日(水)深夜2時54分~3時54分(関東ローカル)

これがレクチャーコンサートなのですね。とても楽しかったです^^下野氏の「たとえ話」は笑えました!
日本を代表するトロンボーン奏者の桒田氏は自虐ネタで笑わせてくれましたが、隣の女性トロンボーン奏者が気になりました。
コンマス、OB、定年を迎えた方、今年入団した方それぞれの「生コメント」は本当に貴重モンです!
これからもオーケストラの「音」と「声」が聴けることを楽しみにしています。

ベルキャット
2009年07月09日

>ベルキャット
こんばんは。いつもコメントありがとうございます。
指揮者の方や、オケのメンバーの方の気持ちを言葉にして伺うと、すごく新鮮な思いがします。全ての演奏会、全ての曲について、様々な気持ちを抱えて音を出し、演奏を作り上げておられるのですね。
私も今回のレクチャーコンサートで、目からウロコが一杯こぼれました。^^

まさ
2009年07月14日
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2009年06月09日

 

マエストロ下野さんのレクチャーコンサート

ルンルン先日の公開録画にはたくさんの皆様にお越しいただきありがとうございました。お陰様で熱気あふれる楽しい演奏会を収録することができました。心より御礼申し上げます。
 
 
ルンルンさて、その演奏会の後半では、正指揮者・下野竜也さんの解説による「レクチャーコンサート」を行いました。お題はシューマンの交響曲第4番。第1・第2楽章を中心に、シューマンがスコアに込めた想いを、指揮者である下野さんはどのように受け取り、演奏に生かすのか…といったテーマで、読響の皆さんの演奏を交えお送りしました。
 
「深夜の音楽会」での公開レクチャーは初めての試み。昨年末からマエストロとの打合せを重ね、テレビ収録ならではの“お楽しみ”や、「オーケストラをもっと好きになるキッカケにしていただければ」と言った願いを忍ばせつつ、準備をしてきました。
そしてマエストロの溢れ出るアイデアの数々と、音楽への飽くなき情熱がたくさん散りばめられた本番を、僕らTVスタッフも楽しみながら収録させていただくことができました。
 
お陰様で、終演後は多くのお客様からありがたい反応を頂戴しました。
「読響との距離が縮まった気がする」「これまで退屈だったシューマンのシンフォニーが新鮮に響いた」「下野さんのレクチャー、またやって!」などなど。番組スタッフ的には多々反省点がございますが、これらの励ましのお言葉をいただき、是非また意欲的な収録に挑戦したいと思った次第です。
 
 
ルンルンご来場いただけなかった皆様には、後日の放送をお楽しみいただきたいと思います。(もちろん、お越し下さった皆様も!) そして是非、ご感想をうかがえたらありがたいです。このブログのコメントからでも結構です。(コメント欄への掲載を希望されない方は、その旨お書き添えいただければ不掲載とさせていただきます) 次の機会の参考とさせていただきます!
 
放送は7月8日・水曜日の深夜2時39分(カレンダー的には9日・木曜・午前2時39分)です。ぜひご覧ください。
 
 
追記:
すみだトリフォニーホールのスタッフの方々にご尽力もいただき、スクリーンに映像を投影しながらの進行が実現できました。
また幾人かの方にアンケートをお願いしたり、様々な譜面を用意いただくなど、読響の楽員さん・スタッフの皆さんにはいつも以上のご迷惑をおかけすることとなりました。この場を借りて御礼を申し上げます。
 
 
それにしてもマエストロ、お話しが上手ですねぇ。「さんま御殿」とか、お誘いしてみようかなぁ。和む
 

2003年の辻井伸行さん「グリーグ・P協奏曲」を動画集で公開して欲しいです。おねがいします。

吹奏楽部
2009年06月09日

まさ様、スタッフの皆様、こんにちは。
いつかは読響の公開録画に出かけてプログラムにまささんや、歯゛っ歯さんのサインを貰いたいです^^今夜の放送もマニアックな映像でとても楽しめました!幻想交響曲の鐘をたたく場面の映像は舞台上ではなかったということなのですね。


ベルキャット
2009年06月11日

>吹奏楽部さま
リクエストありがとうございます。辻井さんの快挙、素晴らしいですね。14歳当時の辻井さんのピアノ協奏曲、動画配信ができるかすぐには判断出来ないのですが、前向きに検討させていただきたく思います。少々お時間を下さい。

>ベルキャットさま
サインだなんて(*^^*)。
お尋ねの「幻想」5mov.の鐘ですが、下手(客席から舞台向かって左手)の舞台外で演奏されています。この部分でヴァイオリンを映した際、指揮者が出入りするドアが開いているのはお気づきでしたか? そのドアの奥の方で叩いています。舞台外の演奏に対しては、こうして扉をオープンして客席に聴こえるようにしているのですね。

まさ
2009年06月11日

まさ様、スタッフの皆様、こんにちは。

深イイ話「深夜の音楽会」編

読響と共演したこともあるアリス=紗良・オットさんのピアノ・リサイタルに出かけてけてきました。
場所は千葉県松戸・森のホール21の小ホールで舞台と客席が近く演奏者の表情がよく見えまます。ベートーヴェン、ショパン、リストの曲が弾かれ拍手喝采を受けたアンコール曲はリストの「ラ・カンパネラ」でした。更に盛大な拍手が続くなかオットさんは観客に向けてこう話し始めました。

「今日は私にとって特別な日です。」「母の実家が松戸にあり小さい頃よく祖母とこのホールの周りを散歩しました。そして祖母は私がいつかここでピアノを弾くのを聴くのが夢だと言っていました。」「しかし祖母は先月肺がんで亡くなりました。私は祖母の最期を看取ることができなかったので、祖母の好きだったショパンの曲を電話を通して届けました。」「今日は祖母の好きだったショパンのワルツを最後に弾きます。」

そう言ってオットさんはピアノを弾き始めましたがその表情は何かに耐えているようで苦しそうに見えました。曲が終わると惜しみない拍手がホール全体を包みオットさんは涙を拭っていました。

このホールでリサイタルをする理由は言うまでもまりません。祖母の願いを叶えてあげたかったからなのです。しかし間に合いませんでした。

オットさんはドイツ人の父と日本人の母を両親にもちミュンヘン在住です。なのでドイツ或いは海外の公演先からピアノを電話口で弾き日本の祖母へ聴かせてあげてのだと思います。私が聞いた限りではオットさんの日本語はネイティヴではありません。母国語はドイツ語なのでしょう。住む場所が違っても言葉が違っても二人の心はきっと繋がっていたのだと思いました。

ベルキャット
2009年06月19日

>ベルキャットさま
大切な誰かのために演奏する音楽は、猛烈なエネルギーをもって私たちの心に訴えかけてくるものがありますよね。
深い思いを込めて演奏をなさったオットさんの心情は察するにあまりあるものがあります。こうした悲喜交々の感情が、彼女の音楽をさらに奥深いものにしていくのでしょうね。
素敵なお話、ありがとうございました。

まさ
2009年07月08日
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2009年05月07日

 

6月の公開録画は中村紘子さん!

25年ほど前、私の故郷に新しいホールができました。客席数1500程の市民会館です。
近隣の街には一足早くこのような施設があり、待ちに待ったオープンでした。
 
その杮落としにNHK交響楽団がやってきた日の感激を今も忘れません。
新築の匂いが残るその中に足を踏み入れると、間口18mほどの舞台上には所狭しと椅子と譜面台。
コントラバスとティンパニが置かれているステージに、ブラバン少年だった私の目は釘付けでした。
 
そして開演。
 
テレビで見る奏者の皆さんが並びます。
プログラムは全てベートーヴェン。「エグモント」「皇帝」「運命」の3曲でした。これまで聴いたこと無いような迫力有る音の洪水に、完全にヤラれてしまったのを覚えています。「運命」の「ジャジャジャジャーン」がかくもカッコ良く美しいとは!
 
そしてピアノ協奏曲「皇帝」でピアノを弾いていたのは、中村紘子さん
“これが世界に通ずる音楽なんだ”と圧倒されました。田舎のお客さんですから、生のオーケストラを聴くのも初めの人ばかり。楽章ごとに拍手が沸きあがり、今思えば演奏する側にとってはやりにくかったでしょうね。でもそれは、感情を抑えきれないほどの感動を覚えた故の「楽章間の拍手」だったように思います。
懐かしい思い出です。
 
この時に味わってしまった「素晴らしい演奏を生で楽しむ贅沢」は、その後の自分に大きな影響を与えてくれました。
今こうして、テレビを通じて「素晴らしい演奏をお茶の間に届ける」と言う仕事に就いていますが、確実に「少しでも生で味わう感動に近づけたい」という想いが支配しています。
是非このブログをご覧の皆様からも、色々とご意見・ご指導いただけたら有難いです。
 
 
さて、6月の公開録画では、あの時に大きな喜びを下さった中村紘子さんに独奏者として出演いただきます。
曲は矢代秋雄のピアノ協奏曲。マエストロ下野さんさんとは初共演となるそうです。
自分は初めて近くでお目にかかります。まだ1ヶ月先のことなのに、たまに1人で緊張したりしています。^^;
 
そしてもちろん、すっごく楽しみです。リハも含めて、何もかもが楽しみです!

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2009年04月30日

 

こんぴら歌舞伎 と 6月の公開録画

すっかり更新がおろそかになっておりました。ディレクターのまさです。ご無沙汰しております。
 
わたくし前日、香川へ行ってきました。仕事ではなく、プライベートで。
目的は歌舞伎観劇。琴平町で年に一度開かれる「四国こんぴら歌舞伎大芝居」を観に行って参りました。
 
国の重要文化財である「金丸座」という江戸の香りがする芝居小屋での公演。“せり”や“回り舞台”が人力で動かされ、暗転(場内が暗くなること)の時には人海戦術で全ての雨戸を閉めるというアナログな世界。今年はこの芝居小屋で、今をときめく中村勘三郎丈をはじめとする人気役者の方々が、およそ1カ月にわたって公演を行いました。
 
東京の歌舞伎座はもちろん素晴らしい劇場です。舞台装置も、大きさも、威風堂々とした佇まいそのものも、“殿堂”と呼ぶに相応しい劇場です。歌舞伎座で観る歌舞伎はどれも美しく、素晴らしいものに間違いありません。
しかし、この都会の大劇場にもない“独特の雰囲気”が、この古い芝居小屋でしか観ることの出来ない“何か”を醸し出すのです。そして、その雰囲気を楽しむために今や全国からこの小屋に人が押し寄せ、地元の方々がチケット取りにくいほどの人気と言う「こんぴら歌舞伎」。
“箱(会場)”と“演者”、そして地元ボランティアの方々が中心となった“裏方さん”が一体となったこの芝居は、そこでしか味わえない“唯一無二”のエンターテイメントと言って良いでしょう。
 
 
な~んて、小難しいことはさておき、ホントに素晴らしい舞台でした! 楽しかったぁ!! 勘三郎丈一座のチームワークが、見物の人々を十二分に喜ばせ、「行って良かった」と思わせてくれました。
貯めに貯めたマイレージを使い果たしての香川行き。申込みが数十倍だったと言うチケットもラッキーなことに手にすることができました。その甲斐あって…いや、その甲斐以上のお土産を貰って来た感じです。
 
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閑話休題
 
クラシックを楽しむことと、歌舞伎を楽しむことにはいろいろな共通点があります。
劇場に足を運びたくなる理由は“演目”“出演者”などなどだったり、定番の作品は“人”によって違うものになるし、そこには長い時間をかけて連綿として受け継がれてきた“歴史”が感じられます。
もちろん、どちらの世界も“新作”や“意欲作”があるし、“古典”に対しての新しいアプローチもあります。
 
そして一番の共通点は、知れば知るほど面白い、ということ。
楽しみ方を知ることで、良いものに出会った時の喜びは何倍にもなるし、より深い感動を得ることができると思うのです。
 
 
現在、6月の公開録画に向けて、正指揮者の下野竜也さんのご協力をいただきながらチョットした準備をさせていただいています。「クラシックがもっと楽しくなるためのヒント」「読響の素晴らしさをもっと時間できるようなヒント」を皆さまにお届けしたいと思っています。
 
収録が近くなりましたらこのblogでも詳しいことをお知らせいたしますね。
 
 
久々の更新、少し長くなりました。今夜はこの辺で。

まささんこんにちは。はじめまして。
「こんぴら歌舞伎」観に行かれたのですね。私は抽選に漏れてしまい残念でした。ぜひあの舞台に立つ勘三郎さんを観たかったのに残念です。まささんも勘三郎さんがごひいきですか?
こうしてクラシックと歌舞伎が好き、と言う方と接点を持つことが出来て嬉しいです。これからもいろいろなブログを期待しています。

banana
2009年05月01日

>bananaさま
はじめまして。コメントありがとうございます。
勘三郎さんのお芝居が大好きで、かなり観ている方だと思います。拝見するたびに学ぶ事ばかりです。
歌舞伎とクラシックは知るほどに共通点があるような気がしてとても興味深いです。

まさ
2009年05月04日

まさ様、スタッフの皆様、こんにちは。
閑話
歌舞伎は勧進帳を一度だけ観たのみですが今回は巷で噂の「ルーヴル美術館展」!で見つけたギリシャ神話を紹介します。
プルートに掠奪され妻となったプロセルピナは半年を冥界で残り半年を地上で暮らす事となりました。これを悲しんだプロセルピナの母で農耕の神であるケレスは娘が地上にいる期間を春・夏とし又、娘のいない期間を秋・冬としました。
そう言えば冥王星はプルートと命名さたことを思い出したのですが、この掠奪シーン?にご興味の方はどうぞ上野を訪ねて下さい。因みに私は前日に優遇入場券を購入したので入場制限で並んでいる方々を横目にVIPルートで入場できました^^
歌舞伎は17世紀初頭に生まれたようですが今回の展示絵画は17世紀中頃に描かれたものがほとんどです。
長々と失礼しました。
あっ、「深夜の音楽会」の制作現場を貴局ルーキーのダベアくんにも是非体験してもらいたいです。

ベルキャット
2009年05月04日

>ベルキャットさま
ご無沙汰しています。「ルーヴル展」にお出かけになったのですね。会期終盤を迎え、連日かなりの人出と聞いています。「フランダースの犬」で主人公ネロが見たいと憧れた「ルーベンス」の絵画も“来日”とのこと。行きたいと思いつつ日が過ぎてしまいました。行けるかなぁ。

まさ
2009年05月04日
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2009年03月26日

 

祝!WBC日本連覇!!!

WBC、スゴかったですねぇ。侍JAPANの皆さん、本当におめでとうございましたっ!!! ピース!

日本テレビでも多くの人たちがテレビに釘付けでした。食堂に設置されているテレビは自社の放送が流れているため、ワンセグが大活躍!みんなうつむきながらご飯を食べていると言う不思議な光景でした。
…な~んて、会社のブログで他社の放送を見ている様子をご紹介するのもなんですが、むしろ、これだけ多くの方の関心事に無頓着なテレビ局だとしたら、そっちのほうが方がおかしいですよね。当然のように、10回にイチロー選手が勝ち越しヒットを打った場面では、制作セクションのフロアでも歓声が上がっておりましたヨ。和む

『名勝負』と断言できる決勝戦。放送に関わったスタッフの皆さんも“テレビの仕事をしていて良かった”、って思っておられることでしょうね。視聴率もスゴかったけど、それとは別に感じる大きな想いがあることと思います。チョットうらやましぃ。。。

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そう言えば、だいぶ前にこんな話を聞いたことがあります。
「“男にとって最高の職業”は“オーケストラの指揮者”と“連合艦隊の司令官”と“プロ野球の監督”」だと。“連合艦隊”なんて言葉が出てくるんですから、だいぶ昔の話ですね。職業の話が男限定なところも時代でしょうか。

でも、言ってることはチョット分かる気がします。

確かに、野球の監督さんは自らバットを持つわけではなく、指揮者も音を出すわけでは無いと言う点で共通していますし、監督も指揮者も個性豊かなメンバーを束ね、一つの方向に導いていかねばなりません。その責任の大きさに“仕事としての喜び”がある。確かにカッコイイですよね。
そのステージのレベルの高ければ高いほど、確かな手腕とカリスマ性が問わることになるでしょう。
そして、人気・実力の高い集団ほど、「指揮官は誰か」と言うことが周囲の大きな関心事になっていきます。“憧れ”は当人にとっては“プレッシャー”とも同義かもしれません。

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3月。読響は常任指揮者スクロヴァチェフスキさんのタクトの元、実に素敵な音楽を奏で続けてくれました。ブルックナー・ブラームス・ベートーヴェン・チャイコフスキー・モーツァルト・ストラヴィンスキー…どんな短い音にも繊細な気配りを感じることができる、まさに今最高のコンビならではの演奏。3つのプログラムのどれをとってもワクワク・ゾクゾク・ドキドキ・ワクワク・ウルウル・ゾクゾクの連続でした。
この顔合わせが、この9月来年3月で聴き納めになってしまうのが残念でなりません。

そして迎える4月。
そのミスターSから常任のバトンを受けるカンブルランさんが登場します。
お披露目とも言える今回の来日では、ドイツ系の曲でまとめたプログラムと、マエストロの故郷フランスの作品で固めたプログラムの2つのラインナップで指揮台に登場。これらの演奏会では、2010年以降の読響の飛躍を一足早く感じることができるはずです。ファンの方々は、様々な思いを抱きながら会場へお越しになることでしょう。

なお、番組では“フランスものプログラム”の演奏会を収録・放送する予定です。
我が読響と新しいシェフとの出会い。ぜひこのブログでも色々とお話させていただきたいと思っています。

まさ様、スタッフの皆様、こんにちは。
まさに「ばらの騎士」の映像にくぎ付けで深夜の眠気も何処かへ飛んでしまった今夜の放送でした!
一つ一つの場面が「深夜の音楽会」の意思を感じさせる素晴らしい映像だと思います。
チューバの演奏場面で後ろに別のチューバが置かれてましたが管が違うのでしょうか?
最後に放送中は「まさ」さんや「歯゛っ歯」さんのブログが頭をよぎるようになりました^^

ベルキャット
2009年04月09日

ベルキャットさま

お返事が遅くなって申し訳ありません。
チューバに関してですが、読響チューバ奏者の次田さんにお尋ねしてみました。
あの日、「ばら騎士」ではC管を使用しており、他のプログラムで、F管を使用していたそうです。
後ろに置いてたのは、F管だったみたいです(^^)
細かい所、よく気づかれましたね!!
さてはベルキャットさんも管楽器奏者・・・??

歯゛っ歯
2009年05月01日

歯゛っ歯様、こんにちは。
一視聴者の為にわざわざ調べてくださり感謝感激です!!そして楽団員の方との人脈をお持ちになっておられる歯゛っ歯さんが羨ましい限りです!!私のようなサラリーマンがアーティストと会話することなど一生ないでしょう。ご察しの通り私は学生時代チューバ吹きで憧れは亡きジョン・フレッチャー氏でした。今も思い出したようにPJBEを聴いています。この度の歯゛っ歯さんのご親切に改めてお礼を申し上げます。

ベルキャット
2009年05月04日
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2009年03月13日

 

ミスターS

こんにちは。ディレクターのまさです。久々の更新です。
 
 
先日、サントリーホールでの「名曲シリーズ」を聴きに行きました。(2009年3月9日〔月〕)
スクロヴァチェフスキさん指揮のブルックナー・交響曲第1番をメインとしたプログラム。ほんと、堪能しました。
 
そんな中、特に感動したのはブラームス「ハイドンの主題による変奏曲」。初っ端のテーマが始まった瞬間から鳥肌モノでした。オーボエの辻さんを中心とした木管アンサンブルの温かい響きがホールに広がり、キラキラと降り注いでくるようなブラームス。続くバリエーションでも様々な表情を見せるオーケストラに釘付け。あっと言う間の20分でした。
 
正直言うと、これまで、この曲でこんなに感動したことはありませんでした。
良い曲だなぁ。と、印象を新たにした一夜。マエストロ&読響の皆さんに感謝です。
 
 
スクロヴァチェフスキさんの任期もあと一年。どの曲も聴き逃せません。

そして今月、週明けには「ミサ・ソレムニス」、その週末は「ブラ4」「弦楽セレナーデ」と名曲揃いのプログラムです。是非、足を運んでみてはいかがでしょうか?
 

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2009年03月03日

 

「椅子」の秘密

こんばんは。ディレクターのまさです。
 
ルンルン先日の公開収録ではたくさんのお客様にお越しいただきありがとうございました。指揮者の藤岡幸夫さんソリストの村治奏一さん、そして読響の皆さんの熱い演奏、ご堪能いただけたことと思います。本番前には藤岡さん&村治さんのインタビューも収録。熱く&楽しく、音楽への想いを語ってくださいました。
地上波での放送5月13日(水)深夜の予定です。どうぞご期待ください。
 
 
ルンルンさてさて、今日は「椅子」のお話し。
 
写真は、人見記念講堂のステージに並べれられた楽員さん用の椅子です。
20090303222537.jpg

ご覧の通り、青い椅子とベージュの椅子が混在していました。実は、青い方は会場でお借りした椅子。ベージュの方はオケが練習所から持ち込んだ椅子なんです。
 
現在、読響の演奏会のほとんどが、サントリーホールと東京芸術劇場の2会場で行われています。そしてこの2つのホールは、なんと、同じメーカーの椅子を使用しているのだそうです。一般に座り心地の良い椅子では《座面が背もたれに向かって下がっている》のに対し、このメーカーの椅子の特徴は《座面がフラット》であること。これが前のめりになって演奏するオーケストラのプレイヤーにとっては、演奏のしやすさにつながるのだそうです。そのため、読響は練習所でもこれを同じ椅子を使用。
楽員さんが音楽に集中できる環境作りが、こんなところにもありました。
 
そして人見記念講堂の椅子は、前述の緩やかに《座面が背もたれに向かって下がっている》タイプ。座り心地は抜群ですが、楽員さんの演奏スタイルによっては、その座り心地の良さが仇になってしまうこともあり、こうして練習所から可能な数だけの椅子を持ち込んでいるのだそうです。
 
 
このお話を伺い、昨年、サントリーホールで聴いたウィーン・フィルでは、いつものとは違う椅子を使っていたのを思いました。あれももしかして…。
 
良い演奏を届けるために…、
演奏家の皆さんが音楽に没頭できるように…、
色んな秘密がステージのあちらこちらに隠されているのですね。
 

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2009年02月24日

 

おくりびと

昨日のアカデミー賞で見事「外国語映画賞」に輝いた滝田洋二郎監督の「おくりびと」。
拝見しましたが、とても柔らかい感じのする素晴らしい作品だと思いました。出てくる役者さんが皆上手で、風景も美しくて…そして音楽も。
 
この作品に欠かせないのがルンルン「チェロ」
あっ。あ、これから映画をご覧になるという方、少しネタバレが有ります。お気をつけて)
 
何しろ主役の本木さんがプロオケのチェロ奏者という設定で始まるこの物語。驚くべきは本木さん本人による演奏シーンです。実際、音は別の演奏をかぶせているのでしょうが、フィンガリングからボーイングまで、本木さん自身がアクションしているシーンが多くあるのです。そして、そのほとんどで違和感を感じません。特にベートーヴェンの「第九」を、オケのメンバーとして弾くシーン。第4楽章冒頭のレシタティーボなんて、初心者には大変なハズ! 独奏ならまだしも、チェロバスの合奏で、周囲の奏者の方とズレるわけにはいきませんし。
映画の題材である“納棺師”の所作についても多くの勉強をされたことと思いますが、同じように“チェリスト”としての訓練もなさったことでしょう。両方の職業を“プロフェッショナルな人物”として表現するにあたって、また、泣き笑いを散りばめたこの素晴らしいストーリーにお客さんをスッと入り込ませるために、並大抵ではない努力をされたことが伺えます。
  
もちろん音楽もチェロ三昧。古川展生さん(都響・首席チェロ奏者)の演奏するテーマ曲のほか、全編を通じチェロによる音楽であふれています。
そしてその中に、我等が読響の渡部玄一さん・唐沢安岐奈さんのお名前も! 苅田雅治さんをはじめとする錚々たるメンバー12人によるチェロアンサンブルのメンバーとして参加。久石譲さん書下ろしの作品を録音なさったそうです。
「難しい曲でしたけど、昔から良く知った仲間たちで楽しくやりましたよ」とは渡部さんの弁。「アカデミー賞、おめでとうございます」とお声を掛けたら、「いやいや、演奏だけですから」と照れくさそうに笑っておられました。
 
 
ほかにも、指揮者の飯森範親さんが、自ら音楽監督を務める山形交響楽団と共に出演してたり、と、クラシックファンの方にとってはさらに見逃せない目線でご覧いただけることと思います。
 
 
さて、明日は「深夜の音楽会」の公開録画。今、担当のディレクターはカット割り台本入稿前の最後のチェックをしています。良い演奏会になりますように…。
お越しいただくお客さまは、どうぞ足元にお気をつけていらっしゃってくださいませ。

まささん今日は。「おくりびと」観てチェロをますます好きになった者です。リンク先のHPで渡部さんと唐沢さんのお顔を確認しましたよ!一ヶ月後の春休みコンサートがますます楽しみです。これが初生オーケストラなので緊張してましたが、ブログ読んで奏者の人と接点が見つかって(勝手な接点ですけどね)嬉しいですよ。ありがとうございます。

nyan
2009年03月01日

nyanさま
はじめまして。コメントありがとうございます。
お気に入りの映画に参加しているアーティストの方との「縁」を感じながら、生のオーケストラを楽しむ…きっと楽しい演奏会になるのではないでしょうか? 初生オーケストラを存分に満喫なさってくださいネ。^^

まさ
2009年03月02日
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2009年02月17日

 

本番はド緊張!

「深夜の音楽会」の収録は、いつも生放送並みのドキドキです。
中継車のディレクター卓に座り、映像を撮って行くという作業は、バラエティーも歌番組もドラマもさして変わらないのですが、この番組のドキドキは別格!
 
カット割りをした台本をカメラマンに渡し、ゲネプロで映像をチェック。本番はその通り撮って行けば良いんです。…でもこれが難しい。
 
カメラマンは決してオーケストラに詳しい者ばかりではありません。巨人戦を中継し、箱根駅伝を中継し、ゴルフやサッカーやプロレスや…そう、日テレの中継技術チームはスポーツ番組での経験がどうしても多くなります。そして、7人前後からなるこの番組の映像チームの中には、「初めてオーケストラを撮ります」という人がシフトに入っていることも珍しくありません。ホルンとトロンボーンを間違って覚えてリハーサルに臨んでいた…なんてこともありました。
さらに!(ここからがこの番組の特殊事情です!) リハ中も本番中も、カメラマンから中継車に話しかけることができません。そう、カメラマンが居るのははオーケストラと同じホールの中。お客さんとは数メートルの至近距離で仕事をしています。クラシックの演奏会での収録ですので当たり前と言えば当たり前ですが、経験の少ないスタッフほどプレッシャーがかかります。他の番組ではありえないですからねぇ。
しかも、撮り直しは出来ません。
 
問題はちっちゃなミスが起こった時。いけないとは分かっていても引きずっちゃうんです。そりゃディレクターも人の子ですから、ミスが起きたら「あっ!」って思います。でも、これを声に出しちゃうと影響が大きいんです。
一番落ち込んでいるのは当のカメラマンのハズ。でも会場内にいる彼らは、本番中に「ゴメンナサイ」も言えません。自分の中に後悔をため込んだまま、曲は進んでいくのです。特にこれがマーラーの3番とか、年末の第九などでは、演奏会が全部終わるまで立て直すチャンスはやってきません。
ここが“チーム日テレ”の頑張りどころです。曲の最後まで、ミスを帳消しにできるような気持ちの入った画を撮るために、中継車からカメラマンへの一方通行的な言葉が飛び、カメラマンは画で応えます。
 
僕は本番の醍醐味はそんなトラブルをどう乗り越えるかというところにあると思っています。いわば美味しいお酒が飲めるかどうかの分かれ道、です。
 
 
映像のクオリティは、一発勝負の本番でどれだけ良い画を撮るかにかかっています。
前にblogで書かせていただいたように、スコアを読んでいるのはディレクターとタイプキーパーだけ。曲の設計図を持っている人間は、ホールから離れた中継車にいます。そしてインカムを通じてその指示を聴くカメラマンは、会場の空気を肌で感じながら画を撮ります。
この関係に経験や要領はもちろん必要です。しかし、一番必要なのは信頼関係。私たち制作チームは、カメラマンをはじめとする技術スタッフの信頼を得られるようなカット割りとオペレーションをし、彼らのワクワク&ドキドキな期待に応えることから仕事が始まります。
 
別の部署から番組制作セクションに戻って半年。ステージ上で繰り広げられる読響の皆さんのの素晴らしい演奏をテレビを通じて多くの方々に届けるために、もっともっと“チーム日テレ”の力を上げて行きたいと思う今日この頃です。

皆さんの緊張感がヒシヒシ伝わってきます。うまくお仕事が終わったときのお酒はさぞかしおいしいんでしょうね!!!

ワカチュコ
2009年02月18日

>ワカチュコさま
こんにちは。上手く行った日はお酒もご飯も美味しいです! ちょっとテンションも高くて、なかなか寝付かれなかったりもします。^^

まさ
2009年02月18日

まさ様、スタッフの皆様、こんにちは!
 
とても興味深い「裏・深夜の音楽会」ですね!
 
撮影で担う重責はディレクター≦カメラマンと勝手に判断せて頂きました。(笑)スポーツは「筋書きのないドラマ」と言われますが、音楽は「筋書きのあるアート」とまた勝手に思っております。放送される曲を暗譜されている方にとっては画像への期待が更に高まると思います。
 
番組をビデオ付デジタル音楽プレイヤー用に配信・販売されてはいかがですか?ビデオ付オーケストラ演奏はまだないのでは。ブラス・アンサンブルではカナディアン・ブラスのCanon in D Majorが音楽ビデオで販売されており購入しました。
 
最後に、この番組を日曜日の夜8時から放送したらきっと注目されると思います!
 

ベルキャット
2009年02月23日

>ベルキャットさま
こんにちは。コメントありがとうございます。
ディレクターとカメラマンの関係は、指揮者と演奏者の関係にどこか似ている気がします。「自分で音を出さない演奏家」指揮者と、「自分で画を撮らないテレビ制作者」ディレクターと言う意味において。。。
デジタル音楽プレイヤーでのコンテンツ配信のご提案、とても興味深いです! ありがとうございます。 色々と楽しい展開がしていかれたら…と思っています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

まさ
2009年02月23日
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2009年02月11日

 

本日「深夜の音楽会」放送です!

こんにちは。ディレクターの“まさ”です。
 
今日深夜02:14 ~にOAされる「深夜の音楽会」(関東ローカル)は、世界No.1の人気と実力を誇るトロンボーン奏者リンドバーグさんがアホ作曲「交響曲第9番~トロンボーンと管弦楽のための」を演奏なさいます。
 
クラシック界には少ないトロンボーンのソリスト。世界的ヴィルトーゾの登場と言うこともあって、読響トロンボーンセクションの皆さんもリハーサルを客席でじっくり聴いておられました。
特に、この日の出演は無い首席奏者の桒田さんは、「客席でゆっくり聴かせてもらおうと思って…」とのこと。聞けば、日本管打楽器コンクールのトロンボーン部門で第2位を受賞した頃に手ほどきを受けたことがある、という間柄だそうで、「覚えてないだろうなぁ、と思っていたら、しっかり覚えてくれましたよ」と嬉しそうに話してくださいました。
リハーサルの合間には、リンドバーグさんとトロンボーンセクションの皆さんで談笑する姿も…。いつもはどっしり構えているように見える読響の皆さんの笑顔が、少年のように見受けられました。
 
その大スター・リンドバーグさん。実は指揮も作曲もするというマルチな才能の持ち主。友人でもある指揮者のヴァンスカさんは「彼は演奏だけでなく、ステージで裸になってパフォーマンスするような前衛的なエンターテイナー。彼がステージに居るだけで華やかになる」とおっしゃり、「今回の曲は私の指揮で一緒に世界初演をした思い出深い曲。北欧から遠く離れた日本で一緒に演奏することが出来て、この上なく幸せ」と笑顔で語ってくださいました。
 
そんなリンドバーグさんとヴァンスカさんが共に驚いていたのが、読響の演奏レベルの高さ。協奏曲であり交響曲であり現代曲であるこの曲は、独奏者のみならずオケにとっても難曲。それをリハーサルを重ねる毎に音楽的なレベルを上げて行く様子を見て、リンドバーグさんもオケの方を振り向き、自らトロンボーンを吹きながら「こんなアンサンブルにしたい」と、より高い注文をしていました。
そんなアーティスト同士が互いに触発し合いながら作り上げられたのが今回の演奏です。
 
残念ながら全曲をお届けすることはできませんが、この放送から是非とも色んな空気を感じ取っていただければと思っています。
そうそう、リンドバーグさんの演奏もさることながら、端々に登場する読響の楽員の方々によるSOLOも大注目です。チューバ・トランペット・打楽器 etc.…。すっごく難しいことをカッコ良く聴かせてくださいます。
 
 
ルンルンなお、BS日テレでは2月25日(水)夜7:00〜から放送予定です。
ルンルン地上波&BS共に、5.1chサラウンドでもお楽しみいただけます。

まさ様スタッフの皆様、こんにちは!

アホ/交響曲第9番の名場面集!!

1.クリスチャン・リンドバーグ氏の口元アップ
⇒ 向って左側(ベルのない方)からはっきりと見えました。

2.ユーフォニアムとチューバのミュート演奏
⇒ アルトホルンでしょうか?

3.金床を金づちで叩く場面
⇒ ホルスト/吹奏楽のための組曲第二番 ヘ長調の「鍛冶屋の歌」を思い出した方は正解!?

?.直前番組「汐留☆イベント部」にも出演されている古市部次長の残像効果で・・(爆笑)

☆ リンドバーグ氏の「熊蜂の飛行」観たい~!

ベルキャット
2009年02月12日

>ベルキャットさま
いつもコメントありがとうございます。お楽しみいただけましたか?

1.リンドバーグさんの口元… 芸術劇場はカメラの位置が少し遠いのですが、カメラマンに頑張って狙ってもらいました。スライドの握り方や、ロータリーの形状など、他にも特徴的なところがたくさん発見できました。

2.ユーフォニウム… スコア上は「バリトン」となっています。今回、奏者の方が使っておられたのはユーフォニウムですね。この曲、チューバもバリトンも難しいパッセージがたくさんなんです。

3.金床… ホルストの“2組”、懐かしいです! 高校の頃に定期演奏会でやったのですが、最後のピッコロが一拍早く終わってしまい、ハッ!としたのを思い出しました。金床はスコア上は「incudini」となっており、通常「アンビル」と呼ばれるものを使っていました。おっしゃる通り、ホルストの「組曲第2番」で使われるものと一緒です。「線路を切り出してきたもの」なんて説明されますが、それを聞くにつけ「なかなか切り出しにくいだろうなぁ」と思っちゃいます。^^;

☆ちなみに今回のアンコールは「くまんばち」ではありませんでした。放送で流れたのは25年前に録音されたCD。実は私が個人で持っていたものです。
あの演奏をなさってるご本人にインタビューできるなんて、ほんと、ラッキーでした。
(長文で失礼しました)

まさ
2009年02月12日
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2009年02月10日

 

9年前の2月に出会った素晴らしいホール

こんにちは、まさです。
2月です。この時期になると、私はいつもある“ホール”を思い出します。

今から9年前の2000年2月、読響は欧州ツアーに出ました。
1998年に常任指揮者となったアルブレヒトさん率いる大きなツアー。これに我々TVスタッフも同行させていただいたのです。
 
最初に向かったのはスペイン領カナリア諸島。スペインと言っても本土からは1000kmも離れた大西洋上に位置します。アフリカ・モロッコからは100kmほど。海岸沿いには砂丘が広がっており、この砂はサハラから飛んで来たものだ、と伺いました。
そのカナリア諸島で行われていた「カナリア諸島音楽祭」に読響が参加。この年の「カナリア諸島音楽祭」はミレニアムを記念したスペシャル版で、世界5大陸を代表するオーケストラが集うと言う趣向でした。そこに読響はアジア代表として招かれたのです。
ちなみに他はと言うと…ヨーロッパ代表・ウィーンフィル、アメリカ大陸代表・ニューヨークフィル、とそうそうたる顔ぶれです。
 
7つの島からなるカナリア諸島。音楽祭はそのうちの2つの島で開かれました。(ハワイを想像していただければ良いかもしれません。“オアフとマウイで演奏会”といったイメージですね)
最初の演奏会はカナリア諸島最大の島、グラン・カナリア島。日本の遠洋漁業基地があり、日本領事館もあるというこの島は、食べ物は美味しいし(何せ魚介類が美味しいんです!!!)、気候は温暖だし、素敵なところでした。
 
 
そして、この島の演奏会場「オーディトリオ・アルフレード・クラウス」は、生涯忘れることのない美しいホールでした。
 
「アルフレード・クラウス」とはスペインを代表するテノール歌手の名。バルセロナ五輪の開会式で「オリンピック讃歌」を歌い、来日公演でも聴衆を魅了した世界的テノールのクラウスは、実はこの島の出身です。そんな島の英雄の名を冠したホールが、大西洋に面した岬に立っていました。
 
まるで灯台のような姿。カナリアの日差しを浴び、気高い佇まいを見せていました。
 
そして驚くべきはホールの中。
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ステージの背面には大きなガラスまど。その先には、海が見えるのです!!!
ステージの延長線上に見える水平線。客席に足を踏み入れたとたん、思わず息を飲む光景。
すごい! すごすぎます!!
 
読響はこの会場で2夜にわたり熱演を披露しました。その模様は現地の放送局で生中継。期待の高さが伺えました。
 
あの日、「新世界」のあとに起きた大きな拍手!
それを嬉しそうな顔で受け止めるマエストロ&読響の皆さん。ビデオカメラのファインダーを覗いていたのに、目に涙が浮かんできて、危うく大切な映像がピンボケになるところでした。
ほんと、夢のような演奏会。
 
一行はここを皮切りに、もう一つの島・テネリフェを経由し、ザルツブルグ・デュッセルドルフ・フランクフルトなど2週間にわたるツアーを敢行。そこでアルブレヒト=読響の実力を世界に発信することとなりました。
 
  
出来ることならもう一度行ってみたいグラン・カナリア。
本当に美しいホールがそこにあります。
ホールフェチ^^; の私にとっては、見ているだけでも、客席に座っているだけでも、至福な時間でした。
 
 
ルンルン音楽祭のパンフ…460ページもあります
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ルンルンパンフの中の読響のページ…この日のソリストは首席ティンパニスト(当時)の菅原淳さんでした
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オケのプロフィールにあるカナリア諸島音楽祭って、こんな綺麗なコンサートホールで行われてたんですね。でもお客さんは演奏に集中できるのかな? 私も一度行ってみたいです。o(^-^)o

こんちゃん
2009年02月12日

>こんちゃんさま
こんばんは! 実はあのガラス窓、コンサートの行われる夜になると真っ暗で外は全く見えません。写真のように海が見えるのは昼だけなんです。もっとも、それはそれで美しいんですよ。
そう言えば、池袋の芸術劇場も開館当初は休憩時間になるとステージ正面の壁が開いて、庭園が見えていました。最近は見ることないですね。今でも開くのかなぁ。。。

まさ
2009年02月12日
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2009年02月03日

 

門外不出^^;

チョット前の話ですが。。。。
昨年の11月、人見記念講堂での本番終わりに読響スタッフのHさんに呼び止められました。
「まささん、我々のオケに入りませんか?」
聞けば、読響スタッフさんによる裏方オケをやる、とのこと。いつも皆さんの仕事場にお邪魔している身のテレビ屋としては、読響裏方スタッフとしてカウントしていただけるという望外の喜び!
その場で「もちろん!」と即答したのは言うまでもありません。


そして12月になり、その概要が明らかになりました。
演奏するのは2009年1月8日の読響練習場。この日が年明け最初の練習となる読響の皆さんは、リハーサル後に簡単な新年会を行います。その余興として演奏する、というわけです。オケの名は「ヨミウラ日本交響楽団」。読響の裏方さんだから「ヨミウラ」。わかりやすい^^


読響スタッフの皆さんは、学生時代アマチュアで楽器をやっていた方が多く、また楽器運搬のお手伝いをなさっている大学生の皆さんも大学オケに入っている方ばかり。(ちなみに自分も学生時代は大学オケに入っておりました*^^*) かくして、総勢20名による「ヨミウラ日本交響楽団」が動きだしました。
年末年始にかけて3度の練習。そして迎えた1月8日。


練習所の食堂では新年会が進行し、歓談タイムとなった裏で練習ホールにスタンバイ。団員さんの多くはこの企みをご存じありません。なので、コッソリコッソリ。。。
準備ができたところで、お客さまをご案内します。しかしこの本番、何がすごいってお客さんが日本を代表するオケのメンバーばかり! そんな方々の前で演奏するってんだから、勇気ある企画です。いつもは裏方を務めるメンバーの顔を見てどよめくお客さま。一方、緊張と照れくささで顔の引きつるヨミウラ面子。


かくして本番が始まりました。
曲は「セビリアの理髪師」から「序曲」とアリア「町の何でも屋」の2曲。
制作課Iさんのファゴットソロにブラボーが飛びます! そして広報のHさんのソロによるアリアで大盛り上がり! さすが読響の楽員の皆さんは盛り上げ上手です。
アンコールまで演奏して、無事お開きとなりました。


こんな一体感が今の読響のベースにあるのだなぁ、と実感しました。
「今年も一年、頑張りましょう!」という思いを、こう言った形で楽員さんに伝える裏方さんたち。ステージの上だけではない、この素晴らしいオケの“力”を見た思いがしました。


拙い演奏でしたが、とにかく楽しくやらせていただきました。終演後は楽員の皆さんから暖かいお言葉をちょうだいし、本当にありがたいこと!
次回公演はいつだかわかりませんが、またぜひ参加させてください!


太陽門外不出の写真を一枚。これはコッソリとスタンバイをしている時の様子。
注目はトランペットの向かって右手の男性・・・・もしや、この方はキラキラ!!!
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おわかりになりますか?
写真がちっちゃすぎますもんねぇ。


では、さらなるヒントはココをclick

はじめまして。( ^.^)  いつも動画やブログをのぞかしてもらってます。
私も学生時代にオーケストラに入っていましたが、今ではすっかり聞くだけになってしまってます。このお話を読んで、まささんのお仕事ってとってもうらやましいお仕事だなって思いました。(テレビのお仕事は大変なんですよね。ゴメンなさいネ。でもうらやましい!!)
それにしても裏方さんも演奏家の皆さんも仲の良いオーケストラなんですね。素晴らしい演奏会の陰でお仕事されている裏方の皆さんも読響の大事なメンバーなんだなと改めて感激しました。
これからは舞台セッティングに出てくる方や、受付にいる方にも注目しちゃいそうです。*\(^o^)/* 


とっても素敵なおはなし、ありがとうございました。たくさん色んなお話を聞かせてくださいね。

にゃご
2009年02月03日

プロオケの中にアマオケって! 思わず突っ込んじゃいます!
写真のラッパ吹きは読響の若きマエストロ? あえて指揮ではないんですね。(笑)

ワカチュコ
2009年02月04日

>にゃごさま
いらっしゃいませ。^^
舞台上での素晴らしい演奏の陰で、多くのスタッフの方々が働いていらっしゃいます。その方たちの仕事のクオリティの高さも含めて、プロのエンターテイメント集団なのですね。その意識の高さに、いつも勉強させていただいています。
コンサートホールに足を踏み入れた瞬間から、ぜひ色んな“人”にご注目ください。何か新しい発見があったら、ぜひコメントくださいね!


>ワカチュコさま
いらっしゃいませ。^^
ハハハ、まさにその突っ込み通り!! お見事です。
クイズの答えも・・・・・ま、何せアマチュアオケですから。プロの方は本職での参加はNGなんだそうです。^^

まさ
2009年02月05日

ヨミウラ日響はどこかで普通にお披露目しないんですか? 聞いてみたーーい!!

こんちゃん
2009年02月07日

>こんちゃんさま
いらっしゃいませ。m(__)m
今のところお披露目はなさそうですねぇ。“内々でのお楽しみ”と言った感じです。いただいたご意見は、読響スタッフの皆さんにしっかりと伝えさせていただきますね。ありがとうございました。

まさ
2009年02月08日
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2009年01月28日

 

収録でした。

おはようございます。ディレクター“まさ”です。

先週金曜日は収録でした。サントリーホールでの定期演奏会です。

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上岡敏之さんの指揮&フランク・ブラレイさんのピアノ独奏による4曲プログラム。熱気に満ちた演奏に、会場のお客さまからも多くの歓声が飛んでいました。

今回のように、マーラーの10番やリヒャルト・シュトラウスの「ばらの騎士」といった大きな編成の曲が複数並ぶ収録では、ディレクターの緊張が特に高まります。舞台狭しと並ぶ楽員の皆さん…その合間を縫って置かれているマイク…カメラで撮りたいところが見えない!なんてこともしばしばなのです。もちろん撮り直しはききません。すべてが一発勝負! このためにリハーサルではマエストロや楽員の皆さんのご協力をいただきながら、画のチェックを進めていきます。

リハーサルの後は、カメラマンとディレクターが部屋にこもって全てのカットを急いでチェック!
ちなみに今回の収録では開演5分前まで、この打ち合わせが行われていました。

結果、とても迫力ある映像を撮ることができたように思います。
もちろん、サントリーホールでの生の感動に勝るものはありませんが、テレビ中継ならではのアングルで指揮者や演奏者の皆さんの真剣表情をご覧いただけることでしょう。


この日は、以前私たちの番組で司会を務めていた町 亞聖(元アナウンサー、現在は報道局勤務)が久々に会場に顔を出し、迫力満点の演奏会を堪能。終演後は「やっぱり生はいいですねぇ」なんて言いながら、ホール向かいのお店で一杯!
素晴らしい演奏会の後は美味しいお酒!! これに限ります。

読響の皆さんは只今ツアー中。今夜は北九州明日は福岡。終演後は美味しいお酒、飲んでらっしゃるのかなぁ?

初めてコメントします。

この演奏会を聞きにサントリーホールへ久しぶりに行ったのですが、素晴らしい演奏に感動しました。テレビカメラがありましたので、放送で改めて堪能しようと思っていたところです。
このブログを拝見し、テレビスタッフの皆さんの緊張感あふれる仕事ぶりを知ることができて、放送を見る楽しみが一つ増えた気がします。

どうぞお体に気を付けて、良い番組作りに頑張って下さい。

bach-ha-ha
2009年01月30日

>bach-ha-haさま
コメントありがとうございます。ご期待に添えるよう頑張っていきたいと存じます。励ましのお言葉、とてもうれしいです!^o^

まさ
2009年01月30日

まさ様スタッフの皆様こんにちは!
TV放送や動画で指揮や演奏技巧を見ると曲の聴き方が変わります。スタッフの方々が視聴者に与える影響は大きいですね!別番組ですがズーミンの森で番組ブレインの水島氏は音楽番組で楽譜が読めないのでカット割りができなかったと告白されていました(笑)
ブログの写真は番組台本のようですが打ち合わせはスコアを使うのでしょうか?町 亞聖さんは休憩時間にホールのロビーでビールやワインを頂いたのでしょうか?(笑)


ベルキャット
2009年02月02日

はじめまして。上岡さんと読響の名古屋公演に行ってきました。“ばらの騎士”が最高でした。収録があったようですが、名古屋では深夜の音楽会の放送がされてないようなので、Bs日テレで拝見していますが、上岡さんと読響東京公演のBs日テレでの放送はありますか?

sakura
2009年02月03日

>ベルキャットさま
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、映像の撮り方が曲の印象について見る方に影響すると思います。多くの方にクラシックをさらに楽しんでいただけるような番組作りを心が掛けてまいりますので、これからもよろしくお願い致します。

さてお尋ねの件。
実はスコアを使うのはディレクターとタイムキーパーと音声担当者の3人だけなのです。カメラマンは「誰を撮るか」「ズームなどのカメラの動きはどうするか」といったことが一覧となっている“表”を頼りに画作りをしていきます。それらの映像を中継車で見ているディレクターがインカムを通じて指示を出し、収録が行われているのです。毎回ドキドキの本番です! 詳しくは改めて、このブログでお話させていただきますね。

それと町さんは夕方のニュースを終えての来訪でしたので、残念ながら前半は客席で聞けず、後半から客席で聞いていました。ですから休憩中のアルコールは残念ながらお預けでした。^^

まさ
2009年02月03日

>sakuraさま
コメントありがとうございます。名古屋での公演行かれたんですね。^^  愛知県芸術劇場は外から建物だけ拝見したことがあるのですが、未だ入ったことがありません。ぜひ行ってみたいホールの一つです。
さて「ばらの騎士」のBS放送についてですが、詳しい日時は未定ですが、4月に放送される予定です。(関東地区の地上波も同じく4月放送です)
ぜひお楽しみください。

まさ
2009年02月03日

まさ様、さっそくお返事ありがとうございました。
4月に放送されるということで、ホッとしました(^^)楽しみにしています。ありがとうございました。
愛知県芸術劇場のコンサートホール(4F)は、音響も良くてきれいなホールです。大ホール(2F)もすばらしく、オペラ公演もよくあります。
読響のコンサートは毎回足を運びますが、今回は大ファンの上岡さんが指揮者ということで本当にすばらしいコンサートを聞かせていただきました。また来てくださらないかな・・。
 まさ様、まだまだ寒い日々が続きますが、お仕事がんばって下さいね。

sakura
2009年02月03日
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2009年01月13日

 

よろしくお願いします。

はじめまして。m(_ _)m ディレクターの“まさ”と申します。
今日から「深夜の音楽会」制作スタッフによるブログをスタートさせることになりました。不定期の更新ではありますが、番組制作の裏話や、色んなご報告をさせていただきたいと思っています。

何せ放送は月に一回…なかなかリアルタイム感あるお知らせが難しく、正直言って歯がゆいところがたくさんありました。また、放送ではお伝えしきれない出来事もたくさんあります。そういった意味でも、このHPを通じて、番組をお楽しみに頂いている皆さんとの接点を少しでも増やすことが出来たらとても嬉しいことです。

「深夜の音楽会」には色んな立場の、色んな年代のスタッフが集まっています。それぞれが思いを込めて書いてまいりますので、どうぞ末永いお付き合いのほどをお願い致します。

また、当ブログでは皆さんからのコメントもお待ちしています。
(コメント掲載は管理人による承認制となっております。その旨ご了解ください)

正指揮者下野竜也さんのステージ映像が少ない気がします。ぜひ公開お願いします。

とんちんかん
2009年01月23日

スタッフの皆様こんにちは!
土曜日深夜の放送はゴールデン進出に等しい嬉しさがあります。引き続きナビ担当の古市アナも素敵な黒のドレスで番組に花を添えて下さり嬉しい限りです。できましたら有料でも以前と同様に高画質のネット配信をお願いします。リクエスト曲はスメタナの交響詩モルダウです。最後に日テレといえば「深夜の音楽会」ですよね!

ベルキャット
2009年01月25日

がーん。。。今月見逃したぁ。。。。orz

mizutama
2009年01月26日

>皆様
コメントありがとうございます。放送のみならず、動画配信についてもご意見をいただき嬉しい限りです! 皆様のリクエストを少しずつでも反映させていけるよう、頑張らせていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。

まさ
2009年01月28日
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