切り方で味が変わる!正しい包丁の使い方とは?

2021.08.31

■三徳包丁(万能包丁)


三徳とは、野菜、3つの使い道を意味する言葉
同じ三徳包丁でも、お値段は様々
お安い包丁でもきちんと使えば大丈夫!

■正しい包丁の使い方

~正しい立ち方~

まな板に対して、真正面に立つのではなく
利き手側の足を一歩引き、45度の角度で立つ!
 (※肘を動かしやすくするため) 

~切り方~
肘から切るイメージで!

~持ち方~

①中指を柄の付け根に引っ掛ける
②親指と人差し指で刃の両側を挟み込むようにする!


柄を握るだけだと、包丁の向きがブレやすいため、三点留めする形で持つ!

正しい持ち方が難しければ…
人差し指を峰の上に当てるだけでも良い!

■刃先以外の包丁の使い方

【腹】…ニンニクなどを潰す時に使う
【峰】…魚のウロコやゴボウの皮をこそぐ時に使う

■飾り切り

切先をうまく使いこなせれば…
きゅうりの飾り切り

①きゅうりを斜めに置き、包丁の先を45度に保ちながら、切り落とさないように7割くらいの深さで細かく切れ目を入れる
②きゅうりを裏返しにし、反対側も①と同じように切っていく
③切り終えたら、丸く形を整え完成!

★ポイント★
きゅうりの蛇腹切りを作るこの動作に、包丁の基本の全てが入っており、同じ角度・同じ幅・同じ深さにそろえる切り方はどんな料理でも応用できる!

 

アゴをうまく使いこなせれば…
りんごの飾り切り〈市松模様〉

①りんごを1/4にカットし、種もカットする
②皮に縦と横の切れ目を入れていく
③切れ目を入れ終えたら、包丁のアゴを使って皮を市松模様になるように交互に剥いでいき、完成!

 

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