初心者 桝が学ぶ、知られざるテニスの科学
2018.10.31
上達への道
①サーブは回転をかけないと入らない!回転をかけることで、初心者でも、ネットにひっかかることなく高く越え、コートの手前にボールを入れることができるんです。 真っ直ぐ打つのではなく、ナナメに角度をつけてラケットを振ることで、回転がかかり、ネットを越えていく安定したサーブになるのが、初心者でも覚えられる技術「スライスサーブ」です!
②ラリーも回転!スライス(下回転)がオススメ!
テニスのショットは、大きくわけると3種類。 ボールに対し真っ直ぐ打ち、無回転に近い球種が「フラット」。 回転するショットは、上回転と下回転の2種類。 下回転のほうを「スライス」と言い、ボールの下を滑らせて逆回転をかけるショット。 錦織選手も、実際に試合で使う大事なプレーなんです。 スライスショットでかかる回転は、いわゆるバックスピン。空気抵抗を直で受ける為、遅くなるんです。 普通のショットと比較してみても、打った瞬間からバウンドするまでの時間が長く、ゆったりと打てるスライスは、ラリーが続かない初心者にもうってつけ!
③股抜きショットを決めたい
頭の上を抜かれてしまったボールを後ろ向きのまま、股の間からボールを返す華麗なショット。 観客のための魅せるプレーのように見えますが、実は非常に理にかなったショットだったんです。 振り返って打つことができなくなって、足の間から打つしか方法がないというもの。 相手からするとどこにボールを打つか予想ができないので、エースになる可能性があります。