宮内庁は４月から
初めてインスタグラムで
情報発信を始めると２５日発表しました。

こちらがそのインスタのイメージ画面です。
４月以降はフォローすることができます。

公開は４月１日、つまり来週月曜からで
まずは両陛下の活動の画像を
投稿することから
始めるということなんです。

ただ、コメントや
ダイレクトメッセージはできず、
宮内庁は意見がある場合は
ウェブサイトから
　　　　送ってほしいとしています。

海外では
ロイヤルファミリーは積極的に
ＳＮＳで発信しています。

イギリスでは
２０２２年に亡くなったエリザベス女王が
「開かれた王室」をめざして
ＳＮＳに力を入れていたのは有名です。

こちらは、女王自ら
iPadでインスタを投稿する様子。

イギリス王室の公式インスタグラムは
フォロワー数が実に
１３４０万人にのぼります。

日本時間の２３日には
キャサリン妃ががんと診断されたことを
自らＳＮＳで告白したばかりです。
２分ほどの動画を公開し、
「今は完全に回復することに
　集中しなければなりません」
と、治療に専念する考えを
国民に直接、伝えました。

２０２２年秋篠宮さまは会見で
海外の王室はウェブサイトとＳＮＳを
組み合わせて使っているとしたうえで、
「正確な情報をタイムリーに
　出していくということが必要」
と、ＳＮＳを使った情報発信の
意義を述べられました。

宮内庁は２０２３年４月に広報室を設置。
民間からの登用を含めた１０人体制で
海外の王室のＳＮＳを分析するなど
準備を進めてきました。
立ち上げから１年の節目での
インスタグラム開始となりました。

ねらいは、
次の時代を担う若い世代にも
皇室への理解を深めてもらいたい
　　　　　　　　というものです。
若い世代はＳＮＳで情報を
入手していることが多いため、
これを入り口にウェブサイトの
より詳しい情報に
　　　接してもらいたいということです。

情報発信を強化する背景には、
秋篠宮家の長女、　
小室眞子さんの結婚をめぐって
様々なインターネット上の
書き込みがあったことがあります。

また、皇室に関して
憶測や事実でない情報もあり、
広報の強化が課題となっていました。

今後は、両陛下だけなく
秋篠宮家や他の皇族方の情報も
発信することを検討。

さらに、Facebookなど
他のＳＮＳを始めることも
検討していくということです。